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臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部、12月8日午前6時発表。帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。今朝、大本営陸海軍部からこのように発表されました。

NHK戦時録音資料 から上記引用しました。

国立国会図書館 レファレンス協同データベース「わが国は米英と戦闘状態に入れり」は何年何月何日、何時の発表か。また、何回繰り返されたか。
複数の文献が参照されていますが、このデータベースでも紹介されているのが上の放送です。
当時のラヂオ放送は日本放送協会(NHK)だけですから、臨時ニュースの録音からNHKがテキスト化した内容を歴史の記録と考えて良いでしょう。

ハワイが「西太平洋」というのは、経度0ゼロのグリニッジ(英国)から見て、日付変更線の経度180度で東西が区分されるので、日本側の太平洋は東半球にあるから東太平洋、アメリカ側が西太平洋となります。

「***に派遣された自衛隊は***と戦闘状態に入れり」
こんな臨時ニュースが流れないことを祈りたいと・・・写真は山梨縣護國神社の「父の像」です

山梨縣護國神社_父の像

2015年12月8日には 「太平洋戦争(大東亜戦争)開戦の日に」 を書いて同様に開戦放送について調べましたが、それらのリンク先は今も有効です。YouTubeにもリンクしてあります。
今年はNHKを確認しました。「今朝、大本営陸海軍部からこのように発表されました。」まで含めて臨時ニュースです。国営放送として歴史の記録は永遠に残されると思います。NHKの会長も代わるようですし・・・
ちなみに「大東亜戦争」という名称について Wikipedia記事 を参照して使用しています。出典が明示された情報です。そして歴史を示す用語に「言葉狩り」はしたく無いのが私のスタンスです。

2014年12月7日には 「アメリカが説く言論と報道の自由について」 を書きました。「安倍晋三自由民主党が民主国家としての米国の考え方は理解していないことを、アメリカ政府が全世界に向けて発信している記事から知ることができます。」と始まる記事です。

2013年12月7日は 「特定秘密保護法成立、国民が制御不能なシステム」 を書きました。

蛇足ですが12月8日だから書いておきます。
 ナガラテレビで点けていたニュース、安倍総理と蓮舫民進党代表の党首討論でカジノ法案についてやり合ったのが報じられました。
 「立法府の長」だと自任したはずの安倍氏が、議員立法だから自分には説明責任が無いと応じたようで笑いました。
 それはともかく、総合レジャー施設の一環として、カジノはどのように経済成長に寄与するかは、法を運用する行政府の長として自身の理解と意見があるはずですから、討論ではそれを語ることで国民の合意形成を導けば良いのです。
しかし、この答弁には裏がありそうです。
 リニア中央新幹線事業は全国新幹線鉄道整備法(全幹法)の下で行なわれている国策事業です。その全幹法も附帯決議まで付いた議員立法なのです
12月9日に東京地裁で第2回口頭弁論が開催される「ストップ・リニア!訴訟」ですが、この裁判の今後の過程で国土交通大臣が政府に説明責任は無いと陳述する為の布石かもしれませんね。安倍晴明でも頼んで当時の議員を法廷に呼び出し全幹法の意義を陳述させるのかな。



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