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これは’77年前期までのトランスミッションケースで、メインドライブギアのベアリングはバラのローラー(44本)が使われています。組み上げる時にはローラーの本数やオーバーサイズなどに気をつけたいものです。
スタンダードサイズは0.125インチで0.0004と0.0008のオーバーサイズが用意されています。
こちらは’77年後期から’79年のもので、ベアリングが写真のように一体になったのが特徴です。
ココまではラチェットトップと言われているシフター機構になっています。
’80年からローターリートップと言われているシフター機構になり、このメインドライブギアのベアリング部分にスチールののハウジングと一体型ベアリングが採用され最後の4速ミッションとなりました。
ミッションケースの変更に伴いスペーサーとオイルシールもこのように変遷しています。
’77年までのスペーサーは矢印のように切欠があるのが特徴で、L型の小さいキーで空回りしないように考えられていたようでした。
この’77年付近は未だに混乱があるようで、今日SHIGEチャンに教えてもらったところによると、「モノによっては加工しないと付かないカモ」というメーカーの注釈があるようです。幸いにそのような物にはワタシは巡りあっていませんが。
スペーサーが磨耗すると、ドライブスプロケットの内側でケースを削ってしまう事もあります。
今晩は、酢です。
ミッションのオイルシールも取れ、内部を見ることができたのですが・・・
スペーサーの裏は段差の無いフラットが正解でしょうか。
この記事をみて、ほとんど答えのような感じでしたが。
スペーサーが摩耗してケースのほうも削れたような感じですね。
OH後1000Kmで?
・・・・OHしてないでしょ、もう。
http://osunopower.blog6.fc2.com/blog-entry-107.html
補修部品ですが、社外品の中にはグレードの低いものもありますのでご注意下さい。
尚、メインドライブギアの内側にブッシュが入っていますから、それの磨耗もチェックした方がイイと思います。簡単なチェックの方法としては、メインドライブギアを手で押さえ、メインシャフトの遊びですね。遊びが過大ですと、メインシャフトのオイルシールがすぐに駄目になります。
早速変わりのスペーサーを購入(手続きw)しました。
ブッシュのガタはなかったので今のところは大丈夫のようです。
ふとパーツリスト調べたときにあった【35079-80】が私のトランスミッションにはついていなかったのでついでに購入してみました。
80年~81年式のみ存在していたのでしょうか・・・。
オイルシールとFスプロケの間に挟むようです。
関係ありませんが、5速ミッションのメインドライブギアはベアリングに圧入されているので、手で押して動くと異常です。
5速ミッションは動いたら異常なんですね。
ありがとうございます。また少し知識が増えました。