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マフラーの容量(24)

2006年08月16日 | マフラーの容量

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このシリーズは久々ですが、忘れていたわけではありません。

この写真は「BMW」のタイトルの記事でも紹介いたしましたが、R1200GSはデュアルパーパスですから、ピークパワーを追求しているわけではありませんので、ハイパワーモデルの128馬力より低めの100馬力を発生させています。

約250kgの車重に100馬力は必要にして充分であり、軽快な走りを与えてくれます。

GSのアバンギャルドなスタイリングは、マフラーのカタチにも呪縛にとらわれずに、機能を充分に発揮していると思われます。

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シリンダーの配置が上から見て左右ほぼ対象なのは、エキゾーストパイプを同じ長さに揃えるのに苦労しません。

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コレはO2センサーでしょうね。

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集合部手前でテーパー形状になっています。集合部の後ろに触媒が入っているのでしょうか?

ボクサーツインのレイアウトはエンジン高が低いのでスペースを有効活用でき、見栄えのしない部分は目立たないところに押し込んでいます。

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集合部よりヤヤ細いパイプは、風通しの良さそうなヒートシールドに囲われてサイレンサーにつづいています。

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集合マフラーですから出口は1つで良さそうなものですが、管径を絞って開口面積を稼ごうという趣旨でしょう。この設計は意図通りに機能してると思います。音量は聞くだけでも押さえられている割に、力強そうなサウンドで、絞りすぎて「シュッシュッ」という音は聞こえません。パワーを落とさず充分に消音している見本ではないでしょうか?カットして構造を見たい衝動に駆られます。

続きます。

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