ピストンエンジンは永遠か!な?

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ディムラーのスリーブバルブ

2010年06月22日 | オイルリーク

Daimlerはディムラーとカタカナ表記されるがDaimler-BenzのDaimlerと同じ綴りであるのは、現在は数奇な運命の元にジャガーの1ブランドになっているものの、19世紀に設立されたイギリス圏でダイムラーのエンジンを販売する会社だった。

第2次大戦前は静かな(ビデオをみても分かる)エンジンが高級車に向いていると考えられ、フランスではヴォワザンとパナール、イギリスではディムラーが採用したようだ。残念ながらバイクには使用例がないようだ。

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Knight_sleevevalve_engine_autocar_2 ウイキペィア

元々は1910年にアメリカのCharles Yale Knightが考案したダブル・スリーブバルブ方式だ。

またまたYouTubeに感謝だが、手回し式の模型があるのも驚き。ブリストルのは違い、スリーブは回転せず上下動だけ。

ダブルスリーブになっているのは気密性を高めるためだろうが、スリーブとシリンダーブロックのクリアランスを小さくすれば焼きつきなどのトラブルの可能性が高くなるし、大きくなればオイルが燃焼室に入る量が増えるし、冷却の問題も大きくなる。

動画のディムラーの排気がオイリーなのは致し方ないところ。

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