エボエンジンに3インチオープンプライマリーの組み合わせですが、矢印のオルタネーターローターもむき出しになってしまいますので、錆び止めも兼ねてペイントしておきました。
クロームのカバーもプリモで用意してありますが、オーナーがメッキ嫌いなのと、放熱を考えるとコチラのほうが良いでしょう。ペイントはスプレーですが、260℃耐熱、常温でOKでツヤ有りです。写真はありませんがブラスト処理してあります。 クランクシールはこの向きではオイルが出てきますので、逆向きにしますから現在のオイルシールは取り外します。 矢印のツールは使えなくなったマイナスドライバーを片刃のノミ状に加工したものです。ショベルはこの部分は鉄のインサートが入っていますが、エボエンジンには無くアルミのフランジですからキズをつけないように気をつけながら、”ノミ”を隙間にこじ入れてシールの外周部分を折り曲げます。 緩くなったシールは、先細のプライヤーで簡単に引っ張り出す事ができます。 シールはこの向きに取り付けました。矢印は”保険”に塗布した液体がスケットですね。 シールがあってもシャフトとスペーサーの間からオイルがリークしますから、幾分”気休め”ですけれど液体ガスケットをココにも塗布しておきます。塗ってからスグにローターを取り付けると皆はみ出てしまいますから、ワタシの方法は少し固まりかけてるまで時間を置きます。