【追録】気象庁 報道発表日 令和6年8月8日【2024年】
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について 本日(8日)16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
南海トラフ地震臨時情報について [PDF形式:3.4MB] 『南海トラフ地震臨時情報(巨⼤地震注意)を発表』
『本日(8日)19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。その内容について別添のとおりお知らせいたします。』 発震機構解
地震の発⽣メカニズム
震度分布図・推計震度分布図
今回の地震活動
南海トラフ沿いの過去の地震活動(1919年以降)
今回の地震周辺の過去の主な地震活動
令和6年8月8日 日向灘の地震(発生場所の詳細)
南海トラフ 周辺で想定されている海溝型地震
南海トラフの巨大地震で想定される最大クラスの津波高・震度分布
(内部報道のタイトルから掲載してみました)
2024年9月8日 11時41分
「南海トラフ地震臨時情報」から1か月 各地で課題改善へ検討 (NHK)
「南海トラフ地震臨時情報」の発表から8日で1か月です。
津波が想定されている地域では自治体などの一部で対応に混乱が見られましたが、愛媛県伊方町ではこれまで「地域防災計画」に臨時情報の対応が含まれていなかったことから、事前避難の呼びかけなど新たな対応方針を決めて盛り込んでいくことがわかりました。
また、南海トラフ地震の防災対応を所管する内閣府は、自治体や事業者に今月中にもアンケートを行って情報の伝え方を検証するなど、改善に向けた検討を進めることにしています。
【以下はそれぞれ長文ですが、最初の部分だけ引用します・・・】
閉鎖?予定どおり? 自治体で対応分かれる 先月8日、日向灘で発生したマグニチュード7.1の地震を受け、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まったとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
【愛媛 伊方町】“方針決めていなかった” 地域防災計画改定へ 愛媛県伊方町は、8000人近くの住民のおよそ9割が南海トラフ巨大地震の津波の浸水想定区域に住んでいます。
伊方町では地域防災計画を2016年度から更新しておらず、2019年から運用が始まった「南海トラフ地震臨時情報」の対応については具体的な方針を決めていませんでした。
【徳島】阿波おどりを開催も 課題浮き彫りに 徳島市の阿波おどりは8月11日から5日間、臨時情報が発表される中で開催され、実行委員会によりますと、期間中の人出は推計で102万人に上りました。
【高知 黒潮町】事前避難可能な避難所を開設したが- 高知県の沿岸部にある黒潮町は、臨時情報の発表を受けて町内全域に「高齢者等避難」の情報を出すとともに、229人いる要支援者に連絡を取り、地震が起きる前の事前避難を呼びかけました。
実際に事前避難した高齢者は 黒潮町では8月末の時点で高齢化率が46%を超えています。今回、実際に避難した人を取材すると高齢者の事前避難の難しさが見えてきました。
専門家 “事前避難について具体的にイメージすることが大切” 黒潮町では今回の経験を検証して防災力向上につなげようという動きが住民レベルでも広がっています。
芝地区では、9月1日に自主防災組織が臨時情報の勉強会を開き、住民およそ30人が集まりました。講師はこの地区で住民と防災活動に取り組んでいる九州大学の杉山高志准教授が務めました。
【宮崎】対応追われた海水浴場では 8月8日、宮崎県で震度6弱を観測する地震が起き「南海トラフ地震臨時情報」が初めて出されたことを受け、宮崎市の海水浴場では対応に追われました。
内閣府 市町村などにアンケート実施し改善に向けた検討へ いっぽう、南海トラフ地震の防災対応を所管する内閣府は、呼びかけの対象となった707の市町村や、運輸、観光、小売りの事業者などに今月中にもアンケートを行って、防災計画の策定状況や受け止めを調べるとともに、専門家でつくるワーキンググループの意見もふまえ、情報の伝え方などの改善に向けた検討を進めることにしています。