平成18年12月22日金曜日午前10時。二つの現代劇が同時進行する。一つの舞台は幕張メッセ。ライブドア株式会社第11期定時株主総会。そしてもう一つの舞台は東京地方裁判所。こちらは「平成18年特(わ)第498号等」と連番を付けられた堀江貴文被告人他に対する証券取引法違反容疑の公判。まったく同じ10時開廷である。
どちらも、ビッグイベントだ。休暇をとって両方見られればいいのだが、何しろ東京地裁は9時20分から傍聴席の抽選開始。落選してから幕張に向かうとかなり到着が遅れる。一応、ライブドア上場廃止直前に、80円台で買い集めた株券が再上場して1000円になるのを心待ちにしている動機不純株主なのだが、幕張には正規入場券がある。そして奇妙な議案の数々が郵送されている。さらに、総会の中で、「事件についての外部機関による調査報告書」が発表されるということになっている。
さて、株主総会の議案が奇妙な点は、「会社側提案」と「株主側提案」と分かれていること。第一議案から第四議案までは会社側提案。
会社側提案
1.決算書類承認の件(本来、もっとも重要な議題のはず)
2.商号変更(ライブドア→ライブドアホールディング)
3.社外取締役4名交代(USENの宇野社長個人が株主だったはずだが、宇野氏にかわりUSENから社外取締役)
4.株式100株を1株とする(4月2日付け)
株主側提案
5.株式100株を1株とする(2月1日付け)
6.平松社長解任の件
7.商号変更(ライブドア→再生)
8.監査法人の複数化
9.社外取締役4名の解任
10.社外取締役の賠償限度額の設定
まあ、同時進行はライブドア的とも言えるが、こちらも休暇などとれるかどうか疑問もあるので、NIKKEI NETで鑑賞することになりそうではある。でも両方とも見たいし・・
注意:東京地裁では、まったく同時刻に、「電磁的公正証書原本不実記録同供用 平成18年刑(わ)第1901号」も開廷されるので、誤ってそちらの傍聴券を入手しない方がいいとは思うが、そちらの方が面白い場合もあるかもしれない。
どちらも、ビッグイベントだ。休暇をとって両方見られればいいのだが、何しろ東京地裁は9時20分から傍聴席の抽選開始。落選してから幕張に向かうとかなり到着が遅れる。一応、ライブドア上場廃止直前に、80円台で買い集めた株券が再上場して1000円になるのを心待ちにしている動機不純株主なのだが、幕張には正規入場券がある。そして奇妙な議案の数々が郵送されている。さらに、総会の中で、「事件についての外部機関による調査報告書」が発表されるということになっている。
さて、株主総会の議案が奇妙な点は、「会社側提案」と「株主側提案」と分かれていること。第一議案から第四議案までは会社側提案。
会社側提案
1.決算書類承認の件(本来、もっとも重要な議題のはず)
2.商号変更(ライブドア→ライブドアホールディング)
3.社外取締役4名交代(USENの宇野社長個人が株主だったはずだが、宇野氏にかわりUSENから社外取締役)
4.株式100株を1株とする(4月2日付け)
株主側提案
5.株式100株を1株とする(2月1日付け)
6.平松社長解任の件
7.商号変更(ライブドア→再生)
8.監査法人の複数化
9.社外取締役4名の解任
10.社外取締役の賠償限度額の設定
まあ、同時進行はライブドア的とも言えるが、こちらも休暇などとれるかどうか疑問もあるので、NIKKEI NETで鑑賞することになりそうではある。でも両方とも見たいし・・
注意:東京地裁では、まったく同時刻に、「電磁的公正証書原本不実記録同供用 平成18年刑(わ)第1901号」も開廷されるので、誤ってそちらの傍聴券を入手しない方がいいとは思うが、そちらの方が面白い場合もあるかもしれない。