今年の5月頃『バードマン』という、バードウォッチャーには気になる映画が公開されました。その後、アカデミー賞の作品・監督・脚本・撮影の4部門を受賞したので見に行こうとしたのですが、野鳥が出てくる映画ではなさそうなのでやめました。
ただ、面白いのは『バットマン』に主演したマイケル・キートンが主演していること。コウモリ男が今度は鳥男を演じるわけです。
しかも、バードマンの役で栄光を手にした後落ち目になり、鳴かず飛ばずになった役者が再びバードマンで復活するという、マイケル・キートンにとっては自虐的なストーリー。ハリウッドの人間には楽屋落ちの面白さがあるのでしょう。
そうこうするうちに、今度は『バードピープル』という二番煎じのようなフランス映画が公開されました。こちらは主人公がスズメに変身するというストーリーなので、昨日、大阪の劇場で観てきました。ハリウッド映画のような娯楽作品ではなく、ちょっと考えさせられる内容でした。
パリ空港近くのホテルに滞在するアメリカのビジネスマンと、そのホテルで清掃係のアルバイトをする女子学生が主役。ビネスマンは仕事も家庭も嫌になって、そのホテルの部屋から会社に退職を妻に離婚を通告します。すべてを捨てて自由になるわけです。
一方、現在の自分にウンザリしている女子学生は、ある日突然スズメに変身して空を飛んだり、ホテルの中を飛び回るようになります。
簡単に言えば、自由の象徴としてスズメが登場するのですが、ハリウッド映画のように単純明快でないところがいかにもフランス映画。昔なら「実存主義的な映画」と評されるような作品でした。
出演するのはイエスズメなので日本のスズメと少し違いますが、アメリカで見たイエスズメとも違いました。亜種かな?
いずれにしても、「どうやって撮影したのだろう」と思うほどスズメが自然に演技します。監督がヒナにかえすところから育てたそうですが、メイキング映像を見たくなりました。
ただ、面白いのは『バットマン』に主演したマイケル・キートンが主演していること。コウモリ男が今度は鳥男を演じるわけです。
しかも、バードマンの役で栄光を手にした後落ち目になり、鳴かず飛ばずになった役者が再びバードマンで復活するという、マイケル・キートンにとっては自虐的なストーリー。ハリウッドの人間には楽屋落ちの面白さがあるのでしょう。
そうこうするうちに、今度は『バードピープル』という二番煎じのようなフランス映画が公開されました。こちらは主人公がスズメに変身するというストーリーなので、昨日、大阪の劇場で観てきました。ハリウッド映画のような娯楽作品ではなく、ちょっと考えさせられる内容でした。
パリ空港近くのホテルに滞在するアメリカのビジネスマンと、そのホテルで清掃係のアルバイトをする女子学生が主役。ビネスマンは仕事も家庭も嫌になって、そのホテルの部屋から会社に退職を妻に離婚を通告します。すべてを捨てて自由になるわけです。
一方、現在の自分にウンザリしている女子学生は、ある日突然スズメに変身して空を飛んだり、ホテルの中を飛び回るようになります。
簡単に言えば、自由の象徴としてスズメが登場するのですが、ハリウッド映画のように単純明快でないところがいかにもフランス映画。昔なら「実存主義的な映画」と評されるような作品でした。
出演するのはイエスズメなので日本のスズメと少し違いますが、アメリカで見たイエスズメとも違いました。亜種かな?
いずれにしても、「どうやって撮影したのだろう」と思うほどスズメが自然に演技します。監督がヒナにかえすところから育てたそうですが、メイキング映像を見たくなりました。
フランス映画やイタリア映画は、「ああ俺って映画観てるんだなあ」って思います。
まあ英米でもそういうのあるにはありますが。
「バードマン」は鳥とは関係なく面白そうだとは思います。
しかしこちらの映画は知りませんでした。
わざわざ大阪に行かれたということは、小さな映画館で上映されているのでしょうね、やはりというか。
スズメの動きは私も観てみたいと思いました、映画そのもの以上に。
京都でも上映予定なのですが、大阪の方が早かったのと、別の用事もあって大阪まで足を運びました。
最近は大手の映画館よりもミニシアターで観ることの方が多くなりました。ハリウッドの派手な映画や子どもだましの映画は「もうたくさん」という感じです。年齢でしょうか(笑)。