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甲府市サイトで2012年3月分の測定結果が3月22日に公表されました--甲府市の放射線量測定結果について
私は甲府市(山梨県)の放射能測定 として2011年6月の測定から継続観察できる地点の測定値を記録しています。

甲府市は、『測定方法-地表面から1mと5cm地点の空間放射線量を各5回ずつ測定し、その平均値を測定値とします。測定値は、天候、測定場所の地質、周辺のコンクリート建造物や自然界などに存在する放射性物質の影響を受けることがあります。』 と書いています。
例えば中央保育所では2011年11月以後、ずっと 0.07 程度の値で推移しています、私はこの測定値そのものを疑問に思っているのではありません。
「測定場所の地質、周辺のコンクリート建造物や自然界などに存在する放射性物質の影響を受け」 ているかどうかを、検証しないのは何故だろか、という疑問なのです。

中央保育所で毎月同じ場所で測定しているでしょう。その場所から10メートルくらい離れた場所でも測定してみて、同様な値がでているようなら、その場所を水を流して洗ってみたり、表土5cmを取り除いてみたりして、もう一度測定してみる。その値が誤差の範囲で収まるなら、中央保育所には福島原発由来の放射性物質の降下は無かった、 0.07 が原発震災前からその場所にある自然放射線量(上記下線の意味)に等しいのだろうと推測できるはずです。

甲府市が測定している20箇所の全てでこのような「実験」を何故やらないのか、それを私は疑問に思っています。


署名のお願い~甲府市の学校給食に関する要望書~ が告知されています。時間があれば記事にするつもりですが、「プロメテウスの罠」(2012年3月13日刊)を入手して読んでいます。
肥田舜太郎医師の項で、原爆に起因する被爆者の被曝について国は冷淡な対応をしたような裁判事例があることを知りました。国がそのようなスタンスでいることが、おそらく給食被曝についても無頓着な対応で済ませていた理由なのではないかと感じています。国のスタンスに従う地方行政はなおさら冷淡になるのがこの国の通例です。「こんな人権侵害を決して許してはいけない!」、おそらく氷山の一角でしょう。未だに給食素材情報が出て来ない、「子どもは宝」などとリップサービスも大概にしろ!

更新日:2012年3月23日 「平成24年3月」 何これ?? 情報を公開してますというアリバイ作り?
特によくある質問 子供に食物アレルギーがありますが、学校給食での対応はどうなっていますか? で、放射能汚染への学校給食での対応については市民から質問は無い。
そうか!この記事の意味は、これらの毎日の給食を丸ごと測定しているので、後日測定結果を公表するという予告だ! 一食分を測定している記事は読んだことがある。素材一つの測定では分からない全体的な内部被曝状況が読み取り易いということらしい。---「給食の放射能調査」は妥当か?(2011年9月29日)とか、横浜市では小学校給食における一日分食材の放射性物質の測定について
以前にも書いたが、この9月の記事にある「日常食」調査、これを山梨県衛生環境研究所も文部科学省委託事業としてやっていたはずだ。方法はマスターしているはずだが、その方法では調べていないのか?
新潟県-日常食に含まれる放射能検査の結果、過去の測定の範囲でした(2011年12月27日)、日常食に含まれる放射能検査の結果(1月調査分)(2012年02月07日)
なるほど、そういうことか、日常食放射能検査は事業仕分けで廃止された.今は復活すべき時.(早野龍五さんツイート)



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