12月2日の神戸新聞の朝刊に「山はようやく秋色に」のテーマで、加古川市近辺の秋の風景を紹介していました。
権現ダムの堤防をバックにした真っ赤な紅葉の写真を掲載しています。
風景に真っ赤な紅葉がない
「ひろかずのブログ」では西牧組の「大庄屋日記」を掲載しましたが、いったん終え東志方の細工所について書こうかなと計画しています。
そのため、2日は細工所へ写真を撮りに出かけ、帰りは野尻・権現ダム経由で帰ることにしました。
というのは、朝刊にあった権現ダムの紅葉を見たかったためです。
途中の山は確かに秋の風景でしたが、新聞で見た真っ赤な紅葉はみあたりません。
新聞記事にだまされたような気分になりました。
ダムの水をバックにした撮影スポットをさがしたのですが、写真の一カ所だけでした。
歴史の風景
私たちが学校で習った歴史もそんなものかもしれません。
教科書に出てくる事項は特別な「真っ赤な紅葉のような事件」ばかりです。
普通の生活では、信長も聖徳太子も坂本竜馬も登場しません。
普段の生活は、真っ赤な紅葉のない風景が普通でした。
でも、内部に問題を含んでいます。
表面の変化の少ない生活も、内部では徐々に変化していました。
ある時点で沸点となり突然ガタガタと変化しました。
その突然のガス爆発が教科書の事項です。
権現ダム周辺は黄色い世界
山は、急に冷えだしました。
権現ダム周辺の風景は冬への準備を急いでいました。
でも、赤い紅葉は、あまり見当たりません。
ダム周辺は、いつもの年のように短い秋を黄色で演出しています。
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