昨日、葛飾北斎の樽の絵を取り上げたので、樽つながりの話です。
酒樽とか醤油樽とは言いますが、酒桶とか醤油桶とは言いません。樽と桶は別物で、どう違うのかと言うと、板目の材を使うのが樽、柾目の材を使うのが桶。
(酒樽にはスギの板目の材が使われています。)
酒や醤油、味噌など液体が染み出したり蒸発すると困るものは、板目の材で作った樽に入れます。逆に、液体を貯蔵するのが目的でない場合は、湿気を吸収して蒸れにくい柾目の材で作った桶に入れます。寿司桶などがそうです。桶という言葉は使いませんが、昔のおひつもそうですね。
「じゃあ、お湯をはる風呂は、なんで桶なの?」と言うと、お湯は液体ですが、貯蔵が目的ではないのと、肌触りがいいので柾目の桶なんだそうです。
(わが家の寿司桶も柾目。材は多分サワラ。)
材料は、寿司桶やおひつはサワラ、日本酒の樽はスギ、ウィスキーの樽はオーク(=ナラ)。サントリーは今でもウィスキーの樽を内製していて、北米産のホワイトオークやスペイン産のコモンオークのほか、日本産のミズナラ(ジャパニーズオーク)も使うそうです。面白いことに、樽を締める帯鉄は20~30年で腐って切れてしまうのに、樽の木材は100年くらいもつそうです。
酒樽とか醤油樽とは言いますが、酒桶とか醤油桶とは言いません。樽と桶は別物で、どう違うのかと言うと、板目の材を使うのが樽、柾目の材を使うのが桶。
(酒樽にはスギの板目の材が使われています。)
酒や醤油、味噌など液体が染み出したり蒸発すると困るものは、板目の材で作った樽に入れます。逆に、液体を貯蔵するのが目的でない場合は、湿気を吸収して蒸れにくい柾目の材で作った桶に入れます。寿司桶などがそうです。桶という言葉は使いませんが、昔のおひつもそうですね。
「じゃあ、お湯をはる風呂は、なんで桶なの?」と言うと、お湯は液体ですが、貯蔵が目的ではないのと、肌触りがいいので柾目の桶なんだそうです。
(わが家の寿司桶も柾目。材は多分サワラ。)
材料は、寿司桶やおひつはサワラ、日本酒の樽はスギ、ウィスキーの樽はオーク(=ナラ)。サントリーは今でもウィスキーの樽を内製していて、北米産のホワイトオークやスペイン産のコモンオークのほか、日本産のミズナラ(ジャパニーズオーク)も使うそうです。面白いことに、樽を締める帯鉄は20~30年で腐って切れてしまうのに、樽の木材は100年くらいもつそうです。
これは、考えたこともないので、とっても勉強になりました。
ありがとうございます。
先日、蝶と蛾はどこが違うのかと話題になったのですが、
そういう微妙な違いって、いろいろありますよね。
ちなみに、蝶と蛾の違いは、どうやら
「この種類はこの科で、その科は蛾である」
ということでしか説明できないようでした・・
死人であっても、肌触りを考えて柾目の桶にしたのかなあ、とか、腐敗を防ぐ意味があったのかなあ、とか、いろいろ想像しています。
蝶と我の違いも、以前から疑問でした。guitarbirdさんのブログで一度書いてくださいよ。