今は野鳥にとって子育ての時期。巣を作って卵を産み、抱いて温めてヒナをかえし、餌を与えて育てる…、親鳥は大忙しです。
4月中旬のある都市公園で、巣穴を掘っているコゲラを見つけました。日本最小のキツツキですが、図鑑によると巣穴の直径は3cm、深さは15cm。小さなクチバシで、そんな大きな穴を開けるわけですね。
しばらく後に再び訪れると、巣穴からヒナが顔を出していました。親鳥が餌を運んでいるのを待っているのでしょうか。
水辺でも子育てが進んでいます。近くの川では、カルガモがヒナを連れて散歩していました。
よく見ると、7羽のうち一番大きいヒナが最後尾にいます。兄弟姉妹の中で警戒役を担っているんですね。
散歩の後、ヒナたちは草むらで遊びながら餌を採る練習を始めましたが、その横で母親は猫やカラスなど天敵が来ないか厳しい表情で警戒しています。
この川をフィールドにしているバードウォッチャーによると、数日前はヒナが8羽いたそうですから、1羽は犠牲になったわけです。
カルガモ親子を見ながら、母を思い浮かべました。個人的な話ですが、今年の1月に母が亡くなりました。遺品を整理すると、モノクロの古い写真がたくさん出てきました。幼い3人の子どもの横で若い母が笑っています。
散歩するカルガモは外見上は微笑ましいですが、母鳥の辛苦は大変なものでしょう。同じように、母も私たちを育てるのに必死だったろうな…。そんなことを思いながらカルガモ親子を眺めていました。
4月中旬のある都市公園で、巣穴を掘っているコゲラを見つけました。日本最小のキツツキですが、図鑑によると巣穴の直径は3cm、深さは15cm。小さなクチバシで、そんな大きな穴を開けるわけですね。
しばらく後に再び訪れると、巣穴からヒナが顔を出していました。親鳥が餌を運んでいるのを待っているのでしょうか。
水辺でも子育てが進んでいます。近くの川では、カルガモがヒナを連れて散歩していました。
よく見ると、7羽のうち一番大きいヒナが最後尾にいます。兄弟姉妹の中で警戒役を担っているんですね。
散歩の後、ヒナたちは草むらで遊びながら餌を採る練習を始めましたが、その横で母親は猫やカラスなど天敵が来ないか厳しい表情で警戒しています。
この川をフィールドにしているバードウォッチャーによると、数日前はヒナが8羽いたそうですから、1羽は犠牲になったわけです。
カルガモ親子を見ながら、母を思い浮かべました。個人的な話ですが、今年の1月に母が亡くなりました。遺品を整理すると、モノクロの古い写真がたくさん出てきました。幼い3人の子どもの横で若い母が笑っています。
散歩するカルガモは外見上は微笑ましいですが、母鳥の辛苦は大変なものでしょう。同じように、母も私たちを育てるのに必死だったろうな…。そんなことを思いながらカルガモ親子を眺めていました。
お母さまが亡くなられたのですね、大変でしたね。
私も父が死んだ後に残された品を見て生前には思いもしなかったことを思ったりもしました。
そして私の母は昨年から病気と闘っています。
息を引き取ったのが元旦で、3日が葬式というのがちょっと大変でした。死に目には会えませんでしたが、年末に一度見舞って、覚悟していたので、あきらめもつきました。
お母さんが闘病中とのこと。大変でしょうが、子どもの支えが一番の力になると思います。