三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「ペルー先住民、ヒ素や鉛で健康被害多数 アムネスティ報告」

2021年06月01日 | 国家・社会
https://www.afpbb.com/articles/-/3347398
「 AFP」 2021年5月20日 12:43 発信地:リマ/ペルー 
■ペルー先住民、ヒ素や鉛で健康被害多数 アムネスティ報告
【5月20日 AFP】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は18日、南米ペルーで大規模な鉱山事業の現場近くに住む多数の先住民が、体内に取り込まれた高濃度の金属や有害物質を調べる検査で陽性を示し、健康危機に直面していると警鐘を鳴らした。
 アムネスティの報告書は、クスコ(Cusco)州南東部エスピナル(Espinar)郡の先住民カーナ(K'ana)人の健康を守る義務を、ペルー政府が「怠っている」と非難している。クスコには、同国の観光地として最も人気が高いマチュピチュ(Machu Picchu)遺跡がある。
 調査の責任者マリア・ホセ・ベラメンディ(Maria Jose Veramendi)氏はAFPに対し、2018年から2020年にかけて同地域の11の先住民の居住地で検査を行ったところ、8000人が高濃度の鉛、ヒ素、カドミウム、水銀、マンガンの被害を受けていることが分かったと話した。
 アムネスティの米州ディレクター、エリカ・ゲバラ・ロサス(Erika Guevara-Rosas)氏は「科学的かつ独立したこの証拠は、エスピナルの地域社会が健康危機に直面していることを示している。政府は緊急にしっかりと対処する必要がある」と述べている。
 協力を志願した150人を対象にした検査では、78%の人から健康を害する濃度の金属や有害物質が検出された。ベラメンディ氏によると、住民らは検査の間にも頭痛や腎臓、前立腺、歯、胃の不調を訴え、悪性腫瘍も2人から見つかった。
 ペルーは世界有数の銅、金、銀、亜鉛、鉛の産出国。鉱業はこの10年間で同国の民間投資の16%、輸出の60%を占め、180万人の直接・間接雇用を創出している。(c)AFP/Ernesto TOVAR


https://www.amnesty.or.jp/news/2017/0920_7066.html
「アムネスティ・インターナショナル日本 」 2017年9月20日[国際事務局発表ニュース]
■ペルー:無視される先住民族の汚染水問題      
 アマゾン流域にあるクニニコ地区とアンデス山脈麓のエスピナル地区で暮らす先住民族が、生活に不可欠な水源の汚染により、深刻な健康被害を被っているおそれがある。水源の河川が、毒性の金属で汚染されているためだが、当局は、事態を知りながら、何の対応策も取ってこなかった。
 アムネスティの住民への聞き取りによると、クニニコ地区の住民は、2014年ごろから暮らしに欠かせない水と魚の味が変わりはじめたという。
 同地域を管轄する保健局が調査したところ、水に含まれるアルミニウムと石油由来の化合物の量が、飲料用の許容レベルを超えていた。
 昨年、住民を診断したところ、半数以上が血液中から異常な濃度の水銀が確認された。カドミウムと鉛も、警戒水準の量が検出された。世界保健機関によれば、水銀と鉛が体内に入ると深刻な健康被害を引き起こし、妊婦の場合は、胎児の発育に致命的な影響を与える危険性がある。
 医療施設が近くにないことも深刻な問題で、クニニコ地区の住民の場合、最寄りの施設までモーターボートで1時間半もかかるが、そもそもその施設には、今回の汚染物質に対応できる専門医がいない。
 アンデス山脈地域のエスピナル地区でも同様の状況である。当局の調査によれば、同地区には重金属や化学物質に村全体が汚染されているところが多数あるということだった。国の産業保健・環境被害保護センターが2010年に実施した調査では、検査した住民のほぼ全員の血液中に、鉛、カドニウム、水銀、ヒ素などの有害物質が検出された。これらの物質が長期に体内に残留すると、記憶消失、不妊症、視力喪失、糖尿病、肝臓病、腎機能不全、癌など、さまざまな疾患を発症するおそれがある。
 国は、これまでなんの対応も取っておらず、河川の汚染調査もなおざりだった。
 今年になって、ようやく当該地域に公衆衛生緊急事態宣言を出したものの、いまだに住民の健康診断すら実施せず、汚染対策にも取り組んでいない。
 当局は、日々、汚染水で健康不安に置かれている先住民族の深刻な事態を放置し、何の対策も取らないのは、あまりに残酷であり、健康な生活の権利の侵害である。
政府は、事態を重く受け止め、直ちに住民への対応と汚染原因の究明・対策を取るべきである。
     アムネスティ国際ニュース  2017年9月13日
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