三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「10万人集まった労働者大会「労働絶望社会、全泰壱死亡した49年前と変わらない」」

2019年11月11日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34917.html
「The Hankyoreh」 2019-11-11 08:08
■10万人集まった労働者大会「労働絶望社会、全泰壱死亡した49年前と変わらない」
 ソウル汝矣島で「全泰壹烈士精神継承全国労働者大会」開催 
 60日間にわたり座り込み中の道路公社の料金所労働者と
 学校非正規職労働者など 
 「最高裁の判決も無視し、非正規職子会社への入社を強要」、
 「教育公務職を法制化すべき」 

【写真】今月9日午後、ソウル永登浦区汝矣島の麻浦大橋南端の汝矣大通りで開かれた全泰壱烈士精神継承全国労働者大会で、参加者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 「労働者の大闘争で民主化を成し遂げた現在の大韓民国はどうですか。労働者の直接雇用を命じた最高裁(大法院)の判決があっても守らないこの国が、(全泰壱烈士が亡くなった)49年前と何が違いますか」。
 9日、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)麻浦(マポ)大橋南端の汝矣大通り。今年9月9日から2カ月間にわたり、慶尚北道金泉市(キムチョンシ)の韓国道路交通公社(道公)本社で、高速道路の料金所職員たちの直接雇用を求めて座り込みを行っているト・ミョンファ民主一般連盟副委員長が舞台に上がってこのように訴えた。ト副委員長は「道公は違法と沈黙を貫いている。もはや大統領府がこの事態を解決しなければならない。このまま死んでも、この闘争を諦めるわけにはいかない」と強調した。
 1970年、22歳の青年だった全泰壱(チョン・テイル)が「労働基準法を遵守せよ」と叫び、自分の身に火をつけて世を去ってから、今月13日で49年になる。「全泰壱烈士49周忌」を控え、全国民主労働組合総連盟(民主労総)は9日午後3時、ソウル永登浦区麻浦大橋南端の汝矣大通りで全国労働者大会を開いた。全国から集まった労働者10万人(主催側推算)は、労働改悪の粉砕▽労働基本権の保障▽非正規職の撤廃▽社会公共性の強化▽財閥体制の改革を要求した。

【写真】今月9日午後、ソウル永登浦区汝矣島の麻浦大橋南端の汝矣大通りで開かれた全泰壱烈士精神継承全国労働者大会で、参加者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 民主労総のキム・ミョンファン委員長は同日、「政府が労働法の改悪を持ち掛ければ、国会がさらなる改悪を求める『労働絶望社会』だ。最高裁の判決も無視し、非正規職子会社(への入社)を強要しながら、勝ち目のない訴訟で時間と金を無駄にして、差別を固着化している。労働の(観点の)ない、労働を犠牲にする政府は包容と公正を語れない」とし、「労働者のプライドをかけて、労働基本権の保障と非正規職の撤廃、社会公共性の強化、財閥体制の改革のためのゼネスト闘争に向けて力強く進む」と述べた。

【写真】慶尚北道金泉市の道路公社本社で60日以上にわたって座り込みを行い、労働者大会参加のため今月7日に上京した高速道路料金所労働者のペク・フンギさん(55・左端)と民主労総民主一般連盟の組合員たち=オ・ヨンソ記者//ハンギョレ新聞社

 同日の労働者大会では、さまざまな職種の労働者らがそれぞれが直面している困難について訴えた。金泉の道公本社で60日以上座り込みを行っている中、労働者大会に参加するため7日に上京した高速道路料金所の労働者のペク・フンギさん(55)は「道公は子会社への入社が正規職への転換だと主張するが、子会社は規模の大きい非正規職にすぎず、外注会社と待遇もあまり変わらない。道公に直接雇用を命じた最高裁の判決の履行を求めるため、労働者大会に参加した」と語った。ペクさんは60日間も続いている道公本社での座り込みの状況についても説明した。彼女は「(座り込み現場に)窓をしっかり閉めても隙間風が入ってきて、最近はビニールで窓を全部塞いだ」とし、「だんだん寒くなり、座り込みがさらに厳しくなるのではないかと心配している」と話した。
 前日、料金所労働者たち13人は本社占拠座り込み60日目を迎え、大統領府への行進を図り、警察に連行された。料金所労働者たちは同日午前、ソウル鍾路(チョンノ)警察署前で記者会見を開き、「女性と障害者がほとんどである料金所職員たち約100人の歩道デモ行進に警察が3中隊を配置したことは過剰対応」だとしたうえで、「鍾路警察署は料金所職員たちに負わせた傷と悪意的な過剰対応について謝罪しなければならない。連行した同僚も直ちに釈放せよ」と述べた。

【写真】慶尚南道梁山のある小学校給食所で12年間働いているムン・ギョンファさん(50・右端)と学校の非正規労組組合員たち=オ・ヨンソ記者//ハンギョレ新聞社

 教育公務職の法制化を求める声もあった。調理師や教務補助など、学校の非正規職労働者で構成された教育公務職は、一部の市道の条例に規定があるだけで、法的な根拠がない。無期契約職または期間制契約職として働いている人々は20万人に達する。慶尚南道梁山(ヤンサン)のある小学校給食所で12年間働いているムン・ギョンファさん(50)は「給食労働者として働きながら最もつらいのは、火傷をするなど大小の事故によく遭うという点だ。筋骨格系の疾患だけでなく、疾病や事故が多い。ところが、代替人員がおらず体調が悪くてもそのまま鎮痛剤を打って我慢して働かなければならないなど、処遇が劣悪だ」とし、「現在無期契約職の教育公務員たちを“本物の正規職”に転換しなければならない」と話した。

【写真】忠清南道唐津で大学の教職員として20年間働いているパク・インギさん(51)親子=オ・ヨンソ記者//ハンギョレ新聞社

 家族と共に労働者大会に参加した市民もいた。忠清南道唐津(タンジン)で大学の教職員として20年間も働いているパク・インギさん(51)は、小学校5年生の息子と共に、同日昼12時に汝矣島に到着した。パクさんは「同じ仕事をする同僚の中には無期契約職など多様な種類の非正規職労働者が多い。大学側が政府の交付金で期間制職員を採用する場合もある。政府の支援がむしろ非正規労働者を量産しているわけだ」と批判した。パクさんは「将来労働者になる息子に良い勉強になると思い、3年連続で労働者大会に息子と一緒に来ている」と話した。

【写真】今月9日午後、ソウル永登浦区汝矣島の麻浦大橋南端の汝矣大通りで開かれた全泰壱烈士精神継承全国労働者大会で、参加者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 同日の労働者大会には、国外から来た活動家たちが連帯の声を上げた。香港労総建設労組活動家のラム・シュメイ(Lam, Siu Mei)氏は、「逃亡犯条例の改正に反対する大々的な闘争の中で、新たな労組結成の波が香港内で形成された。労働権や自由、民主主義を勝ち取るために共に戦いましょう」と述べた。
 午後4時30分に本集会が終わった後、参加者たちは国会に向かって行進した。全教組や公務員労組、鉄道労組、学校非正規職労組などは、ソウル汝矣島と大統領府サランチェ前など、ソウル各地で同日午前から事前集会を開いた。

オ・ヨンソ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/916398.html
韓国語原文入力:2019-11-10 17:45
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