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タップハンドル

2006年08月28日 | 金属加工

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写真上は普通のタップハンドルです。下はピンバイス式で小さいサイズのタップに使います。

タップはご存知のように雌ネジを切る道具ですが、意外と一般整備にも使います。最近のハーレーではほとんどのネジにロック剤を使用してあり、外したネジを再び組み付ける時にはロック剤を塗布いたしますが、雌ネジのほうの古いロック剤を除去するにはタップを使わなくてはできません。

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今回紹介するのは、奥深く通常のタップハンドルが使いにくい場所でも便利なものです。

まずピンバイス式のハンドルを分解しました。写真右下は工具箱の隅に眠っていた使わないソケットレンチです。

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矢印の部分を加工して・・・・・。

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1/100mmくらいの圧入締代ならバイスで簡単に入ります。

溶接するのでコンナに手の込んだことはしなくても良いのですが、センターがずれると具合が悪いでしょう。

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完成ですね。矢印は溶接したところです。

これで3/8スクエアのラチェットハンドルやエクステンションが使えます。

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実際に使ってみましたが中々使いやすいです。

ハンドルは両側に均等な力を掛けられるT型ハンドルが一番良いでしょう。下穴に対して曲がるとタップが折れる原因になります。

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矢印のところにネジを切りたくて、今回のスペシャルタップハンドルを作りました。

勿論モータープレート単体で加工したほうが確実です。

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何故、後加工になってしまったかというと、このベルトカバーを作るのが面倒臭かったから!ですね。

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