樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

残念Nikon

2017年04月13日 | 野鳥
1か月ほど前、双眼鏡で鳥を見ようとしたら左が曇っていました。「レンズが汚れているのかな?」と思って確かめると、対物レンズが外れています。
1年前、クリーニングのために大阪のニコンサービスセンターに持ち込み、その対応に感心して「さすがNikon」という記事をアップしましたが、1年後に再び大阪へ出向くことになりました。
担当者によると15,000円かかるとのこと。前回も同じ額でした。私には「クリーニング時の取り扱いが原因ではないか?」という疑問があったので納得できず、持ち帰りました。今回は「さすがNikon」ではなく、「残念Nikon」。
でも、双眼鏡がないと鳥人生が終わるので、新たに買うしかありません。いろいろ調べてコーワのSVシリーズにしました。前と同じ10×42が23,000円。貧乏なのでコストパフォーマンス優先です。



先日テストしたところ、前のがポロタイプ、今回のがダハタイプなので、手への収まりに違和感がありましたが、しばらくすれば慣れるでしょう。ありがたいのは完全防水。前は雨が降り出すとレンズカバーを付けたり、ジャケットの中にしまいましたが、これからは気にしなくていいようです。今はどのメーカーでもこのクラスは防水が標準装備なんですね。
コーワは面白い会社です。バードウオッチャーにとっては望遠鏡のトップメーカーで、そのブランド名「プロミナー」が鳥用望遠鏡の代名詞になっているほどですが、一般的には「キャベジンコーワ」「ウナコーワ」などの医薬品メーカーでしょう。さらに衣料品も手掛けていて、以前コーワのファッション事業の仕事をしたことがあります。
双眼鏡はこれで5台目。最初に買った2台はいわゆる“バッタもの”のいいかげんな代物でした。本格的に鳥を見始めて買った3台目がニコンのダハタイプ8×20。4台目がニコンのポロタイプ10×42。約15年楽しませてもらいました。
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2 コメント

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Unknown (guitarbird)
2017-04-16 11:32:34
こんにちわ
Nikonさんは良くも悪くもプライドが高いのですねきっと・・・
新しいの買われたということですが、私と同じNikonのではなくなったのがちょっぴり残念です(私のはまだ大丈夫です)。
私も次買うことがあればKowaの双眼鏡にしてみるかな。

プロミナーですね、私は最初それの意味を知らなくて、でも確かにどこの会社のものでも「プロミナー」と呼んでいる人は結構いますね。
フィールドスコープ私はNikonですが、買うときにKowaのとかなり迷いました。
でも決め手が何だったか覚えておらず、つまりどちらでもよかったわけで、今でも時々Kowaにしておけばよかったと思うことがあります(笑)。
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Nikonに対する (fagus06)
2017-04-17 08:11:41
信頼感がなくなったわけではないのですが、「何で対物レンズが外れるの?」という疑問があって、ちょっと納得できなかったです。
望遠鏡は私もNikonのスコープです。もう30年近く使っています。
Kowaにも一抹の不安があって、Nikonのようなサービスセンターがないので、壊れたりオーバーホールの時は販売店に持ち込まないといけないですね。ネットで買ったので敷居が高いです。
あと、私の鳥仲間の中に「プロミナーのボディの樹脂が溶けてドロドロになった」という人が2人います。そのクレームへのKowaの対応は悪かったそうです。
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