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トランスフルードにご用心

2006年08月12日 | トランスミッション

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2001年モデルのスポーツスター1200です。

3速ギアで走行中に異音が出て、気をつけていたけれど4速が全く使えなくなったという状況です。

早速分解してみると、手に乗っている破片が出てきました。

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大きい破片はドッグクラッチの欠け落ちた歯です。右端はギアの歯のようですね。

ビニール袋に入っている矢印で示しているのは、前回にトランスフルード交換したときに出てきた屑を保管!しておいたものです。

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ドッグクラッチの一番大きい破片を良く見てみると、矢印で示すベース部分の厚さが薄い!設計上の強度不足?

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前回(2ヶ月前)のフルード交換の際のドレンに付着した金属屑です。これだけのモノは気になって写真を撮っておいたのですね。

振り返って考えてみると、この車両のオーナーには相当強く注意を促していました。

通常ドレンの磁石に付着するのはオイルと混ざってコンパウンド状になったものか、破片といってもかなり細かいものに過ぎません。写真のような破片を発見したなら即座に分解点検することをお勧めします。

続きます。

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