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ピストンエンジンは永遠か!な?

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フライホイール組み付け③

2006年01月12日 | フライホイール
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左側のベアリングがキマったので次は右側です。(フウー)

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フライホイールの右シャフトはメーカーはピニオンシャフトと呼んでいます。
元々付いていたフライホイールセットと新しいO&Tの径を測って、ほぼ同一なのを確認します。

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クランクケースのベアリングレースを良く点検します。
本来はボアゲージなどで測って、真円度も確認したほうがベターですが、段つき磨耗などは見られないので「良し」としましょう。
磨耗が酷いと、ホーニングしてオーバーサイズのローラーを使う方法もありますので、安心してくださいね。
ワタシはココで使用限度を超えたモノは、まだ見たことがありませんが。

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ローラーも各部測定して、チェックしておきます。
三方向を測定すれば、真円度も分ります。測定するときはオイルを除去しないと値は変わってしまいます。
このように再使用する場合には、回転方向が変わらないようにしておいたほうが良いでしょう。

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左ベアリング(メーカーの呼び名はスプロケットシャフトメインベアリング)をエンドプレー5/100mmで設定しても、ピニオンシャフトの先端では2~3mmの動きがあります。

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メーカーのマニュアルでは、このように分解前のクリアランス測定方法を示しているので、クランクケースを仮組みして同じ方法で測定しました。
マニュアルではこのクリアランスは4~8/10000インチですから、1~2/100mmというところでしょう。
手の感触?で表現すると、ベアリングの付いたシャフトにケースを被せるときに抵抗を感じず、ケースを仮組みしてピニオンシャフトを揺すっても遊びが感じない程度です。もちろんフライホイールを回転させて、重かったり、引っ掛かってもNGです。
次はクランクケースの組み立てです。











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