渡り鳥は何千キロも飛びます。最も飛行距離が長いのはキョクアジサシで、名前のとおり北極から南極まで渡ると言われています。もちろん、途中何カ所かで休憩しながら渡っていくのでしょう。
中には休憩なしで一気に渡る鳥もいます。2007年にアメリカのある研究機関が、アラスカで繁殖する数羽のオオソリハシシギに発信器を装着して人工衛星で追跡調査したところ、1羽のメスがニュージーランドまでの12,000kmを一気に渡ったそうです。
途中、水分や栄養分を補給した形跡はなく、ニュージーランドに到着したときは体重が半分以下に減っていたとのこと。これが鳥の無着陸飛行の最長記録だそうです。
12,000kmを一気に渡るオオソリハシシギ
渡りに要した時間は9日間。その間、休まず・飲まず・食わずで飛び続けたわけです。にわかには信じられませんが、それが自然の驚異ということなんでしょう。
飛行機でさえ9日間も飛び続けるのは不可能だろうと思って調べたら、1986年にアメリカのボイジャーという飛行機が無着陸・無給油で世界一周したという記録があります。航続距離は40,212km、要した時間は9日間と3分44秒。
距離は違いますが、航続時間が飛行機もオオソリハシシギも9日間というのが面白いですね。
中には休憩なしで一気に渡る鳥もいます。2007年にアメリカのある研究機関が、アラスカで繁殖する数羽のオオソリハシシギに発信器を装着して人工衛星で追跡調査したところ、1羽のメスがニュージーランドまでの12,000kmを一気に渡ったそうです。
途中、水分や栄養分を補給した形跡はなく、ニュージーランドに到着したときは体重が半分以下に減っていたとのこと。これが鳥の無着陸飛行の最長記録だそうです。
12,000kmを一気に渡るオオソリハシシギ
渡りに要した時間は9日間。その間、休まず・飲まず・食わずで飛び続けたわけです。にわかには信じられませんが、それが自然の驚異ということなんでしょう。
飛行機でさえ9日間も飛び続けるのは不可能だろうと思って調べたら、1986年にアメリカのボイジャーという飛行機が無着陸・無給油で世界一周したという記録があります。航続距離は40,212km、要した時間は9日間と3分44秒。
距離は違いますが、航続時間が飛行機もオオソリハシシギも9日間というのが面白いですね。
こういうことって昔から疑問に思っていた人がいたでしょうけど、今は衛星を使って分かるんですね。
標識調査でも途中飛び続けているかどうかまでは分からないですよね。
でも9日間も飛び続けたというのは、にわかには信じられない驚異ですね。
それに比べると津軽海峡や日本海はすぐですね(笑)。
9日間も人間は走り続けたり歩き続けることはできませんよね。それどころか、起きていられません。
オオソリハシシギの体内の仕組みはどうなっているんでしょう。不思議です。