この時、東志方村は生まれ、そして、昭和29年8月1日、東志方村・西志方村・志方村が合併して志方村が誕生した。
東志方村の各村(旧村)をみてみたい。
<東志方村>
東志方村は、地図のように細工所村・高畑村・岡村・広尾村・野尻新田村・大沢村・行常村・大宗村・畑村・雑郷村・東飯坂村・東中村の12か村である。
役場は、細工所村に置かれた。
全部読めるだろうか。チャレンジして欲しい。(答は文末)
この内、広尾は明治9年2月に吉広村と柏尾村が合併して、お互いの一字をとり広尾村とした。
尚、これらの村々の江戸時代の経過をみておきたい。
細工所村・高畑村・広尾村・岡村・野尻新田村・大沢村・行常村・大宗村を含む地域は、慶長5年(1600)姫路藩領、元和3年(1617)幕府領、寛永16年(1639年)姫路領、慶安元年(1648)幕府領、延宝6年(1678)相模国小田原藩領に、そして延享4年(1748)から121年間にわたって一ツ橋領であった。
それ以外の4村は、他の地域と同じく姫路藩に属していた。
答:さいくじょ・たかはた・ひろお・おか・のじりしんでん・おおざわ・ゆきつね・おおむね・はた・ぞうごう・ひがしいいざか・ひがしなか
*『兵庫県市町村合併史(上)』(兵庫県総務部地方課)・『かこがわま万華鏡』(岡田功)参照
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