バードウォッチャーにとってはタカの渡りが終れば秋も終わり。今は冬鳥の到来を待つ時期です。
宇治市と大津市の境にあるタカの観察ポイント・岩間山でも9月5日から始まった渡り調査が11月6日で終了しました。この2か月間、雨天を除いて毎日、調査メンバーが出向いてカウントしました。みなさま、お疲れさまでした。
今年はサシバ4,736羽、ハチクマ1,197羽、ノスリ2,214羽、その他ハイタカやハヤブサの仲間なども含めて8,889羽が渡っていきました。
私は9月に4回、10月下旬にはノスリの渡りを見るために参加しました。ノスリはのんびりしたタカで、マイペースでポツリポツリと渡っていきます。
ウィキペディアによると、「鷹狩に使えないため、役に立たない鷹として、奈良時代には『くそとび』と呼ばれた」そうです。猛禽らしくないタカなんですね。
子どもの頃、すばしっこい鼠年の兄と比べられて、牛年の私は「鈍くさい子」と言われていたので、そんな愚鈍なノスリに親近感を覚えます(笑)。
ノスリとは逆にすばやい飛行で渡っていくのがハイタカ。ノスリはのんびりしているのでカメラでも追いやすいですが、ハイタカは速いので動画に収めるのは大変です。
「私がノスリなら、兄はハイタカだな」と思いながら、天空を渡るタカを眺めていました。
この山では小鳥たちの渡りも観察できます。下はエゾビタキ。撮影したのは9月末です。
エゾビタキはシベリア南部~カムチャッカ半島あたりで繁殖し、日本を通過して東南アジアへ渡っていきます。サシバやハチクマは日本で繁殖して数千キロ離れた東南アジアへ向いますが、こんな小さな鳥がタカ以上に長い距離を飛んでいくわけです。健気だな。
「無事に渡れよ」と声を掛けてやりたいですね。
宇治市と大津市の境にあるタカの観察ポイント・岩間山でも9月5日から始まった渡り調査が11月6日で終了しました。この2か月間、雨天を除いて毎日、調査メンバーが出向いてカウントしました。みなさま、お疲れさまでした。
今年はサシバ4,736羽、ハチクマ1,197羽、ノスリ2,214羽、その他ハイタカやハヤブサの仲間なども含めて8,889羽が渡っていきました。
私は9月に4回、10月下旬にはノスリの渡りを見るために参加しました。ノスリはのんびりしたタカで、マイペースでポツリポツリと渡っていきます。
ウィキペディアによると、「鷹狩に使えないため、役に立たない鷹として、奈良時代には『くそとび』と呼ばれた」そうです。猛禽らしくないタカなんですね。
子どもの頃、すばしっこい鼠年の兄と比べられて、牛年の私は「鈍くさい子」と言われていたので、そんな愚鈍なノスリに親近感を覚えます(笑)。
ノスリとは逆にすばやい飛行で渡っていくのがハイタカ。ノスリはのんびりしているのでカメラでも追いやすいですが、ハイタカは速いので動画に収めるのは大変です。
「私がノスリなら、兄はハイタカだな」と思いながら、天空を渡るタカを眺めていました。
この山では小鳥たちの渡りも観察できます。下はエゾビタキ。撮影したのは9月末です。
エゾビタキはシベリア南部~カムチャッカ半島あたりで繁殖し、日本を通過して東南アジアへ渡っていきます。サシバやハチクマは日本で繁殖して数千キロ離れた東南アジアへ向いますが、こんな小さな鳥がタカ以上に長い距離を飛んでいくわけです。健気だな。
「無事に渡れよ」と声を掛けてやりたいですね。
サシバが多いんですね。
北海道には基本的には来ない鳥ですが、本州以南では割と見かける猛禽なのかなと思いました。
ノスリはこちら冬でも少し残っていますが(北から渡って来ているのかもですが)、確かにとろいですね。
こちらではトビの次によく見られる猛禽で、ああいたか、くらいの感じですが、内地から調査に来た人に、北海道の人はノスリを見ても喜ばないんですね、と言われたことがあります(笑)。
ノスリは飛んでいる姿を撮りやすい猛禽でもあります。
オオタカやハイタカは帆翔しない限りは追うのが難しいしあまり帆翔するのは見られないです。
ホークウォッチャーに人気が高いのは、やはりハチクマです。大きいし、雌雄・成幼で色や模様が違うからでしょうね。
ノスリはとろいでしょう?(笑)
そちらではトビ並みですか。こちらでは冬に時々見られる程度なので、探鳥会などで出現すれば参加者はざわつきます。