ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ハブ、シール、グリス

2007年02月26日 | タイヤ、ホイール、ハブ

人気blogランキングへ  今日も晴れて、昨日よりずっと暖かい。 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

急遽、第3回「明日のバイクを考える会」を開催することになりました。第2回に都合のつかなかった方も是非ご参加ください。

1、日時    3月1日(木) 午後6時30分から

2、場所    池袋周辺 参加者には詳しくお知らせいたします。

3、お申し込みはコチラにお願いします。興味のある方なら何方でも参加できます。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

Simg_0045_2

この車両は1999年モデルですから、ハブベアリングはメンテナンスの必要な、テーパーベアリングです。

手に持っているスペーサーを外すと、シールの奥にベアリングが見えます。

露出している部分は汚れていますが、フロントホイールは荷重が小さいので、グリスはまだ入れ替える必要がないほどキレイですが、シールがヘタっているようです。

シールが痛むと、雨中走行などで水が入りやすくなり、ベアリングが錆びてしまうことがあります。ベアリングが錆びるとグリスの色は茶色になりますので、その場合はベアリングの交換が必要になります。

Simg_0050_2

シールを交換してスペーサーも汚れを取れば、このように・・・・。

Simg_0052_3

後輪は荷重が大きいせいかグリスの汚れも激しい。

Simg_0053_2

ベアリングの洗浄は、まわりの汚れたグリスは拭き取ってからが早いです。

器は小さいほうが、洗い油が少なくて済みます。ココでは灯油を使うと引火の心配が少なくなります。しかし灯油は乾きませんから、パーツクリーナーで流すと良いと思います。

Simg_0057_3

ホイール側のレースもキレイにして傷などないか、よく点検します。

Simg_0058_2

グリスはベアリングのローラーの間にも押し込んで、ハブ側にもたっぷり塗っておきます。

薄いシムはエンドプレー調整用ですから損傷や入れ忘れに気をつけてください。構造は以前の記事の”ハブベアリング”を参照してください。

Simg_0059_3

新しいシールを押し込んで完了です。シールのリップにもグリスを塗っておくのも忘れないでください。

*ハブベアリングは重要保安部品ですから、整備は設備の整った国土交通省認証整備工場で行ってください。

人気blogランキングへ ハブが気になる方も、ソウでない方も、クリックお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿