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この画像は”フォークステムベアリング”で紹介したものです。ハーレーは昔からテーパーローラーベアリングを使い、HDはヘビー・デューティの意味ではないかと思うこともしばしば。
対して、日本製の多くのバイクで使われるのはボールのベアリング。
耐久性に関してはテーパーベアリングのほうがダイブ良いのですが、接触面積が大いいので転がり抵抗も大きくなります。最近の日本車ではケージ付きのボールになり、整備性は高まっていますね。
バラバラになってしまうベアリングは分解するときに飛び散ってしまうことも多く、失くさないように注意するか、グリスアップするときでさえ交換部品を用意しておいたほうが良いかもしれません。組み立てるときもグリスで固定しないと困難です。
矢印は”この時代にも使われていたか!”と驚くゴム製のダストシールです。
35年ぶりに開かれたにしては良い状態でした。何のバイクかというと例のSL350です。
関連部品を掃除や塗りなおしたりして・・・・。
上側のベアリングは汚れを除去してから、新しいグリスを塗りフレーム側に並べておきます。
ハーレーのベアリング調整法の一例は”フォークステムベアリング(2)”で紹介してありますが、この手の”プリロード調整方法”を紹介いたしましょう。
調整ナットをまずキュッと締めます。ナットを締めるとフォークステムの動きは固くなるはずです。
次に感触を確かめながらゆっくりと緩めて”フッと軽くなるところ”で止めます。
止めたところから画像のように30~45°締めて完了。フォークステムを左右に動かし、スムースに動くか確認します。締める角度に範囲があるのは好みと言いましょうか、経験による感触とでも言いましょうか、締める角度が小さく緩ければガタが出る可能性もあるし、締める角度が大きくキツイとボールとレースの寿命が短く、場合によってはハンドルが重く感じることもあるはずです。
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トルクは経験と感によることろが大きいですよネ。重量車となると軽ければすぐに遊びが出るし。指定トルクなんぞでは心配でイカン。
さて、ボールタイプのベアリングなんですが、ピストンさんは一番手前にボールセンターを置くほうですか? それとも2個並べ、その間をセンターにするほうでしょうか? センターの前後方向で幾どの車重をうけてるので、結構物議をかもした覚えが有ります。
これでは、三ツ又も組むときにセンター合わせ、ニュートラルで組まないと意味ないですけどね。最初はいいが、ガタが出始めるとボール鎮座状態の癖が出るとか出ないとか。
いつもどうもです。
>ガタが出始めるとボール鎮座状態の癖が出るとか出ないとか。
コレは結局レースのへこみによるものですから、強いショックつまり転倒とかによることがホトンドだと思います。つまりボールの位置を合わせても結果は同じではないでしょうか。
ヤマハのSRとかは、テーパーベアリングのコンバージョンキットがあったような気がします。
これもハンドルが重くなるとか物議が・・・
重量車にはテーパーのほうが良いでしょうね。