ピストンエンジンは永遠か!な?

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物置サイズの原発!

2008年11月09日 | 代替エネルギー

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£13m shed-size reactors will be delivered by lorry
1,300万ポンドの物置サイズの原発、トラックでお届け可能

Nuclear power plants smaller than a garden shed and able to power 20,000 homes will be on sale within five years, say scientists at Los Alamos, the US government laboratory which developed the first atomic bomb.

庭の物置よりも小さく、2万世帯に電力供給が可能な原子力発電所が、5年以内に販売されるだろう、と初めて原子爆弾を開発した、ロス・アラモス研究所の科学者が言っている。

The miniature reactors will be factory-sealed, contain no weapons-grade material, have no moving parts and will be nearly impossible to steal because they will be encased in concrete and buried underground.

この小型原発は、兵器レベルの放射性物質も含まなければ、動かせるパーツも一つもない、工場で封印されるもので、更にコンクリートで固められて地中に埋められるので、盗むこともほぼ不可能という代物だ。

The US government has licensed the technology to Hyperion, a New Mexico-based company which said last week that it has taken its first firm orders and plans to start mass production within five years. 'Our goal is to generate electricity for 10 cents a watt anywhere in the world,' said John Deal, chief executive of Hyperion. 'They will cost approximately $25m [£13m] each. For a community with 10,000 households, that is a very affordable $250 per home.'

企業から初注文発注があり、5年以内に大量生産を開始する計画だ、と先週発表した、ニュー・メキシコにあるHuperionに、アメリカ政府はライセンスを発行した。
「我が社の目標は、世界中で、1ワット10セントで発電することだ」と、Hyperionのジョン・ディール代表取締役が言った。
「コストは一基あたりの費用は約2,500万ドルになるだろう。1万世帯が住むコミュニティなら、一世帯250ドルと非常に手軽な値段だ」。

Deal claims to have more than 100 firm orders, largely from the oil and electricity industries, but says the company is also targeting developing countries and isolated communities. 'It's leapfrog technology,' he said.

ディールは100社以上から注文を得た(殆どが石油発電業界)と主張しているが、同社は発展途上国や人里離れた場所にあるコミュニティも狙っている、と述べた。
「飛躍的技術だ」と彼は言った。

The company plans to set up three factories to produce 4,000 plants between 2013 and 2023. 'We already have a pipeline for 100 reactors, and we are taking our time to tool up to mass-produce this reactor.'

同社は、2013-23年に4,000基を生産するべく、工場を3つ設立する計画だ。
「既に100基分の見込み案件があるし、この原子炉の大量生産を目指して、時間をかけて準備を整えている」。

The first confirmed order came from TES, a Czech infrastructure company specialising in water plants and power plants. 'They ordered six units and optioned a further 12. We are very sure of their capability to purchase,' said Deal. The first one, he said, would be installed in Romania. 'We now have a six-year waiting list. We are in talks with developers in the Cayman Islands, Panama and the Bahamas.'

初注文を確定したのは、チェコ共和国の、水力発電と発電所に特化したインフラ会社、TESだ。
「TESは6基注文し、更に12基注文するかもしれない。購入する力はあると非常に確信している」とディールは言った。
最初の1基はルーマニアに設置されるだろう、と彼は言った。
「今、ウェイティングリストは6年待ちだ。ケイマン諸島、パナマ、バハマのディベロッパーと協議している」。

The reactors, only a few metres in diameter, will be delivered on the back of a lorry to be buried underground. They must be refuelled every 7 to 10 years. Because the reactor is based on a 50-year-old design that has proved safe for students to use, few countries are expected to object to plants on their territory. An application to build the plants will be submitted to the Nuclear Regulatory Commission next year.

直径僅か数メートルという原子炉は、地中に埋められるべく、トラックで配送される。
燃料は7-10年毎に供給されなければならない。
学生が使用しても安全、と証明されている50年前の設計図に基づいているので、領土内に設置することを反対する国はほとんどないだろう、と考え等得ている。
原子炉建設許可申請は、来年、原子力規制委員会に提出される。

'You could never have a Chernobyl-type event - there are no moving parts,' said Deal. 'You would need nation-state resources in order to enrich our uranium. Temperature-wise it's too hot to handle. It would be like stealing a barbecue with your bare hands.'

「チェルノブイリ型の事件は決してあり得ない。動くパーツが一つもないんだから」とディール。
「ウラン濃縮は国家規模の作業だ。温度的には、熱過ぎて触れない。まるで素手でバーベキューを盗むようなものだ」。

Other companies are known to be designing micro-reactors. Toshiba has been testing 200KW reactors measuring roughly six metres by two metres. Designed to fuel smaller numbers of homes for longer, they could power a single building for up to 40 years.

他の企業も超小型原子炉を設計中のようだ。
東芝は、約高さ6メートル幅2メートルというサイズの、200kw規模の原子炉をテスト中だ。
より長期間に亘って、より少数の家庭に電力供給するためのもので、一つのビルに最長40年間電力供給が可能になるかもしれない。(ttp://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/5918e97621b8ea575411c515552d436aより転載)

今日の記事はいわゆる孫引きなのだが、ご紹介したブログは日本の新聞などでは得られない海外の情報を集め翻訳しているので、ワタシも毎日訪問させていただいています。

この記事が事実なら、アメリカ経済復活のとっておきかもしれません。

いまのところの世界的趨勢は、自動車がガソリンなどを燃料にする内燃機関から、電気モーターに移行することです。ネット上の情報ではハイブリッドも暫定的なようです。

楽観的なのは、その際に電気が足りるかどうかで、通常サイズの原発の建設には数年も掛かるし、やはり核廃棄物の処理にも課題が残されている。

そして万が一のことを考えて都市からはなれた場所に建設すると、送電ロスも馬鹿にならないようで、直流送電も検討されている話も聞く。

あれやこれや考えると、原油バブルが弾けたのも関係があるのか?

”炭酸ガスは地球温暖化の犯人”なのか、それとも”炭酸ガスは地球を救う”のか、今のところ分かりませんが、"ピストンエンジンは永遠か?”の立場で考えれば、物置サイズの原発が普及すると、現在排出量の半分以上が削減されることになり、少々の排出は許されることになるかもしれません。ただし、ガソリンの入手自体は難しいかな?

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パトリック レーシング

2008年11月09日 | シリンダー、シリンダーヘッド

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Factory_outside

ナイジェル・パトリックのファクトリーには2度ほど行ったことがあり、画像が現在のweb siteに掲載されているものです。(ttp://www.patrickracingbillet.com/pages/about-pr.html)

Nigel_w_motor

古いドラッグレース ファンの方は懐かしいでしょう。何回も日本に来ています。

もっとも、現在はパフォーマンスパーツといっても、ハーレー系とヤマハのクルーザーのパーツが主力のようです。

まあ、むかしの話になると”スーパーグース”の制作のエンジンチューニングでは、大いに協力してもらったわけです。

ここで今日の本題になりますが、拙ブログの読者でおられる”いのっち”さんから「パトリックのグースシリンダーヘッドのバルブコッターは専用品か?」というお問い合わせをいただいています。

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レース活動をしていたのは15年も前になりますが、当時はレース前のエンジンオーバーオールは欠かさず行っていて、バルブスプリングなどは定期交換していましたので、実際はもっと多くジャンク品はあったはずですけれど、まあ、現在も残っているのはこれだけです。

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その中から、バルブ、リテーナー、コッターを拾い出し・・・・・

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ステム径は5.5mmと確認。

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仮り組みしてみれば、組み合わせが正しいか判明します。

油分を除いて、重力に抵抗しリテーナーが落ちなければ組み合わせが正しいと判断できます。

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送っていただいた画像と比べてみると、形状も同じです。

確かに7個しかありませんね。

この中古品でよろしければ、お送りします。ご住所をメールでお知らせください。

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