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「ブラジル先住民と警官隊衝突 保護区めぐる法案の審議中断」

2021年06月26日 | 国家・社会
 「AFP」 2021年6月23日 13:27 発信地:ブラジリア/ブラジル
■ブラジル先住民と警官隊衝突 保護区めぐる法案の審議中断

【写真】ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で行われた土地改革法案に反対する先住民によるデモの参加者。先住民宣教師協議会(CIMI)提供(2021年6月22日撮影)。(c)Tiago Miotto / CIMI / AFP
【写真】ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で、負傷者の手当てをする先住民デモの参加者。先住民宣教師協議会(CIMI)提供(2021年6月22日撮影)。(c)Tiago Miotto / CIMI / AFP
【写真】ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で行われた先住民デモの参加者(手前)と対峙する機動隊(2021年6月22日撮影)。(c)Sergio Lima / AFP 

【6月23日 AFP】ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で22日、土地改革法案に反対する先住民のデモ隊と警官隊が衝突した。先住民らは弓矢で武装。周辺は、警官隊が噴射した催涙ガスに包まれ、同法案に関する審議は中断された。
 活動家らによると、衝突で先住民2人が重傷を負って入院した他、10人前後が軽傷を負ったという。
 議会広報によると、抗議デモの参加者約500人が議事堂の入り口の一つに「侵入」しようとし、矢による攻撃を受けた警官隊が催涙ガス、スタングレネード(威嚇用手投げ弾)、唐辛子スプレーで応酬した。少なくとも警官3人が矢で負傷したという。
 一方、デモの主催者側は、平和的に行われた抗議活動を警察が「暴力的に」制圧したと主張している。
 デモ参加者がソーシャルメディアに投稿した動画には、伝統的な羽根飾りを頭にかぶり、体に染料を塗った先住民らが催涙ガスでかすむ中を叫び、走る様子が映っていた。また負傷していると思われる男性1人を引きずる姿もあった。
 事態を受けて下院では、先住民保護区の規定を変更する「PL490」法案に関する委員会審議を中断した。
 先住民の権利擁護団体は、同法案はこれまで保護されてきた地区での鉱山や発電用ダム、道路などの開発に道を開くものだと警告している。
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