ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

瀧瓢水物語(28)  瓢水の筆塚

2016-10-27 07:13:54 | 瀧瓢水物語

    瓢水の筆塚

 宝蔵寺境内に、瓢水の筆記用具の筆などの遺品を埋めた筆塚(写真)を子供の富春と俳句の門人・播陽が建立しています。

 場所は、本堂の西に見ることができます。

 次の文字を読むことができます。

 <筆塚> 

    (右側面) 維時宝暦十二年壬午五月十五日 

    (正 面) 瀧瓢水翁自得居士筆塚

    (左側面) 筆塚 赤松入道心十世の孫主

   水寓干加東郡滝野村因以瀧為氏

   後住干今之別府村既歴五世乃至

   干翁事家載 

    (背 面) 銘はあるのですが摩滅して判読できません

  〈瓢水の位牌〉

 なお、寺には瓢水の位牌もあります。

   表 寛翁自得居士

     盛蓮栄照信女    (瓢水のこども・富春の継母)

   裏 宝暦十二年壬午五月十七日

 

 *(余話)なお、瓢水と関係はないのですが、筆塚の横に日本一古い大きなオリーブの木があります。

 オリーブの樹木といえば小豆島が有名ですが、宝蔵寺のオリーブは小豆島よりも20年数も早く植えられました。(no3375

 *写真:宝蔵寺境内の瓢水の筆塚

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