正月明けに宇治市内に珍しい鳥が現れて、ちょっとした騒ぎになりました。その主はタカサゴクロサギ。2016年11月に大阪府で観察されましたが、京都府では初記録。
場所は、私が以前住んでいたマンションの裏側にある池、というよりも湿地。ここには2009年にもノハラツグミという珍しい鳥(これも京都初記録)が現れて大騒ぎになったことがあります。
初認は1月7日のようです。同じ日に、私はガンカモ調査でこの池をチェックしたのですが、釣り人がいたこともあり、オオバンが数羽いただけなので双眼鏡でじっくりとは観察しませんでした。残念!
調べてみると、日本での正式な初記録は1981年5月4日、新潟県粟島。その後、南西諸島を中心に時々確認されていたようですが、本土の内陸部では1990年広島県の保護記録が初めてで、その後2006年11月に神奈川県の大山山麓で捕獲されています。
その際の報告書では、いくつかの亜種のうち、中国に分布しインドやマレーシアへ渡る習性を持つ亜種ではないかと推測されています。そして、次のように記しています。
「本種の生息環境は森林やマングローブ,そして低木が生い茂った環境で,近くに小川や止水域が常時保たれている場所とされている」。
この湿地には森林というほどの立木はありませんが、低木がまばらに生える芦原の中に不定形の淀んだ川があるという環境なので、タカサゴクロサギには居心地が良かったのでしょう。2週間ほど滞在したようです。
場所は、私が以前住んでいたマンションの裏側にある池、というよりも湿地。ここには2009年にもノハラツグミという珍しい鳥(これも京都初記録)が現れて大騒ぎになったことがあります。
初認は1月7日のようです。同じ日に、私はガンカモ調査でこの池をチェックしたのですが、釣り人がいたこともあり、オオバンが数羽いただけなので双眼鏡でじっくりとは観察しませんでした。残念!
調べてみると、日本での正式な初記録は1981年5月4日、新潟県粟島。その後、南西諸島を中心に時々確認されていたようですが、本土の内陸部では1990年広島県の保護記録が初めてで、その後2006年11月に神奈川県の大山山麓で捕獲されています。
その際の報告書では、いくつかの亜種のうち、中国に分布しインドやマレーシアへ渡る習性を持つ亜種ではないかと推測されています。そして、次のように記しています。
「本種の生息環境は森林やマングローブ,そして低木が生い茂った環境で,近くに小川や止水域が常時保たれている場所とされている」。
この湿地には森林というほどの立木はありませんが、低木がまばらに生える芦原の中に不定形の淀んだ川があるという環境なので、タカサゴクロサギには居心地が良かったのでしょう。2週間ほど滞在したようです。
タカサゴクロサギ、私はそのような種があることを知りませんでした。
きっとその場所は撮影者がたくさん来ているのでしょうね。
鳥は飛べるのでこのようなことがあるのが面白いところですね。
私が行ったときはまだ知られていなくて、フォトグラファーは3人ほどでしたが、その後は週末には数十人が集まったようです。
こういう迷行種はその後どうなるのでしょうね。もとの繁殖地や越冬地に戻れるのでしょうか。私はそれが気になります。