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ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

オマーン国夫人物語(21) オマーン王族 稲美町訪問(1)

2019-11-02 09:18:50 | 江戸時代、高砂の商業活動

 少し寄り道をします。オマーンの副首相が稲美町を訪問されました。以下の記事は、10月25日神戸新聞の記事からの再掲です。(記事を一部省略し、写真を変えています)

      オマーン王族 稲美町訪問(1)

 天皇陛下が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」に出席するため来日した、中東・オマーンのアスファイド副首相兼国王特別代理らが25日、王族ゆかりの地である稲美町を訪問した。

 元国王夫人で、神戸でブサイナ王女を生んだ清子・アルサイド(旧姓大山)さんの墓に、同国関係者10人が花を供えた。

 約40年前には同王女が来町しており今回は副首相が墓参した。

 清子さんは1935年(昭和10)、カーブース現国王の祖父であるタイムール元国王と神戸で出会った。

 恋に落ちた2人は翌年結婚式挙げ、ブサイナ女王(日本名は節子)が誕生したが、39年(昭和14)清子さんが病没。

 元国王は清子さんの母の出身地である稲美町に墓を建て、王女を連れて日本を離れた。王女は、オマーンで王族の一員としてそだてられたという。

 この日、午後12時半ごろ、アスファド副首相らが、古谷博町長らと同町中村の大沢公園墓地を訪れた。

 ハンチング帽姿のアスファイド副首相は、清子さんの親戚で墓の世話を続ける同町の杉本浜子さん(74)とともに線香をあげるなどした。

帰る際に、惜しんで同副首相らと抱擁した杉本さんは「遠くからわざわざ来てもらいうれしかった。お墓に『清子さん、良かったね』と心の中で呼びかけた。帰る際に、惜しんで同副首相らと抱擁した杉本さんは「遠くからわざわざ来てもらいうれしかった。お墓に『清子さん、良かったね』と心の中で呼びかけた。

(以上神戸新聞より・一部省略)

     元国王夫人が眠る墓地へ

 墓参は、オマーンのアスアド副首相(現国王のいとこで、次期国王の有力候補者)、それにオマーンのトップ方々。稲美町からは清子さんの親族(杉本浜子さん)、それに町長・教育長等町の幹部の方の墓参でした。ここまでは、当然の方々の墓参です。

 一人だけ異分子がまじっています。私です。「なぜか、奇妙な組み合わせ」と思われたでしょう。そうです。まさに異分子です。(no4783)

 *写真上:手を合わせる杉本さん、後はオマーン副首相(中央の女性は通訳)

   中 :オマーンの副首相ら

   下 :清子さんの墓に手を合わせる私

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