「そろそろカモが来てるかな?」と思って近所の池や川を回ってきました。京都市内(鴨川)にはすでに何種類かのカモが飛来しているようですが、少し南に位置する宇治はコガモばかりで他のカモの姿はまだ見られませんでした。しかも、まだエクリプスのままでコガモらしい色が出ていません。
エクリプスとはカモの換羽のことで、北国で繁殖(子育て)を終えると、♂はカラフルな羽を脱ぎ捨てて♀と同じような地味な羽に着替えます。そうしないと猛禽に狙われるからといわれています。
日本に渡来する今ごろはエクリプスで、冬になると♂はカラフルな生殖羽に変わります。小鳥の場合は夏に生殖羽(夏羽)に変わりますが、カモの場合は冬に生殖羽(冬羽)に変わるわけです。
この時期は、♂も♀も似たような色なので識別が難しいです。自信はありませんが、図鑑と首っ引きで一応雌雄を判別しました。
生殖羽は♂が♀とペアになるための美しい羽。つまり、カモは日本に滞在している冬の間にペアを形成し、北国に帰ってからそのペアが交尾・産卵・子育てします。「渡りの途中に離れ離れにならないのかな?」とか、「北国に帰ってからペアを形成すればいいのに…」と疑問が湧きますが、鳥の生態は不思議です。
ちなみに、エクリプスには日食や月食の意味があります。なぜ、換羽と日食・月食が同じ言葉なのか調べたところ、エクリプスには元来「覆い隠す」とか「輝きを失う」という意味があるそうです。カモは換羽によって本来の色や輝きを隠しているわけですね。
エクリプスとはカモの換羽のことで、北国で繁殖(子育て)を終えると、♂はカラフルな羽を脱ぎ捨てて♀と同じような地味な羽に着替えます。そうしないと猛禽に狙われるからといわれています。
日本に渡来する今ごろはエクリプスで、冬になると♂はカラフルな生殖羽に変わります。小鳥の場合は夏に生殖羽(夏羽)に変わりますが、カモの場合は冬に生殖羽(冬羽)に変わるわけです。
この時期は、♂も♀も似たような色なので識別が難しいです。自信はありませんが、図鑑と首っ引きで一応雌雄を判別しました。
生殖羽は♂が♀とペアになるための美しい羽。つまり、カモは日本に滞在している冬の間にペアを形成し、北国に帰ってからそのペアが交尾・産卵・子育てします。「渡りの途中に離れ離れにならないのかな?」とか、「北国に帰ってからペアを形成すればいいのに…」と疑問が湧きますが、鳥の生態は不思議です。
ちなみに、エクリプスには日食や月食の意味があります。なぜ、換羽と日食・月食が同じ言葉なのか調べたところ、エクリプスには元来「覆い隠す」とか「輝きを失う」という意味があるそうです。カモは換羽によって本来の色や輝きを隠しているわけですね。
鳥やほかの生き物たち、相手の姿を自分と同じ種族と認識する能力、凄いなと思います。時に鏡に映った自身を攻撃したりもですが。
カラフルであることにどんなメリットがあるのか、よく分かっていないようです。
同じカモでもカルガモのように雌雄同色の鳥もたくさんいますから、なお分かりにくい。不思議な世界です。