三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「文大統領が「ワクチン北支援」明らかにした翌日…金委員長「穀類が不足」」

2021年06月16日 | 北部朝鮮
https://japanese.joins.com/JArticle/279734?servcode=500&sectcode=510
「中央日報日本語版」 2021.06.16 14:52
■文大統領が「ワクチン北支援」明らかにした翌日…金委員長「穀類が不足」
 北朝鮮が15日、労働党8期3次全員会議を開いて今年初めに提示した国家運営計画を中間点検した。
 労働新聞など北朝鮮メディアは16日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総秘書兼任)が初日会議(15日)の司会をし、主要事案別に結論を下したと伝えた。北朝鮮は今月4日に政治局会議で「6月上旬」8期3次全員会議を招集することを決めたが、その後中央委-地方党責任幹部協議会(7日)、党中央軍事委(11日)に続き上旬の最終日に全員会議を開いた。
 北朝鮮は全員会議の開催背景を「2021年党と国家の主要政策執行定形(状況)を中間総和(決算)と、経済事業と人民生活の切実な懸案に対する解決対策を樹立するために招集した」と説明した。
 労働党全員会議は党大会(全党大会格)の次に並ぶ大規模政治行事で、北朝鮮は年間1~2回全員会議を開いていたが、今回の全員会議は1月と2月に続き今年に入って3回目となる。政府当局者は「北朝鮮は通常、年末に一年を整理して、翌年の計画を樹立する総和を行う」とし「今年のように中間に会議を開いて中間点検する場合は異例で、中間点検を通じて今年の計画を完遂するという意志を見せると同時に、北朝鮮の経済状況が容易ではないという事実を表している」と話した。
 「締め切り」を控えて最後の総力戦を傾けていた例年とは違い、今年は中間点検という形を導入して緊張の手綱を握ろうとする次元ということだ。北朝鮮が党中央委員や候補委員など会議出席者以外に労働党各部署幹部や国家機関、武力機関、道級指導機関、市郡連合企業所責任者を会議に出席させたのも同じ脈絡だ。
 金委員長は初日の会議で「昨年の台風被害で穀類(食糧)産生計画が未達」と公開した。あわせて「現在、人民の食糧状態が緊張しつつ(難しくなりつつ)ある」とし、解決策を注文した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月14日、北朝鮮にワクチンの提供意思を明らかにした状況で、金委員長が食料事情が良くないことを吐露した。同時にこれはバイデン政府が北朝鮮に対して水面下で対話を提案したが、北朝鮮が黙殺無返答で臨んでいる時点で出てきた発言で注目される。「穀類不足」が食糧生産を督励するための対内的メッセージだが、裏面には米国と国際社会に対して北朝鮮の「必要事項」を暗に知らせたのではないかという見方も出ている。
 ただ金委員長は工業生産に関連しては「上半期の工業総生産額が計画比144%、昨年同期比125%遂行した」と評価した。経済的困難の理由を昨年夏に相次いだ台風など自然災害に転嫁し、自力更正を強調した今年、工業部門では成果があったことを強調しようとする次元だとみられる。また米国など国際社会の経済制裁は北朝鮮の工業生産に特別な打撃を与えていないという公式発表でもある。
 北朝鮮は初日の会議で上半期の計画執行と対策、農作業への総集中、非常防疫の長期化に対する備えなどを議論した。また、人民生活の安定向上と育児政策、組織問題なども会議案件に決めた。北朝鮮メディアは「現国際情勢に対する分析とわが党(労働党)の対応方向に関する問題」を今回の会議で扱う計画だと明らかにし、米国の新たな北朝鮮政策と先月21日に行われた韓米首脳会談に関連した立場を出すのかどうかが注目される。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210615002100882?section=news
「聯合ニュース」 2021.06.15 13:37
■北朝鮮で食糧86万トン不足の見込み 水害など影響=国連機関
【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)は14日(現地時間)、昨年の水害などの影響で、北朝鮮で今年約86万トンの食糧が不足するとの見通しを示した。

【写真】コロナ禍前に北朝鮮の配給所を訪れた国際機関の共同調査団(資料写真、FAO・WFP提供)=(聯合ニュース)

 FAOの報告書によると、北朝鮮の2020~21営農年度(20年11~21年10月)の食糧生産量は計556万1000トンと推計され、それ以前の5年間の平均(561万2000トン)を小幅に下回った。
 生産量の内訳は、主食に当たるコメが稲の収穫量ベースで211万3000トン、トウモロコシが221万4000トン、ジャガイモが37万7000トンなど。稲を精米すると生産量が減ることから、北朝鮮の利用可能な食糧は計488万9000トン程度となる。
 これは北朝鮮の1年間の食糧消費量(454万1000トン)を上回っているように見えるが、飼料や種子の分も必要になるため、実際には必要分に対して106万3000トン不足する見通しだ。
 北朝鮮が当初計画した食糧輸入量(20万5000トン)を考慮すると、不足分は85万8000トンになると予想される。
 FAOは「(食糧の生産と消費の)ギャップが輸入や食糧援助によって解消されなければ、北朝鮮の家庭は今年8月から10月にかけて厳しい時期を経験する可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
 北朝鮮の食糧不足は慢性的なものだが、昨年は特に大雨や台風といった自然災害が収穫量減少に大きな影響を与えたようだ。FAOは「平安南道や黄海道、咸鏡道など北朝鮮のコメ生産の6割を担う地域で、コメ収穫量が前年比25~45%減少した」と指摘している。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210603000900882?section=news
「聯合ニュース」 2021.06.03 10:40
北朝鮮で今年135万トンの食糧不足も 干ばつや水害で昨年生産量減
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で昨年、春の干ばつや農業資材不足、水害などのあおりで穀物生産量が減少し、今年は食糧が最大で約135万トン不足する見通しだ。

【写真】 コロナ禍前に北朝鮮の配給所を訪れた国際機関の共同調査団(資料写真、FAO・WFP提供)=(聯合ニュース)

 韓国政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)が3日に公表した北朝鮮の農業・食糧状況に関する報告書によると、北朝鮮の昨年の穀物生産量は440万トンで、前年比24万トン減少したと推定される。
 このうち、コメの生産量は前年比22万トン減の202万トン、イモ類(ジャガイモやサツマイモなど)は3万トン減の54万トン、トウモロコシは1万トン減の151万トンだった。
 通常、昨年生産された穀物は今年住民に供給される。北朝鮮の年間食糧需要(575万トン)を考慮すると、今年の食糧不足分は最大で135万トンに達するとみられる。北朝鮮の穀物輸入量を年20万~30万トン、国際社会からの食糧支援規模を10万~30万トンと見積もっても、今年の不足分は70万~100万トンに上る見通しだ。
 ただ、これさえも楽観的な推定値だ。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中朝貿易が急減し、中国からの食糧輸入量は前年の27%水準の約11万トンに落ち込んだ。
 報告書は「これほどの不足は北が自力で解決できる範囲を超えている」と指摘し、中国との非公式的な食糧貿易も活性化させ、次に大規模な対北朝鮮食糧支援を中国に要請すべきだと提案した。 
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