10月初旬の連休、5カ月ぶりに栃の森に行ってきました。林内は実りの季節。さまざまな木の実が成っていました。
今年はクリが豊作のようで、地面にはいっぱいイガが落ちていました。人間が食べるのは大きな実が成る栽培品種ですが、森の中のクリはネズミやリスなど小型哺乳類が食べるようです。カケスやヤマガラなどドングリが好きな鳥も食べるかもしれません。
下はヤマボウシの実。これは人間も食べられます。食感はマンゴー、味はリンゴに似ていますが、細かい種がジャリジャリしてたくさん食べようとは思いません。叶内拓哉さんの『野鳥と木の実ハンドブック』によると、「鳥にとっては喜んで採食するほどおいしくはないようで、オナガやムクドリが少し食べる程度」だそうです。
ミズキの実も成っていました。図鑑には「赤い果軸と黒い実の2色効果で鳥を呼び寄せる」と書いてあって、地面にはすでに鳥が食べた後の果軸がいくつか落ちていました。叶内さんの図鑑によると「鳥が好んでよく食べる木の実のベスト5に入る種類」。
コースの途中、20羽ほどのアトリの群れが木の実をつついているのを発見しましたが、遠いので双眼鏡では樹種が特定できません。実の形やつき方から「ヤシャブシかな?」と思いましたが、帰宅後に画像を拡大して確認したところミズメのようです。
ヤシャブシはハンノキ属、ミズメはカバノキ属ですが、同じカバノキ科。属は違いますが、よく似た実をつけます。ミズメの実は堅果なので、アトリが食べているのは実というよりも種でしょう。そろそろ京都御苑にも来ているようですが、カエデ類の種を食べているようです。アトリは「渇き物」が好きなんですね。
今年はクリが豊作のようで、地面にはいっぱいイガが落ちていました。人間が食べるのは大きな実が成る栽培品種ですが、森の中のクリはネズミやリスなど小型哺乳類が食べるようです。カケスやヤマガラなどドングリが好きな鳥も食べるかもしれません。
下はヤマボウシの実。これは人間も食べられます。食感はマンゴー、味はリンゴに似ていますが、細かい種がジャリジャリしてたくさん食べようとは思いません。叶内拓哉さんの『野鳥と木の実ハンドブック』によると、「鳥にとっては喜んで採食するほどおいしくはないようで、オナガやムクドリが少し食べる程度」だそうです。
ミズキの実も成っていました。図鑑には「赤い果軸と黒い実の2色効果で鳥を呼び寄せる」と書いてあって、地面にはすでに鳥が食べた後の果軸がいくつか落ちていました。叶内さんの図鑑によると「鳥が好んでよく食べる木の実のベスト5に入る種類」。
コースの途中、20羽ほどのアトリの群れが木の実をつついているのを発見しましたが、遠いので双眼鏡では樹種が特定できません。実の形やつき方から「ヤシャブシかな?」と思いましたが、帰宅後に画像を拡大して確認したところミズメのようです。
ヤシャブシはハンノキ属、ミズメはカバノキ属ですが、同じカバノキ科。属は違いますが、よく似た実をつけます。ミズメの実は堅果なので、アトリが食べているのは実というよりも種でしょう。そろそろ京都御苑にも来ているようですが、カエデ類の種を食べているようです。アトリは「渇き物」が好きなんですね。
アトリこちら今のところ地元では見ていないですがルートが違うのかまだこれから来るのがいるかもしれません。
ミズキの実は今年1本の木で少ないながらもなったのですがすぐになくなったのは、鳥たちが早々に食べたのかなと思います。
こちらにある写真の状態でもっと実の写真を撮っておけばよかったと今にして思います(笑)。
ヤマボウシはこちら自生はしていないですが植栽があるので実を見つけたら試しに食べてみたいです。
京都市内の御苑にもすでに先発隊が到着しているようです。
ミズキはやっぱり鳥に人気なんでしょうね。
ヤマボウシはぜひ一度試食してみてください。