蝉の声

2007-08-24 06:43:11 | 市民A
毎日の通勤ロードに近隣の公園内を歩く方法がある。
そうすると。蝉が鳴き続ける森の中を数分歩く。



ちょうど蝉が通勤の路すがら、多数、地面や道路に横たわっている。

しかし、道路に落ちている蝉のうち、いくばくかはまだ仰向けになっても足を動かしている。
かわいそうなので、うつぶせに戻して近くの地面に戻してやるのだが、きりがない。結局、そのまま動かなくなる。


蝉の一生を考えれば、生涯が仰向けでおわっても、うつ伏せで終わってもたいして意味はないのだろうが、人間におきかえれば意味があるのかないのか。

とりあえず、数十匹の道路に横たわった蝉を仰向けからうつ伏せに替えてみたのだが、ただそれだけなのかもしれない。人間だったら最後の瞬間は上を向いて観念するべきかもしれないが、個人的にはうつぶせと言うのもいいのかもしれない。蝉の目は体の最も前についている。どっちでもいいはずだ。

そんなことを考えているうちに、既にとんぼのつがいが飛び始めている・・