70歳以上の人間は山に捨てる…。いわゆる「姥捨て山」を描いた『楢山節考』という映画があります。原作は深沢七郎、監督は社会派として知られる今村昌平。広島の原爆を描いた井伏鱒二原作の『黒い雨』も映画化しています。
そのクライマックス、緒形拳が母親(坂本スミ子)を遺棄するシーンには多数のカラスが登場します。今村監督はセリフも音楽も省き、多数のカラスを登場させることで壮絶感を高めています。
裏話になりますが、このカラスを集めるのにずいぶん苦労したようです。監督から「500羽以上のカラスを集めろ」と指示されたスタッフが最初に考えた捕獲方法は、ロケ地近くの谷にブタを臓物ごと捨て、集まったカラスを一網打尽にしようとという作戦。しかし、1羽も捕獲できず失敗。
次に考えたのが、フクロウを2羽置き、モビングに現れるカラスを網で捕まえようという作戦。1羽だけは捕獲できたものの、賢いカラスには通じなかったようで失敗。
3つ目の作戦は、1畳ほどの大きな黒い箱の中にオトリのカラスを1羽入れ、仲間を呼び寄せるという方法。これが成功し、新宿御苑や明治神宮などで多数のカラスを捕獲したそうです。
面白いことに、新宿御苑のカラスと明治神宮のカラスを同じ檻に入れておくと喧嘩するので、別々に保管したとのこと。
ヒッチコックの『鳥』にも多数のカラスが登場しますが、さすが映画の都ハリウッド、動物専門のプロダクションがカラスを調達したようです。
そのクライマックス、緒形拳が母親(坂本スミ子)を遺棄するシーンには多数のカラスが登場します。今村監督はセリフも音楽も省き、多数のカラスを登場させることで壮絶感を高めています。
裏話になりますが、このカラスを集めるのにずいぶん苦労したようです。監督から「500羽以上のカラスを集めろ」と指示されたスタッフが最初に考えた捕獲方法は、ロケ地近くの谷にブタを臓物ごと捨て、集まったカラスを一網打尽にしようとという作戦。しかし、1羽も捕獲できず失敗。
次に考えたのが、フクロウを2羽置き、モビングに現れるカラスを網で捕まえようという作戦。1羽だけは捕獲できたものの、賢いカラスには通じなかったようで失敗。
3つ目の作戦は、1畳ほどの大きな黒い箱の中にオトリのカラスを1羽入れ、仲間を呼び寄せるという方法。これが成功し、新宿御苑や明治神宮などで多数のカラスを捕獲したそうです。
面白いことに、新宿御苑のカラスと明治神宮のカラスを同じ檻に入れておくと喧嘩するので、別々に保管したとのこと。
ヒッチコックの『鳥』にも多数のカラスが登場しますが、さすが映画の都ハリウッド、動物専門のプロダクションがカラスを調達したようです。
そうですね~、いろいろ心配なことがありますが、なるようにしかならないですね。
当時なら既に捨てられる年齢ですが、捨てに行くものが居ないのが幸いしています。(爆笑)
昨日のテレビ、アイスランドの割れ目火山の巨大噴火による降灰が夏のヨーロッパ上空を覆って日光を遮り、冬はセーヌ川に氷が張って水害、作物が育たない、それがフランス革命の原因だと言うのです。常に飢えている状態というのは悲惨です。イエローストーンの巨大マグマ溜まりが噴火して、地球に太陽光が届かなくなる、寒冷期が起こる、絵空事ではないそうです。危うい偶然の上に生物が生きてるような、心配してもなるようにしかですが。