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ピストンエンジンは永遠か!な?

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シリンダーフィン

2006年06月09日 | ピストン、シリンダー

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マフラーの記事にはたくさんのご期待をいただきました。ちょっとプレッシャーを感じています。

今日は重圧?から一休みです。

S3_46

最近は現行モデルへの縁がないので、今更という感じですが新しい発見です。

これは’04モデルの883です。シリンダーが妙に大きいのに気が付きました。

S4_37

これは’03年までのシリンダーですが、フィンが短い!寸法の差以上に小さく見えます。

S1_62

周知の事実ですが、883のライナーはこのように分厚いので、ボーリングでボアを広げれば1200にできます。

これだけ厚いと、貫通スタッドによるシリンダーの変形の問題は気にしないで済みますね。

しかし重い!

S2_57

TC88のシリンダーは形状の違いにより883より寸法的には小さいのですが、フィン自体は長くなっています。

S6_19

この比較はさほど意味がありませんが、シリンダーを前後方向から見た比較です。

TCのシリンダーも結構ビッグフィンですね。

S5_31

TCエンジンではベースガスケットを使わないでOリングになっています。

赤矢印ではオイル戻り穴をクランクケース側にOリング溝を設けています。

*ゴク初期のTCエンジンでは、後シリンダーのOリング溝の加工が良くなくて、Oリングが切れてしまいオイル洩れを生じた事があります。

ベースガスケットを何故廃止したかというと、オイル漏れ対策というよりシリンダーの熱を”クランクケースに逃がす”という意味合いのようです。

このように近年のモデルは、空冷エンジンでも何とか生き残る方策がアチコチに見られます。

S7_9

これはジッパーズ マグナム117 コンプリートエンジンです。

矢印はシリンダーの固定ボルトです。貫通スタッドでないのが分かります。

ですからこのシリンダーは鋳鉄!それでもフィンの大きさはこんなモノ。

量産車はある意味レースエンジンより苛酷な条件で使われます。

排ガス規制に対応する希薄燃焼はエンジン温度の上昇をもたらしますので、設計時点での充分な考慮がなされないとメーカーの存続問題にまで発展してしまいます。

ジッパーズのエンジン誰か買いませんか?


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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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シリンダーって同じメーカの現行の機種でも色々あ... (えふ)
2006-06-09 22:07:15
シリンダーって同じメーカの現行の機種でも色々あるんですね。
私は10年ほど前までタクシーの運転手をしてました。
越谷とか・・
東京で運転して事もありますが・・
燃料はLPGで4発の水冷OHVでした・・
基本的には観音開きのクラウンと変わりませんが^^;
4年で大体東京で40万キロ・・
埼玉では5年で45万キロ・・
バブルの頃は繁盛してよく走りました。
OIL交換は大体一月に一回だから
距離サイクル結構長いですね~

でも、持つんですよねーオーバーホール無しで・・
エンジンの機会ノイズは10万キロ超えた頃から静かになりスムースになります。

特に丁寧な扱いもせず。
サージング起こすくらい
アクセル踏む時もあるのに・・
オーバーホールなしです。

車と比べて、エンジンの寿命サイクルがこんなに違うのは何処が違うのかなぁ・・と

不思議です。

空冷と水冷の単純な違いだけ?

うーん

そうかなぁ・・

って思う今日この頃です。

(特にハーレー乗り始めてから感じてます)
返信する
よっぽど邪魔なんですね、ジムズ(笑。 (ジャイアン)
2006-06-10 05:20:39
よっぽど邪魔なんですね、ジムズ(笑。
ニュースポシリンダーは友人がこれ94‘につかないかな~と言ってたことを思い出しました。
なんとなく互換性はありそうな気はしますが。

スレ違いですが未だにエボビューのノーマルマフラーの実験はしてみたいですね。
HDJの担当が友人が参加した雑誌の座談会で抜けはスパトラディスク20枚分と豪語したらしいのでやっては見たいのですが、エキパイ作らなきゃならないし(笑。
だいたいスポにつけたら腹擦るし。

エボビューはみんなと言っていいくらいあのエアクリボックスとマフラーは交換されてしまっているのでドノーマルのままセッティングつめたらどうなるのか興味はありますが、すでに機会は失われていますね(笑。

あっピストンさんビュー嫌いだっけ。
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TC88デビューの頃、ビッグボアにしてはフィンが (おかわり)
2006-06-10 12:18:43
TC88デビューの頃、ビッグボアにしてはフィンが
小さいと言われた気がするんですが、
逆にデカいですね。
なんかフィンをでかくすると
フィンが振動で音を発する「フィン鳴き」ってのがあるらしく、
それを解消しつつ、放熱性との兼ね合いを
実現する設計が必要だったとか何とか。
返信する
えふさん、こんにちは。 (ピストン)
2006-06-10 20:40:34
えふさん、こんにちは。
そうだったんですか~
トヨタはそういう商品をつくっていたから今があるのでしょうね。
LPGが燃料だと、オイルが希釈されないので良い面があるのだとか・・・。
水冷もそうですけど、クルマのエンジンの長持ちはクランクケースとシリンダーが一体構造であるのが一つの理由だと思います。振動が少ないのもそうですよね。

Jaiさん、
今度のはジムズじゃなくて、ジッパーズです(笑)。

おかわりさん、
そうですね、ハーレーのはフィンの共鳴音があまり耳につきませんよね。
日本製のエンジンのフィンには鳴き止めのゴムがよく付いています。

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あっほんとだ(笑。 (ジャイアン)
2006-06-10 23:40:39
あっほんとだ(笑。
返信する

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