三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「朝鮮村」1998年6月~2012年11月 35

2013年02月20日 | 「朝鮮報国隊」
■「朝鮮村試掘」2
 2006年5月2日早朝、紀州鉱山の真実を明らかにする会は、考古学者、測量専門家の主体的協力を得て、「試掘」をはじめた。
 はじめに現場にレベルを固定し、測量し、「試掘」範囲を確定した。
 2メートル四方、二つのグリッド(「試掘」範囲)をとるようにクイを打った。
 水糸を張った…………。
 土を掘るまえに、グリッドの前にお菓子、果物、酒をならべ、犠牲者に、参加者全員が、それぞれの思いを込めて挨拶した。
 上層の草を取り除き、シャベルでグリッドを縁取りしていき、すくっていった。
 まもなく、三亜市外事部の官僚が警官隊とともにきて、作業の中止を求めた。
 「試掘」は中断せざるをえなくなった。
                                        佐藤正人
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