ピストンエンジンは永遠か!な?

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ナナハンブーム

2015年07月13日 | HISTORY

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1920年代のアメリカでの45cu in競争が日本で再現されたことは前述しますが、1969年のホンダCB750Four,1971年のスズキGT750 カワサキ750SS、1973年のヤマハTX750をこうして並べてみると、意図したものか、それぞれの事情によるものか、個性がありました。

ホンダは1950年代からRC160などで実績を積み、4気筒市販車モデルはいつ発売してもおかしくない状況でしたし、カワサキはメグロを吸収合併したあとも2ストモデルに力をいれ、それまでの川崎航空機工業から川崎重工業に社名を変えた1969年に500SSをリリースしていますので、その拡大版である750SSの登場は自然だと思います。スズキは1968年リリースのT500がありましたが、750モデルにあたってはフロンテの水冷3気筒エンジンのメカニズムを採用したのでしょう。ヤマハは1970年にリリースした650XS1は基本設計をそのままに1980年代まで存在した安定したモデルでしたが、TX750は最初からトラブル続きの不運なモデルでした。ヤマハは750に関してはその後も迷走して、時流に乗って売れたのは1981年のXV750まで無かったような気がします。


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