パリジェンヌ
「ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し/せめては新しき背広をきて/きままなる旅にいでてみん」(「旅上」)と萩原朔太郎(1886-1942)が歌ったフランスへの思いは、文化人の抱いたフランスへの憧憬を物語ります。
一般的に、日本人のフランス(人)観は、この延長上にあるようです。
その上に女性(観)となると、そんなフランス観のうえに、「見た目の美しさ」が加味されます。
たしかに、背筋を伸ばしたパリジェンヌ(パりのお嬢さん)の姿は、魅力的です。
世の男性諸氏にとって、「あこがれ」かもしれません。
フランスがちょとだけ好きでない、お爺さんから
やめておきなさい。
もちろん、日本人のあこがれる理想のパリジェンヌは土の中から宝石をさがす確率でおられるでしょうが。
(もっとも誤解は、価値観の違いに原因することが多いようですが・・・)
「加古川ジェンヌ」の方とデートをおすすめします。
萩原朔太郎等のフランス観に惑わされてはいけませんよ。
「パリジェンヌ」は、アジサイだけにしておきましょうか。
でも、アジサイの「パリジェンヌ」は、文句なく華やかで、きれいで、そして優しそうです。
(フランスの方がお読みでしたら、ごめんなさい)(no3247)
*写真:パリジェンヌ(アジサイ)、撮影:堀江
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