アメリカのイエール大学の研究チームが、地球上にある樹木の本数を調べました。結果を先にお伝えすると、3兆4000億本。人口1人当たり422本だそうです。
同様の調査は過去にも行われていて、そのデータでは4000億本、1人当たり61本でした。衛星画像と森林面積の推定値からはじき出した数字だそうです。
ところが、イエール大学の研究チームは、衛星画像から木の密度を推定しただけでなく、地上40万カ所で実際の樹木の数をカウントしたとのこと。さらに、スーパーコンピュータを駆使して、南極大陸以外の地域の樹木の数を表した世界樹木地図を作成しました。
40万カ所もの地点を誰がどうやってモニタリング調査したのか興味がありますが、現在のところ最も正確な樹木調査のようです。
また、この研究チームによると、人間の文明が始まった頃に比べると、樹木は46%減っているとのこと。ということは、当初は25兆本もの樹木があったということになります。
さらに、この研究チームは「今のままでは150年後には樹木が半分に減る」と警告しています。
数字だけ並べられても実感が湧きませんが、樹木を大切にしないといけないということですね。
イエール大学の世界樹木地図はこちら
緑が濃いほど樹木が多く、黄色が濃いほど少ないことを示しています。
同様の調査は過去にも行われていて、そのデータでは4000億本、1人当たり61本でした。衛星画像と森林面積の推定値からはじき出した数字だそうです。
ところが、イエール大学の研究チームは、衛星画像から木の密度を推定しただけでなく、地上40万カ所で実際の樹木の数をカウントしたとのこと。さらに、スーパーコンピュータを駆使して、南極大陸以外の地域の樹木の数を表した世界樹木地図を作成しました。
40万カ所もの地点を誰がどうやってモニタリング調査したのか興味がありますが、現在のところ最も正確な樹木調査のようです。
また、この研究チームによると、人間の文明が始まった頃に比べると、樹木は46%減っているとのこと。ということは、当初は25兆本もの樹木があったということになります。
さらに、この研究チームは「今のままでは150年後には樹木が半分に減る」と警告しています。
数字だけ並べられても実感が湧きませんが、樹木を大切にしないといけないということですね。
イエール大学の世界樹木地図はこちら
緑が濃いほど樹木が多く、黄色が濃いほど少ないことを示しています。
地球上の樹木が10兆本ある、と言われても、「そんなものか」と思うでしょう。でも多い方が嬉しいです(笑)。
3兆強というのは思ったより少ないと思いました。
ただこれは感覚的なものというよりは数字としてのことで、兆の単位になると国家予算その他でニュースなどでよく接する数値だから、多いという感覚がマヒしているだけのような気もします。
実際のところ、兆なんて数字は、身の周りで数えたくても数えられないだろうし。
確かに、栃の森を歩いている私たちには1人当たり1000本以上の樹木がある感じですね。
使った画像も、ご想像どおり栃の森で撮影したものです。