三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「「慰安婦嘲弄」ユニクロ批判の大学生、「正義の市民賞」受賞=韓国」

2019年11月05日 | 韓国で
https://japanese.joins.com/JArticle/259248
「中央日報日本語版」 2019.11.05 07:49
■ 「慰安婦嘲弄」ユニクロ批判の大学生、「正義の市民賞」受賞=韓国

【写真】慰安婦嘲弄議論を呼び起こしたユニクロ広告をパロディにし批判した全南大学史学科4年生のユン・ドンヒョンさんが4日、正義の市民賞を受けた。[写真 光州市]
【写真】全南大学史学科4年生のユン・ドンヒョンさんが先月SNSに上げた「ユニクロ広告パロディ」。[写真 ソーシャルメディア]

 慰安婦冒涜議論を起こした日本のユニクロ広告をパロディにして批判した大学生が「正義の市民賞」を受けた。 
 光州市(クァンジュシ)は4日の定例朝会で全南(チョンナム)大学史学科4年生のユン・ドンヒョンさん(25)に正義の市民賞の賞牌を授与した。 
 光州市の李庸燮(イ・ヨンソプ)市長は「ある青年の覚醒した意識が歪曲された歴史を正しく立て直す契機になった。これを実直に評価し市民とともに共有することもまた、光州共同体の役割」と話した。
 ユンさんは先月ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「ユニクロ広告パロディ」という題名の動画を韓国語、英語、日本語の3バージョンで上げた。日帝時代当時の労働挺身隊強制徴用被害者ヤン・クムドクさん(89)がユンさんとともに動画に出演した。
 この動画でヤンさんは日本語で「忘れられない」と書かれた札を持って登場した。ユンさんが「私の年頃にどれくらい大変でしたか?」と尋ねると、ヤンさんは「それほど残酷な苦しみは永遠に忘れられない」と叫んだ。 
 議論になったユニクロの広告で90代のおばあさんが10代の少女に「私の年齢の時はどんな格好をしてたの?」という質問を受け「昔のことは、忘れたわ(I can’t remember that far back)」と答える場面をパロディにして批判したのだ。
 この広告の韓国語字幕にはおばあさんの返事の部分が「80年も過ぎたことを覚えているかって?」と意訳され、慰安婦関連問題提起をばかにしたものではないかとの疑惑が出ていた。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20191031001100882?section=news
「聯合ニュース」 2019.10.31 10:05
■韓国ユニクロの売上高 大型セール実施も急減=不買運動続く
【ソウル聯合ニュース】韓国で日本政府の対韓輸出規制強化を受けて広まった日本製品不買運動のターゲットとなったカジュアル衣料品店のユニクロが大型セールを実施したにもかかわらず売上高が急減したことが31日、分かった。

【写真】ソウル市内のユニクロ店舗前で、学生団体のメンバーが日本による植民地時代の戦犯企業などを批判する1人デモを行っている(資料写真)=(聯合ニュース)

 朴洸温(パク・クァンオン)国会議員(与党・共に民主党)が韓国のクレジットカード会社8社から提出を受けたカード売上高に関する資料を分析した結果、ユニクロの9月の売上高は91億ウォン(約8億5000万円)で前年同月の275億ウォンに比べ67%減少した。今月1~14日の売上高(81億ウォン)も前年同期比61%急減した。
  ユニクロは韓国進出15周年を記念し、今月3日から最大で半額になる感謝セールを実施。オンラインストアでは一部の人気商品が売り切れとなり、店舗には買い物客が押し寄せ、不買運動の勢いが衰えたのではないかとの指摘も出た。
 しかし、朴議員は「ユニクロが大規模なセールを実施中だが売上高は改善していない。一部ではユニクロが息を吹き返しているとの見方も出ているが実際に韓国の消費者の不買運動は続いている」と述べた。同社のCMが旧日本軍の慰安婦被害者を冒瀆(ぼうとく)したとの批判が出た今月18日以降の売上高はさらに落ち込むだろうとの見通しも示した。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/22/2019102280260.html
「チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版」  2019/10/22 22:25
■韓国を侮辱したユニクロ…CM中断に店舗規制まで「鉄槌」
 業績回復の兆しを見せていたユニクロが、再び不買運動騒動の中心に立つことになった。今月15日から放映を始めたテレビCMに対し「慰安婦のおばあさんを嘲弄(ちょうろう)している」との非難が巻き起こったからだ。
 このCMには、98歳のおばあさんと13歳の少女が登場し、会話をする。少女が「スタイルがすごく素敵ですね。私の歳の頃はどんな格好をしていたの」と尋ねると、おばあさんが「まったく。80年以上も前のことを覚えているかって」と答える。
 問題はおばあさんのせりふだ。英語のせりふは「まぁ、そんなに昔のことは覚えていないよ」だったが、韓国語の字幕には「80年以上も前」という表現が入った。同じCMの日本語字幕にはない内容だ。このため、慰安婦を見下しているとの非難が相次いだ。
 ユニクロ側は18日、問題のCMを中止し、見下す意図はなかったと文書で説明したが、CMのパロディー動画が登場するなど非難の世論は収まる気配が見えない。一部の店舗の前では、不買運動の初期のように再びデモが発生した。
 ユニクロは7月に始まった不買運動によって、7-8月の売り上げが60%まで急落したが、9月以降は秋の新商品の発売と割引攻勢で売り上げが回復した。オンラインショップでは一部製品が品切れになった。
 与党「共に民主党」のチョン・ソンホ議員室が国内のカード会社8社(サムスン、新韓、KB国民、現代、ロッテ、ウリィ、ハナ、BC)から入手したユニクロ・ABCマート・無印良品の3社の今年7-9月のクレジットカード売上額を見ると、7月初めの98億4000万ウォン(約9億900万円)から8月第4週には37億3000万ウォン(約3億4400万円)へと62%も急減したが、その後は上昇に転じ、9月の第4週には62億1000万ウォン(約5億7400万円)まで伸びた。
 ユニクロは最近、国内に新たに7店舗をオープンすることを決め、来年度の新入社員の採用に乗り出すなど事業の正常化に注力してきた。しかし、回復傾向もつかの間、落ち着きつつあった不買運動の熱気が息を吹き返し、再び苦境に立たされた。
 踏んだり蹴ったりの状況で21日に開かれた中小ベンチャー企業部の総合監査では、ユニクロを事業調整の対象店舗に含めるべきという主張が提起された。同部のパク・ヨンソン長官は「ユニクロを運営するエフアールエルコリアは、我が国の大企業系列社だ」として「事業調整対象店舗に該当する可能性があると考える」と述べた。エフアールエルコリアの出資比率は日本の本社のファーストリテイリングが51%、ロッテショッピングが49%となっている。
 事業調整制度は、大型流通企業の事業拡張から中小商工人の事業領域を保護し、路地裏の商圏を守るために中小ベンチャー企業部が試行している紛争調整制度だ。仮にユニクロが事業調整の対象に選ばれれば、今後の店舗拡大などに待ったがかかる可能性がある。ユニクロは2018会計年度(2017年9月-18年8月)に売上高1兆3732億ウォン(約1300億円)、営業利益2344億ウォン(約216億円)を計上した。
          キム・ウンヨン記者


https://japanese.joins.com/JArticle/258778
「中央日報日本語版」 2019.10.22 08:28
■「だれかのように忘れたりしない」 強制徴用被害者、憤怒のユニクロパロディ

【写真】全南大学の在学生が19日午前ソーシャルメディアに「ユニクロ広告パロディ」という題名の動画をアップロードした。[写真 ソーシャルメディア]

 「100年過ぎても忘れられますか。正確に74年前。私が行く時だけで138人が船に乗った」。
 22日午後、受話器の向こう側から聞こえてくるヤン・クムドクさん(89)の声は震えていた。最近慰安婦と強制徴用嘲弄議論を起こしたユニクロの広告に対する憤怒が消えないようだった。ヤンさんは日帝強占期に日本の三菱重工業で17カ月間強制徴用被害を受けた。
 ヤンさんはユニクロの広告に対して「強制徴用後74年間謝罪も受けられていないのに再びこうしたことが起こり残念だ」と話した。ヤンさんは「羅州(ナジュ)・木浦(モクポ)・光州(クァンジュ)・順天(スンチョン)・麗水(ヨス)だけで138人が船に乗る時や、一日中むちで打たれながら飛行機を磨いた時のことは100年過ぎても忘れられないだろう」と話した。
 ヤンさんはこの日強制徴用当時に負傷した腰が痛く病院での治療を受けた直後だったが74年前のことを鮮明に覚えていた。ヤンさんは「(小学校)6年生の時である1944年5月に『学校に送ってやる』という日本人校長の懐柔と脅迫に勝てず下関行きの船に乗った。飛行機を作る三菱の工場で1年5カ月地獄のような時間に耐えた。その時は目にペンキが跳ねてつらそうにすると必ず日本人たちが足蹴りをした。(ユニクロの広告の)話を聞いてあまりにも残念でくやしく、学生がしようという通りにプラカードを掲げた」と話した。

◇ユニクロ広告、「残念でくやしい」
 ヤンさんが話す「プラカード」は最近の「ユニクロ広告パロディ」の動画の中のプラカードを指す。ヤンさんは全南(チョンナム)大学史学科のユン・ドンヒョンさん(25)が19日にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に上げた動画の制作に参加した。両手には日本語で「忘れられない」と書かれたプラカードを持ちながらだ。これを見たユンさんが「その文句本当に気に入りますよ!」と話し、ヤンさんは「私は想起させるのが好きなので!」と答える。その上で「だれかみたいに原爆と放射能浴びて忘れたりしない」という言葉も付け加えた。
 その後ヤンさんは「私の年頃にどれくらい大変でしたか?」というユンさんの言葉に「それほど残酷な苦しみは永遠に忘れられない」と答える。動画の字幕にはユニクロの広告に登場する「ユニクロフリース25周年」の代わりに「解放74周年」という文言が挿入された。ユーチューブに掲示されたこの動画は21日午後現在視聴10万回を突破した。
 ユンさんが作った映像は15日に公開されたユニクロの広告をパロディにしたものだ。15秒間の「ユニクロフリース:LOVE&FLEECE」広告には90代のおばあさんと10代の少女が登場し英語で対話をする。映像でおばあさんは「私の年齢の時はどんな格好をしてたの?」という質問に、「昔のことは、忘れたわ(I can’t remember that far back)」と答える。

◇広告パロディ動画、視聴10万回突破
 だが実際のせりふとは違い韓国語字幕は「まさか、80年も過ぎたことを覚えているかって?」と意訳されている。これは1930年代の強制徴用と慰安婦動員がなされた80年前を指摘しばかにしたのではないかという議論を起こした。
 これに対しユニクロは「そのような意図はまったくなく、意訳は単純に広告の意図をうまく伝えるための次元だった。(該当広告に)慰安婦問題や韓日関係に対する意図はまったくなく、考えもしなかった」とした。ユニクロは広告に対する非難が大きくなると18日から広告送出を取りやめた。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34704.html
「The Hankyoreh」 2019-10-21 03:57
■韓国の大学生、「慰安婦」への冒涜で議論になったユニクロ広告のパロディ映像を制作
 全南大学のユン・ドンヒョンさん、ヤン・グムドクさん出演の映像を公開 
 ヤンさん「あの残酷な出来事は永遠に忘れられない」 
 ユーチューバ―ら「ユニクロ広告、慰安婦を嘲笑い冒涜したもの」 
 ユニクロ 「世代を超えて楽しめる製品を強調」

【写真】ユン・ドンヒョン(25・全南大学史学科4年生)さんが制作し、ユーチューブに載せたユニクロ広告のパロディ動画の中の一場面=ユーチューブよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 「あの残酷な苦しみは永遠に忘れられない」。
 日帝強占期(日本の植民地時代)に朝鮮女子勤労挺身隊に連れて行かれ、“奴隷労働”を強いられたヤン・クムドクさん(89・光州広域市西区良洞)さんは「私は想起させるのが好きだもの」と、一つひとつの言葉をはっきり述べている。「ユニクロの広告のパロディ」動画に出演したヤンさんは1944年5月、全羅南道羅州(ナジュ)の小学校に通っていたが、日本名古屋の三菱重工業航空機製作所に連れていかれた。過酷な労働や暴力に苦しめられたが、賃金を一銭ももらえなかったヤンさんは1945年10月に帰国した。
 ヤンさんが出演したユニクロの広告のパロディ動画は、ユン・ドンヒョンさん(25・全南大学史学科4年生)が製作したものだ。ユンさんは20秒の動画を韓国語や英語・日本語の字幕入りで制作し、19日にユーチューブにアップロードした。ユンさんの動画はユニクロの広告をパロディした形で撮影された。ヤンさんは日本語で「忘れられない」と書いた手札を持って出演した。ユンさんは最近浮上したユニクロの広告を見た後、パロディ映像の制作を企画した。

【写真】日帝強占期に朝鮮女子勤労挺身隊に連れて行かれ、“奴隷労働”を強いられたヤン・クムドクさん(89・光州広域市西区楊東)=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 ユニクロの広告「ユニクロフリース:LOVE&FLEECE編」は、慰安婦を冒涜したとして、韓国で議論を呼んでいる。15秒分量の同広告では13歳の少女が服飾品コレクターとして紹介された98歳の女性に「私の年齢の時はどんな格好をしてたの?」と質問する。問題は98歳の女性の回答(「I can't remember that far back.」)が韓国語の字幕では「オマイガー、80年以上も過ぎたことを憶えているかって?」に意訳されたことだ。「そんな昔のことは忘れたわ」という日本語字幕とは違って、「80」という数字が付け加えられた。
 1944年、日本へ行けばお金も稼げるし、勉強できると言われて、13~15歳に勤労挺身隊に強制動員された朝鮮の少女たちの写真。彼女らは当時、三菱名古屋航空機製作所で賃金もまともにもらえず働かされた=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社
 この広告が公開された後、一部では「80年前の1939年は日帝強占期に(朝鮮の)女性たちが慰安婦として戦線へ強制動員され、強制徴用被害に遭った時期だ。ユニクロの韓国語バージョンは意図的に過去の歴史を嘲笑うもの」だという指摘もあった。ユーチューブには「韓国人女性たちが心を痛めた時代について言及するのは、我々を皮肉るものだ」と批判する映像が掲載されている。ユニクロ・コリアは動画製作者の質問に対し、「二つのモデルの年齢差が80歳を超えることを伝えるため、分かり易く字幕に入れた。世代を超えて皆が楽しめる製品であることを強調した広告」だと釈明した。
チョン・デハ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/area/honam/913831.html
韓国語原文入力:2019-10-20 20:12


https://japanese.joins.com/JArticle/258723
「中央日報日本語版」 2019.10.20 12:52
■慰安婦嘲笑議論のユニクロに重い一発食らわせた韓国の大学生

【写真】全南大学の在学生が19日午前ソーシャルメディアに「ユニクロ広告パロディ」という題名の動画をアップロードした。[写真 ソーシャルメディア]

 光州(クァンジュ)所在の大学に通う学生が慰安婦戯画化議論に包まれた日本のアパレルブランド「ユニクロ」の広告をパロディにした映像を強制徴用被害者とともに制作し目を引いている。
 全南(チョンナム)大学史学科4年生のユン・ドンヒョンさん(25)は19日午前、ソーシャルメディアに「ユニクロ広告パロディ」というタイトルの動画を上げた。
 掲示された映像は3本で、韓国語・英語・日本語の字幕バージョンだ。映像には日帝時代の労働挺身隊強制徴用被害者ヤン・クムドクさん(89)とユンさんがともに出演した。
 映像は議論となっているユニクロの広告と似たコンセプトで撮影された。この映像でヤンさんは日本語で「忘れられない」と書かれたプラカードを持って登場する。韓国語版の字幕には「ユニクロフリース25周年」の代わりに「解放74周年」という文言が書かれている。
 ユンさんが「私の年頃にどれくらい大変でしたか」と尋ねるとヤンさんは「それほど残酷な苦しみは永遠に忘れられない!」と叫ぶ。
 ユニクロの広告で「私の年齢の時は、どんな格好をしてたの?」という質問にファッションコレクターと紹介された98歳の女性が「80年も前のことを覚えているかって?」と答えた場面をパロディにして批判したものだ。
 ユンさんは最近議論が起きたユニクロの広告を見てこうしたパロディ映像制作を企画した。撮影はこの日ヤンさんの自宅の近所で行われ、ユンさんの突然の提案にもヤンさんは快く応じたという。
 ユンさんは通信社ニューシスとの電話通話で「ユニクロが広告を通じて過去史を省察しないで被害者をばかにするような態度を取った。韓日両国間の対立を助長するために作った映像ではない。加害国である日本が被害当事者の痛みを立場を変えて考えてくれればという思いで制作したもの」と説明した。
 ユニクロは最近「ユニクロフリース:LOVE&FLEECE編」を放送している。15秒間のこの広告では90代のおばあさんと10代の少女が出てきて英語で対話をする。
 英語バージョンと違い意訳された韓国語の字幕は「まさか、80年も前のことを覚えているかって?」に変わった。80年前である1930年代後半は強制徴用と慰安婦動員がなされた時期という点から日帝戦犯被害者をばかにしたのではないかという解釈が出てきた。


http://japan.hani.co.kr/arti/economy/34705.html
「The Hankyoreh」 2019-10-21 03:59
■ユニクロ・コリア、「慰安婦冒涜疑惑」の広告の送出を中止
 「政治的な関連関係はないが、不快感を覚えたという意見を受け入れて送出中止を決定」

【写真】ユニクロ広告よりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 ユニクロ・コリアが「慰安婦冒涜」疑惑が持ち上がっている新しい広告の放送を中止することにした。
 ユニクロ・コリアは20日「該当広告はフリース25周年を記念するグローバルシリーズ広告で、いかなる政治的または宗教的事案、信念及び団体といかなる関係もないが、多くの方が不快感を覚えた部分を重く受け止め、(議論になった)当日から直ちに当該広告(の送出)の中止を決定した」としたうえで、「19日からデジタルを含むほとんどのプラットフォームで広告を中止し、一部の放送局は事情によって、月曜日から(放映が)中止される」と述べた。
 ユニクロが最近公開した広告映像には90代のおばあさんが10代の少女から「私の年齢の時はどんな格好をしてたの?」という質問を受けて、「そんな昔のことは忘れたわ(I can't remember that far back)」と答える場面が含まれている。韓国語の字幕では「オマイがー、80年以上も過ぎたことを憶えているかって?」に意訳されたことから、一部では、ユニクロが80年前の1939年、日帝強占期(日本の植民地時代)の慰安婦関連の問題提起を嘲笑っているのではないかという批判の声があがった。
 ユニクロ・コリアは18日、「現役で活動している98歳アイリス・アプフェルと13歳のファッションデザイナーのケリス・ロジャースをモデルに起用し、こんなに年の差が大きい二人が共にフリースが楽しめるという点を、(広告を)観ていただいている方がすぐ理解できるよう、韓国では2人の年齢差を字幕に入れた」とし、「ユニクロは世界中どこでも、政治的または宗教的事案、信念や団体といかなる関係もない」と説明した。
シン・ミンジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/economy/consumer/913854.html
韓国語原文入力:2019-10-20 15:52


https://japanese.joins.com/JArticle/258725
「中央日報日本語版」 2019.10.21 06:49
■ユニクロ、「慰安婦冒とく論争」…新しい広告、結局放送中断へ

【写真】慰安婦を冒とくしているとの論争に包まれたユニクロの広告の韓国語字幕。[ユニクロ 広告キャプチャー]

 大手カジュアル衣料ブランドのユニクロが「慰安婦冒とく」疑惑が取り沙汰されていた新しい広告の放送を全面的に中断した。
 ユニクロは20日、公式コメントを出して「広告はフリース25周年を記念したグローバルシリーズで、いかなる政治的または宗教的な事案、信念、団体とも関連関係がない」としつつも「多くの方々が不愉快に感じた部分について重く受け止めて直ちに該当の広告を中断する」と明らかにした。
 続いて「19日からデジタルを含めたほとんどのプラットホームで広告を中断した」としながら「一部の放送局は事情によって月曜日から中断される」と付け加えた。これに先立ち、ユニクロは該当広告が慰安婦を冒とくしたという論争に対して事実ではないと反論したが、批判が強まると放送中断を決めたという。
 ユニクロは今月2日、日本の公式YouTubeチャネルにユニクロの人気防寒商品「フリース」25周年関連の映像を公開した。98歳のファッションコレクターの白人年配女性と13歳のファッションデザイナーの黒人少女が英語で会話をする30秒ほどの動画だ。少女は「スタイルが素敵ですね。私の年くらいの時にはどんな洋服を着ていたの?」と聞くと、年配女性は「まさか、そんな昔のことは覚えていないわ!(Oh My God,I can‘t remember that far back!)」と答える。
 しかし英語の対話に付けられた韓国語の字幕が年配女性の返事を「80年以上も前のことを覚えているかだって?」と意訳して論争になった。ユニクロが、90代になる年配女性が韓国では日帝強占期の80年前に言及して覚えていないというなど、実際のセリフと異なる訳をつけたのは、韓国の慰安婦関連問題提起を嘲弄したのものではないかと指摘されている。


https://japanese.joins.com/JArticle/258767
「中央日報日本語版」 2019.10.21 16:03
■ユニクロの広告に…韓国中小ベンチャー企業長官「非常に腹立たしい」
 朴映宣(パク・ヨンソン)中小ベンチャー企業部長官は21日、「慰安婦被害者冒とく」という批判を浴びたユニクロの広告について「非常に腹が立つ」とし「文化体育観光部や放送通信委員会など関連部処と相談する」と明らかにした。
 朴長官はこの日、ソウル汝矣島(ヨイド)国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会での中小ベンチャー企業部に対する総合監査で、李勇周(イ・ヨンジュ)議員(無所属)の「政府はいかなる対策もできないということか」という質問に対し、「国家が何もできないという意味ではない」とし、このように説明した。
 李勇周議員は国政監査でユニクロの広告を見せた後、「企業が国民感情や歴史を否定する形で国内で営業すれば、国家的に措置があるべきではないのか」と指摘した。続いて李議員は慰安婦被害者の梁錦徳(ヤン・クムドク)さん(90)が登場したパロディ映像も再生した。
 李議員は「広告を取り下げた状態であるため問題にしにくいという趣旨なら適切でない」とし「このように叫んだ後にやめるような行為が繰り返される場合、政府はいかなる対策も取れないということか」と質問した。
 これに対し朴長官は「とても腹立たしい」とし「国家が何もできないという形で話したのではなく、文化体育観光部や放送通信委員会など関連部処と一度相談をしてみる」と答えた。


https://japanese.joins.com/JArticle/258766
「中央日報日本語版」 2019.10.21 15:14
■保坂祐二氏「ユニクロ広告は嘲弄…日本人、韓国は自尊心ないと話す」
 保坂祐二世宗大政治学教授が論議を呼んだ最近のユニクロ広告に関連し、「ユニクロ側が本当に謝罪しなければいけない」と強調した。
 保坂教授は21日、CBSラジオ番組『キム・ヒョンジョンのニュースショー』に出演し、最近ユニクロ側がの広告映像をユーチューブから取り下げるなど送出中断を決めたことについて「広告を取り下げたからといって終わったわけではない」とし、このような意見を明らかにした。
 これに先立ちユニクロ側は前日、公式立場文を出し、「(論議を呼んだ)広告はフリース25周年を記念したグローバルシリーズであり、いかなる政治的または宗教的事案、信念、団体とも関係がない」とし「多くの方が不快感を感じた部分を重く受け止めて直ちに該当広告を中断する」と明らかにした。
 保坂氏は広告に登場する「98歳の女性」に言及し、「昨年、強制徴用者判決で韓国が勝ったが、一人生き残ったイ・チュンシクさんが98歳だった」と説明した。イ・チュンシクさんは昨年勝訴した強制徴用裁判の唯一の生存者だ。
 また保坂教授は広告に出てくる13歳のデザイナーに言及し、「現在まで確認された最も幼い慰安婦被害者の年齢は13歳」とし「広告に『忘れてしまった』という言葉まで付けて(慰安婦と強制徴用者の)苦痛を事実上忘れたという内容であり、嘲弄していると解釈するしかないような広告」と強調した。
 また保坂教授は韓国内でユニクロの消費が回復しているといういうニュースに関連し、「日本人の間では『韓国人はやはり不買運動ができない』と言い始めている」とし「『韓国の人たちは結局、自尊心がない民族』『やはり日本製品がなければ生きられない民族』という言葉が出ている」と現地の反応を伝えた。


https://japanese.joins.com/JArticle/258638
「中央日報日本語版」 2019.10.17 09:06
■ユニクロ会長「日本は最悪、韓国が反日なのは分かる」…安倍政権に苦言
 韓国の日本製品不買運動に油を注いだユニクロの創業者、ファーストリテイリングの柳井正会長(70)が安倍政権に対して苦言を呈した。このまま行けば日本は滅びるということだ。ただし、これが韓国市場を意識して出てきた発言だったかどうかはしっかりと読み込む必要はある。
 16日、日経ビジネスによると、柳井氏は今月9日付に掲載されたインタビューで、日本が韓国を敵対視しているのは異常で、日本が韓国に反感を持つようになったのは日本人が劣化した証拠だという趣旨で主張した。
 柳井氏は「韓国にみんな(=日本)がけんか腰なのも異常。日本人は本来、冷静だったのが全部ヒステリー現象に変わっている」と話した。また「ああいう国民性だから、韓国の人が反日なのは分かる」としつつ「今、日本は最悪」と評価した。
 柳井氏は日本社会に対して「このままでは日本は滅びる」と言って大々的な改革を促した。過去30年間、世界は急速に成長したが、日本はほとんど成長できず、先進国から中位の国になりつつあり、もしかしたら開発途上国に転落しかねないと憂慮した。
 国民所得もほとんど伸びず、産業が依然として製造業中心という点も指摘した。モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)、ロボティクス分野がいくら重要だといっても、本格的に新しい分野に取り組む企業がないとも批判した。
 また、日本特有の「忖度」(上の人の気持ちを察して自ら判断して行動する)文化が上の人のために公文書を偽造するなどの慣行に変質したとして「日本のDNAはすごく必要だけど、強みが弱みになっている」と話した。
 このように没落する日本を実感できなくなっている世相も指摘した。
 柳井会長は「本屋では『日本が最高だ』という本ばかりで、いつも気分が悪くなる」としながら「どこが今、最高なのか」と反問した。このままいけば日本は「ゆでガエル現象」になり、だんだん熱くなっていく熱湯の中で訳も分からないまま死んでいきかねないと嘆いた。
 柳井会長は日本に2つの改革案を提示した。まず財政支出を半分に減らして公務員数も半分に減らすよう助言した。また、参議院と衆議院はどちらも機能していないとして議会を一院制にしたほうがいいと述べた。
 安倍晋三首相の「アベノミクス」に関しては株価上昇には役に立ったとしつつ、株価上昇は「国の金を費やせばどうにでもなる」と言って事実上、成果がないと批判した。
 ユニクロは7月、日本の半導体材料輸出規制強化措置を契機に、韓国民の不買運動の対象になった企業だ。柳井氏は今月10日、7-9月期の実績発表当時、韓日関係の悪化で韓国事業が苦戦しているにもかかわらず「(韓国事業の)戦略変更は全く考えないでいる」と明らかにした。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20191020000800882?section=news
「聯合ニュース」 2019.10.20 15:47
■ユニクロが韓国でのマーケティング強化 店舗数拡大や大幅割引など
【ソウル聯合ニュース】韓国で日本政府の対韓輸出規制強化を受け広まった日本製品不買運動の主なターゲットとなったカジュアル衣料品店のユニクロが最近、韓国での営業を強化する動きを見せている。

【写真】先月閉店したソウル市内のユニクロの店舗(資料写真)=(聯合ニュース)
【写真】韓国で日本製品の不買運動が始まった7月、大邱市内のユニクロの前では日本の対韓輸出規制と安倍政権を批判する市民の姿が見かけられた(提供写真)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 不買運動がに始まった7月以降、新商品の宣伝も最小限にとどめていたユニクロが最近、店舗を増やし攻撃的なマーケティングに乗り出したことに対し、冬の繁忙期を前に本格的な売り上げ回復を狙っているのではないかとの見方が出ている。
 ユニクロは8月と9月にソウル市近郊の京畿道に新店舗を3カ所オープンしたほか、ソウル市内の2店舗をリニューアルオープンした。
 7月に不買運動が始まってから3店舗を閉店したが、現在の店舗数は昨年より1店舗増え187店舗。
 今月から来年の新入社員採用に向けた説明会も開く。今年の説明会には新プログラムも導入され、不買運動の影響で失墜したイメージを向上させるための方策だとの見方も出ている。
 また、割引やコラボレーションなど商品マーケティングにも積極的に乗り出している。
 今月3日から代表商品が最大で半額になる感謝セールを実施している。これまで定期的に割引セールを行ってきたが、50%に上る割引率は異例だというのが業界の一般的な見解だ。
 これに加え、秋冬シーズンを迎えロングセラー商品が売り出され、オンラインストアでは一部商品が売り切れとなった。
 不買運動が始まってから閑散としていた店内が最近は試着のために並ばなければならないほど混んでいるという目撃談もSNS(交流サイト)に出回っている。
 英ファッションブランドのJWアンダーソンとのコラボレーション商品やカシミア関連商品も販売するなど商品ラインアップも強化している。
 このような営業強化の動きについて、しばらく消極的だった営業戦略を再び拡張へと方向転換させたのではないかとの見方が出ている。
 ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長は最近のインタービューで不買運動にもかかわらず韓国での事業計画を変更しない方針を明らかにした。
 ユニクロ側は営業強化と不買運動の関連性を否定した。関係者は「新店舗オープン、採用説明会、新商品発売はどれも今年の事業戦略に基づき予定されていた」とした上で、不買運動による売り上げ変動を受けての対応ではないと話している。
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