米ハイウェー交通安全局(NHSTA)は、中国から輸入された自動車用タイヤのバルブ軸に欠陥があると見て調査を開始した。
クリスチャン・サイエンス・モニターによると、吸気口の同バルブ軸は現在、国内を走る自動車のタイヤに少なくとも3600万本使用されており、今夏にタイヤの欠陥を引き起こす危険性が指摘されている。
フロリダ州では、この欠陥が運転者の死亡事故につながったとする裁判が起こされているほか、輸入業者1社が今月から正式にリコールを開始した。2006年9月から07年6月の間に販売されたタイヤのバルブの大半に、早期のひび割れの疑いがあるという。
今回の調査は07年11月、フロリダ州オーランドで起きた死亡事故をめぐる裁判が発端とされる。死亡した夫の妻は、後輪のバルブ軸の欠陥がスポーツ多目的車(SUV)の横転につながったとして、販売元のディル・エアー・コントロールズ・プロダクツ(Dill Air Controls Products)を提訴。同社はこの後、NHTSAに「欠陥の可能性」を報告した。ディルで販売されているタイヤは、上海の企業が製造している。
このほか、オハイオ州ジョーンズタウンの輸入業者テック・インターナショナルも今月に入り、上海の他の企業が製造したバルブ軸600万本のリコールを発表した。
これは昨日配信されたニュースですが・・・・・。
これとはたして関係があるのか?
N氏から提供された情報と画像ではありますが、日本製の250ccスクーターです。 キャップの退色具合から見て、5~6年は経過していると見てよいでしょう。しかしそれほどの年月でゴムが劣化してトラブルを起こして良いものか? 乗っていた方の証言によると、普通に走っていて後部が重く感じた次の瞬間に大きく振られたそうです。 推測ですが、外に飛び出している状況から見ると、バルブの根元がタイヤ内部圧力により破壊され、一気に空気が洩れてしまったようです。それによりタイヤのビードは外れてしまったのですが、転倒しなかったり、他の車両と接触しなかったのは本当に不幸中の幸いです。 これはトラブルの車両とは異なったメーカーのもの。ゴムは内側のシーリングに使ってあるだけの全金属製。 経年劣化で壊れる可能性は少ないと思われますが、何かにヒットしたときはチョッと怖い。 これはワタシの愛車のもの。 昨年の暮れにタイヤを交換いたしましたが、薦められるままにバルブも同時に交換。 数百円でしたから迷わずに受け入れたのですが、作業したショップは当地周辺でも有名な大手ですから、数多くのケースを踏まえた経験上のことかもしれない。 いずれにしても、タイヤバルブの破損は事故にもつながる可能性がありますから、物価高騰のおり節約の気持ちが支配しやすい状況の中、タイヤ交換と同時にバルブも交換することをお勧めします。 またショップさんに於いては、バルブの在庫の充実と、定期点検などの際にはコチラも忘れずに点検を行うことをお奨めします。
念の為の交換が必要としたら、最初の購入時の安さが吹っ飛びますね。
資源的にももったいないし。
工業生産の中国へのシフトは止めようも無いので、早期の成熟を望みます。
さらまわしと申します。
いつも役に立つ情報をありがとうございます。
大変楽しく拝見させていただいております。
今回の記事とは全く関係がないのですが
ブログというのは過去の記事に質問、あるいはコメントをさせていただきたい場合に
その過去の記事のコメント欄にさせていただくのでしょうか??
よくわからなかったため、こちらに質問させていただきました。すみません。
質問ですが、現在1977FXSローライダーに乗っております。
もうじき車検なのですが、前後のキャリパーに遊び(ガタ)があり
そういう仕様なのだと聞いております。
しかしそれは検査に引っかかると言われ
自分(購入先)のところにはそれを証明する書類がある、と言っていました。
しかし今回ユーザー車検を受けようと思っているため、その部分を指摘されたとしたら、証明する方法がありません。
この部分は本当に指摘を受けてしまうのでしょうか。
またその場合どの様にして対処すれば良いのでしょうか。
「そんなのは企業秘密に決まってるでしょ!」と言われるのであれば大変不躾で申し訳ありませんでした。
しかし「教えてやっても良いよ。」とおっしゃるのであれば是非お願いいたします。
ユーザー車検のコメントを見ても、マフラーの事はやたらと沢山記事がありますが
キャリパーに関しては情報がありません。
本当に失礼な質問だとわかっておりますが頼るところがありません。
どうぞ宜しくお願いいたします。
購入先は「うちにまかせろ。」とそれ以上は何も言いません。がっかりしています。
書き込みは初めてですが、いつも楽しく拝見させてもらってます。
僕も似たような事を経験しました。
新車で買ったハーレーですが、購入して2ヶ月目走行距離800キロ時点の事でした。
朝起きてガレージに行くとハーレーのリアタイアの空気が無くなってペッシャンコになってました。
パンクだと思ったので、自走して近くの自動車屋さんに持って行こうとして、エアバルブから空気を入れようとした時、エアバルブの根元からポッキリと折れてしまいました。
ディーラーに引き取りにきてもらって、クレームで直しましたが、走行中でなくて良かったです。
>資源的にももったいないし。
安物が積んであると本当にもったいないと思います。大事にしませんし。
しかし、同じものを買うなら安いものを捜す自分もいますが(笑。
資源が高くなって、価格に転移できないと、更なるコストダウンが怖いです。
さらまわしさん、
>よくわからなかったため、こちらに質問させていただきました。
どちらでも結構ですよ。
>それを証明する書類がある
う~ん、聞いたことはありませんね。
ピンスライドですから、多少のガタツキがあるのは致し方のないところで、仕様というより構造というべきでしょうか。
ピンやブッシュの磨耗であまりにも動く量が大きければ、キャリパーがディスクを擦ってしまいますから、その場合は車検ウンヌンよりも直したほうが良いと思います。
ソレを書類でというのは本末転倒でしょう。
対処する部品(スプリングで押し付ける構造)が純正にも社外にもありますが、逆にブレーキの引きずりなど、2次災害を引き起こす恐れもあります。
いずれにしても、古い車両ですから、適切な整備をすることをお勧めします。
ユーザー車検なら、よほど酷くなければ受かると思いますよ。
「L型」バルブに関しては続きを書こうと思っています。
ヒビに気付いて良かったですね!
今後ともよろしくお願いします。
Zeroさん、
ホントに走っているときでなくて良かったですね。
そういった、普通ではあり得ないトラブルはメーカー側が解明してくれないと、犠牲者が出てからでは遅いのですが・・・。