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ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ブレーキライトスイッチ②

2006年08月19日 | 電気系

人気blogランキングへ 今日も暑いですね。仕事をしている方は水分の補給をしっかりと取ってください。

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ブレーキライトスイッチの項で紹介したホースジャンクションは幅が狭すぎて、実際に取り付けてみたらワイドグライドには似合いませんでした。おまけにスイッチが長すぎて・・・・。

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作り直したものです。

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スイッチは上が輸入品で現地価格は$19.39、下は日本製でバンジョーアダプターを含めると¥5.200。

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安くて小さく非常にヨロシイのですが、赤い部分が・・・・。収縮チューブを被せておきました。

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ジャンクションを新たに作ります。

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バンジョーボルトは3/8-24のネジ山でタップをたてます。丸いものは旋盤の3方チャックで押さえた方が良いですね。

人気blogランキングへ 今年も高校野球は好試合が続いています。はたして優勝は?


スターターモーター②

2006年07月30日 | 電気系

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エボエンジン以降に採用されているソレノイド一体のスターターモーターです。

これは社外品のクローム仕上げ1.6kwという仕様ですが、ユーザーのご希望により矢印の部分を、取り付け前にリンクルペイントに施工いたしました。

このタイプになってからは、通常の使用であるかぎり故障は随分と減りました。

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クロームメッキ部品をペイントする場合は、そのままではすぐに剥げてしまいますから、ブラストで表面を荒らす必要がありますので分解しました。本来はモーター部分だけで済むのですが、ついでにブログネタにするため全バラです。

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ブラシ部分です。スターターモーターという使用条件ですから、回転している時間が短いせいかブラシの寿命はあまり考えなくても良いでしょうね。

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構成部品の中で一番寿命が短いと思われるのは、このワンウエイクラッチです。日本での純正部品は¥33.000!もいたします。社外品は現地価格で$100前後ですから、心配でしたら事前の準備を!

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スタータークラッチの両端ベアリングは同じものですから、向きが逆でも間違いに気付きにくいです。写真のものは全体が社外品なので、すべてに当てはまるか分かりませんが、矢印のギアのフランジで向きが識別できます。フランジが無くて識別不能でしたら、青矢印ジャックシャフトの斜めスプラインの相手を確認すれば良いでしょう。

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赤矢印の端子にバッテリーから電源が常時供給され、スタータースイッチを押すとリレーを経由してプルコイルに通電されると、手に持っているプランジャーが円盤状のプレートを青矢印の端子に押し付けると、回路が形成されてモーターに電気を供給します。それと同時にジャックシャフトを押し出します。

ここは5角形のフタを外すと、すぐに見ることが出来ますから、たまには電極を磨いてやっても良いでしょうね。

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補助前照灯

2006年06月02日 | 電気系

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ツーリング系のモデルにはヘッドライトの横に”フォグライト”が付いています。これもハーレーの伝統的スタイルですが、ライトに詳しい方にはこれがフォグライトとは疑問があるかもしれませんね。

バルブの耐用時間は?

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'98年から採用になっているこのライトは、レンズのカットから見てもとてもフォグライトとは言えませんが、メーカーのパーツカタログにもそう記載されているし、保安基準ハンドブックにも補助前照灯は前部霧灯にくくられています。

今現在は既に改良されているのか分かりませんが、少なくとも2年前まで出荷されたこの部品の評判はスコブル悪いのですね。とにかくスグ切れてしまいます。耐用時間は数十時間ですか?

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バルブはバー&シールドで封印されています。 これが約9000円!ズット使えれば高い買い物ではありませんけれど・・・・。

中々凝った作りでした。

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封印を外してみると、普通に見慣れたソケットになっています。

でも良く見ると矢印の部分はスポンジ状のゴムです。この凝った作りは何故?

メーカーはバルブが良く切れるのを承知している?

これでも良く切れるのは何故?

解明?

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バルブを外して良く見てみると、フィラメントが転がっていました。

これでは点灯するはずがありませんね。

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純正品にはAu-Liteと刻印がありますが、原産国の表示はありません。

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これは同じ規格のH3ハロゲン球。タブン日本全国どこでも1000円前後で入手できると思います。

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①は純正品でフィラメントは矢印で示すように長く細いで支えられています。

②はスタンレー製です。矢印で示すようには補強されています。

この差が決定的に違いますね。

長時間でのテストで検証したわけではないので、結果については明言できませんが、少なくとも9000円払って同じ危険を犯すより1000円のバルブだけ交換したほうが、財布にヤサシイのは明らかです。

推測するとスポンジ状のゴムで浮かすことにより、緩衝効果を狙っているのでしょうけれど、結果は惨憺たるものです。バルブ自体の質量から鑑みて、スポンジ状のゴムの硬さは妥当なのでしょうか?

どうもバルブが軽いので相対的にゴムが硬い気がしますね。でも根本的にはスタンレーのバルブを最初から使っていればコンナ事は起きなかった?


コネクター

2006年04月28日 | 電気系

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リアフェンダーを取り外すのにはテールライトとウインカーのハーネスコネクターを外します。シート下にあるAMPマルチロック電装コネクターは矢印のツメのロックを押すと外れます。

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リアフェンダーを交換するために付属品を全部付け替えますが、ワイヤーハーネスを抜き取るために矢印のようにコネクターを分解します。

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コネクターを分解する前に各色の配線の位置を確認しておきます。メモに書いておくか写真をとっておけばよいでしょう。

基本的な配線の色は

  • 黒   アース
  • パープル    左ウインカー
  • 茶        右ウインカー
  • 赤        ブレーキランプ
  • オレンジ    スイッチON時の電源(テールライト常時点燈)

矢印のようにメインハーネスの外側のウインカー線には茶色を使わず、パープルに茶色の帯を使い区別しています。

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コネクターソケットを外す前に矢印のツメを外し、2次ロックを開きます。

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コネクターソケットを外すのには、写真のようなピックツールを使います。先端は使いやすいように形状を調整しても良いですね。

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ピックツールを写真のように差し込んでロックを外します。

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ロックのツメを押しながら線を引っ張れば、このように抜けます。

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コネクターのツメは非常に小さいモノですから、無理に力を加えると壊れてしまいますので気をつけて下さい。チョット”こつ”が必要かもしれませんね。

組み立てる時はソケットの向きに注意すれば、簡単に差し込むことができます。


ブレーキライトスイッチ

2006年04月03日 | 電気系

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写真は今尚人気のあるパフォーマンスマシンのフロントブレーキマスターです。

ところが古い設計のため、ブレーキライトスイッチはありません。

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新しいデザインのほうは・・・・・。

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矢印の箱の中にマイクロスイッチが仕込んであります。

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旋盤でステンレスの丸棒を削って・・・・。

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ネジを切り、ステーを溶接して・・・・。

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バフで磨けば・・・・・・。

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バフは両頭グラインダーに特注バフ(といっても数百円、グラインダーに取り付け可能な大きさは外径150mmなので特注になります。)に青棒を塗りつけて行います。

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バンジョーを3個と国産のスイッチを使えば、ダブルデイスクのラインもできます。

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在庫にこのようなもっとシンプルなスイッチもありましたが、残念ながら7/16(約11mm)なので使えませんでした。

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リアはこのような純正のブロックを使ってスイッチを取り付けます。

ブレーキライトスイッチは無ければ車検にも通りませんし、ブレーキライトが点かなければ危険です。しかし裏方の部品は余り目立たない方が良いでしょう。

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現行モデルもリアには油圧スイッチが使用されています。取り付け場所は分りずらいかも知れませんが、ホースを辿っていけば黒いゴムブーツを被ってあります。もちろんスイッチだけ交換できます。

某掲示版のスレッドで、「ディラーにスイッチの交換を見積もってもらったら、ホースと一体なので2~3万円と言われた」というのを見かけました。

今や至るところにレベルの低下が見られるようです。


アース線 製作

2006年03月06日 | 電気系
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コチラは静かでしたが春一番が吹いたそうですね。例年より10日ほど遅かったようですけれど、いよいよ待ち遠しい春が・・・・・。


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2月28日の記事でアースのトラブルについて書きましたが、これは27年間も働き続けて切れる寸前のバッテリーアース線です。銅線は半分くらい切れているし、圧着だけで済ませているので抵抗もダイブ大きくなってかもしれません。

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材料は写真の14スクエアという充分な太さの被覆線です。
お値段はご覧のように税込み¥1.575/3mですから、端子をいれても100円以下です。

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ハンダ付けを成功させる秘訣は充分な熱量ですから、今回は写真の200wのコテを使いました。

*ハンダやフラックスやペーストも必ず銅線用の物を用います。酸の強い物を使うと腐食して切れてしまいます。

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充分な熱量でハンダ付けすれば、このようにキレイにできます。

*ハンダ付けする前にカシメて端子と銅線の隙間をなくしておいたほうが良いでしょう。

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最後に収縮チューブを被せれば完了です。
 
材料を揃えておけば、何時でも好きな長さのバッテリー線を作れるので、不慮のトラブルにも即応できます。










バッテリーターミナル

2006年02月28日 | 電気系
人気blogランキングへ*ランキングトップ奪回です。ゼヒご覧ください。

一時はあきらめかけていたランキングトップの座が今朝戻ってきました。
まるで最後の最後で金メダルを奪取した荒川選手のようです。(チョット??ダイブ?大袈裟でした)

これも皆様のご支援のお陰と、感謝申し上げます。

今日は月末に加えバージンハーレーに掲載する記事の校正に追われ、ブログ更新の記事をまとめる時間がないかな?と思っていたら、うってつけの事件?が舞いこんで来ました。

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遊びにきたお客さんのダイナがエンジン始動不能です。スタータースイッチを押すと電気がダウンしてしまいます。

2001年モデルと新しいし、ココまで走ってきたのですから、そう厄介なトラブルではないでしょう。
写真のようにシート下がホコリだらけですから、しばらくシートを外した気配もありません。

とりあえずバッテリーターミナルをチェックしようと、こうしてシートを外してみるとターミナルの角度が変ですね。
ターミナルのスクリューは緩んでいなかったので他の原因を考えてみると、過去に良く見られたのはスポーツスターのバッテリーケーブルの断線がありましたので、ケーブルの被覆をはがしてチェックしましたが異常はみられません。

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バッテリーの充電状態をチェックしようと思って、その前にケーブル側の端子をもう一度良く見ると、何か接触面の様子が・・・。
ターミナルの表面に何かの酸化皮膜が付いていたようで・・・・・。

バッテリーとケーブルの接触面を磨いてターミナルグリスを塗り、取り付けてOKでした。

今日校正したバージンハーレーに掲載する記事の中に「始業点検すれば出先のトラブルは随分防げる」というような事を書いていたのですが、今のバッテリーはメンテナンスフリーといっても、端子はたまに磨いてやらなければならないですね。



スターターモーター

2006年02月16日 | 電気系
人気blogランキングへ*3位の攻防が厳しくなっています。クリック宜しくお願いします。


*ご期待の第2部は更新済み。どうぞご覧ください・・・・・。
好評の”3拍子②”はコチラをクリックです
Windows Media Playerでご覧できます。

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エンジンオーバーホール中のオイルホースを全部取り替えるためにオイルタンクも外したので、スターターモーターもついでに点検しました。

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分解するのは簡単ですぐにこのような状態になります。
フィールドコイルやアマチュアのコイルが焦げていないかチェックしておきます。

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ブラシが磨耗していないか、ブラシスプリングがヘタッテいないかなどもチェックです。

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コンミュテーター(上矢印)やシャフトも傷んでいないかチェック。

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後ろ側のカバーにはシャフトの軸受けがブッシュですが、油切れ寸前でした。
危うくセーフでしたね。

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ドライブ側の軸受けはニードルベアリングです。こちらはグリースもまだ残っていました。

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ところが、ドライブチェーンで擦られてスターターシャフトハウジングは擦り切れる一歩手前でした。

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以前に整備したときに気になったと見えて、写真のようなゴムのカバーが付いていました。

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このゴムのカバーも擦り切れる寸前ですね。カバーを付けるとクリアランスは小さくなるので余計に擦られるので当たり前ですが・・・・・・。

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そこで、また鋳掛屋の登場です。溶接で盛って・・・・。


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仕上げればまだまだ使えます。最近は鋳掛屋の腕も向上して、コレくらいは30分で終わります。
50歳半ばにしても、技術の向上はできまっせ!























ワイヤーハーネス

2005年10月03日 | 電気系
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灼熱地獄も去り、すごしやすい気候になったので、完成しつつあるショベルリジッド丸ごとのリメイクに集中していたら、ブログの更新は内容が少し薄くなってしまいました。
ワイヤーハーネスの製作は手間がかかるので、2ヶ月掛けて仕上げる今回のような仕事では、最後の段階になります。
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元々はこんなに汚いワイヤーハーネスがついていました。
セルモーターが付いていないキックスタートの車体ですから、ワイヤーハーネスも単純ですけれど、ツギハギの配線は何時トラブルが起きるか分からないし、見た目も悪いので、もしこんなのでしたらやり直す事をお勧めします。
これはプロの仕事ではないと祈りますけれど、もしそうであったらそのショップとは縁を切ったほうが良いでしょうね。
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まず、オイルタンクにジャンクションブロックをはりつけます。
このブロックはアキバで500円くらいで売っています。
ワタシもアキバはたまに行きますけどメイドカフェには行った事はありません。
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先にリペアしたコンビネーションスイッチとメインスイッチをならべ、メインハーネスを車体に合せカットします。
これに、ジャンクションブロックを使って、すでに車体についているウインカー、テールライト、ストップスイッチ等のワイヤーを配線します。
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メインスイッチを車体につけて、これを基本に張りすぎず弛ませず、配線していきます。
あらかじめカットするワイヤーは短すぎると、また継ぎ足したりすることになるので、余裕があったほうが良いですね。
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ジャンクションブロックに被覆銅線をつなぐのには、すべて丸型端子を使います。
このように各種サイズを揃えておくと、作業がスムーズに進みますね。
丸型端子には穴のサイズと銅線の太さが、それぞれ種類があります。

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ジャンクションブロックにすべての配線をつないだところです。被覆の色はハーレーの純正配線色に準じています。万が一トラブルがあった時には誰が見ても分かりやすいです。
銅線を端子に圧着させてハンダ付けして収縮チューブを被せるというのは、かなり手間がかかりますが、確実な仕事をするワタシの標準手順になっています。
全部つなぐまえに、それぞれ導通テストをしながら作業を進めたほうが、なんらかのミスを早く発見できて良いですね。
ワタシにとって手馴れた仕事でも、キ○マ製のウインカーでは黄色がアースなのは承知していて(黒がアースなのが常識です)嗚呼!!ミスりました。
「急がば廻れ」とは昔の人は良く言ったものです。




ハンダ付け

2005年10月03日 | 電気系
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ウインカーなどに使うコンビネーションスイッチです。
ご覧のとおり、ヘタクソなハンダ付けしてあります。
まったく、こんな酷い仕事は誰がしたのか顔を見てみたいもんだ。
取れてしまいそうですし、被覆が剥けてしまいショートしそうで、とてもこれでは安心して使えそうもありませんね。
ちょっとケチ臭いのですが、本体はまだしっかりしているのでリペアしてしまいます。
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美しく仕上がった、いい仕事でしょう(笑)。
この被覆銅線は耐熱性があるので、ハンダの熱でもほとんど溶けません。
ハンダ付けのコツは何度もいいますが、充分に温めたコテで素早くすることです。
特にこのような場合では、プラスティックが溶けるまえに終えないと本体がダメになってしまいます。