ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

加古川の戦争(2)・幻の鉄道

2006-08-26 10:40:46 |  ・加古川の戦争

5cbd52de_1   地図が見にくくて申し訳ないが、加古川駅から東に鉄道がまっすぐにのび、水足あたりで北へ向きを変えている。

  この地図は、昭和25年のものです。

  この鉄道について、水足の方に聞いてみました。

  「そうそう、懐かしいですね。汽車がありましたわ・・」と、この鉄道のことを思い出してくださいましたが、それ以上のことは、分かりません。

  以前に小林精男(故人・加古川線を播州鉄道といっていた時代、運輸部総務課長をされていた)に聞いた記録がある。

  「・・・日岡山にある刑務所は、戦前、神野倉庫と呼んでおり、今の加古川駅からこの鉄道で火薬を運んでいたんです。

  もともと、神野倉庫のあたりは山でしたので、その土を“尾上飛行場”に使ったんです・・・なにせ、あの広い場所が火薬庫でしたから、外に機密がもれると大変だったのでしょう、憲兵や秘密の警察による警戒が厳しくてね・・・」

(小林さんに聞き取りをしたのは1994年)

*しばらく、「加古川の戦争」をとりあげたい。仕事の都合で、明日から3日間ブログを休みます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 加古川の戦争(1)・高射砲隊 | トップ | 加古川の戦争(3)・高射砲... »

コメントを投稿