2011年9月21日(水) 13時半に山梨県議会9月定例会が開会します。所信表明演説はありませんが、議案提案理由説明の中で、6月県議会で決議された、「放射性物質に対する本県の安全宣言に向けた取り組みに関する決議」 について、どのような結果を出したか、その中間報告は行なわれると思います。
山梨県では県議会インターネット中継がありますが、今議会では中継はありません。後日録画公開とのことです。
安全宣言は出せる状況では無いことは福島原発の状況から分かりますが、「山梨県では子供たちを守るために、このような施策・取り組みを実施し、今後もそれらを継続できる体制がこのように整いました」 というお話しが横内正明知事の冒頭説明に含まれる事を期待したいと思います。子供たちが安全だということは、大人も安全だということです。大人には安全でも子供たちは安全では無いケースは多いです、放射線被曝問題はその典型だと思っています。
私が原発震災と議会に関して書いてきた記事を拾い出すと以下の通り・・・・
2011.06.01 山梨県議会、甲府市議会で放射能汚染の審議を
2011.06.11 学校給食、食材の放射能測定は不要か
2011.06.24 山梨県における放射線量の広域調査について、最初に行なわれた10箇所調査のことです。
2011.07.13 TPPと原発震災とリニアと山梨県、この記事では、県議会決議のことと、 『国家的大局的な動向の中で山梨県はどうあるべきかという立ち位置を明確にすべき』 ということを書きました。環太平洋経済連携協定(TPP)とリニア中央新幹線と原発問題がどのようにリンクしているかの説明は必要無いと思います。
複雑に関係している事柄を解きほぐし、自身の政治理念に基づいてそれらをどのように整理して地域の政策を組み立てるか、何をどのように着手するか、それを分かりやすく県民に説明していくのは地域政治家の仕事です。
2011.07.15 山梨県の放射線広域調査はやり方が変です、山梨県知事記者会見(平成23年7月13日水曜日)で横内知事から議会決議もふまえて100箇所測定を実施する説明がありました。
やまなし県議会だより(平成23年5月臨時会・6月定例会、第128号) では、この決議のタイトルのみ記載されています。議会サイトを見ない人は決議の内容はご存じ無いかも知れません。
山梨県内100個所の放射能測定、このページで10箇所測定と100箇所測定の結果を統合して記録しました。
2011.08.26 山梨県安全宣言はいつになるか、この記事で山梨県議会決議本文を全文記載しました。今日の記事はこの記事を踏まえて9月議会への期待を込めて書きました。
6月議会が先日終ったばかりとも思えるような気分ですが、もう三か月も経ってしまいました。終戦が見えない長期戦をこれからも戦い続けねばなりません。
追記-先日の記事に書いたのですが、山梨県環状道路北部区間公聴会の記録と計画決定 については国土交通省の施策いかんに関わらず山梨県としてこの事業の進め方を再考いただける事を期待しています。過去の説明会・公聴会記録の全てをご覧になれば、この事業の進め方は妥当だったと知事が判断なさることはあり得ないでしょう。プロセスにおいてしくじった事業の末路は原発を考えるまでもなく県内にも事例があると思えます。「ほっとけない」をキャッチフレーズにされた知事は、このことを一番良くご存じのはずです。
追記-2011年9月20日、9月定例会及び12月定例会については、恩賜林記念館において本会議を開催 とのことです。その関係で9月21日のテレビ中継、インターネット中継はありませんでした。今議会では中継はありません。
追記-2011.03.26 ブログで私は自主避難とは菅直人政権による棄民である、「お天道様をなめるんじゃない!」 と書きました。このことは、9月19日の記事に追記した東京電力による損害賠償申請手続きの進め方につながってくると思います。
先程、またバカなスパムアクセスが来ました、「どいつもこいつもなめた真似しやがる!」 と久しぶりに汚い言葉でつぶやきました 2011-09-21 14:30 追記