少し前になりますが、散歩コースの花寺でミツマタの花が満開でした。
この木は中国原産で、紙の材料として日本に移入されたようです。英名はOriental Paper Bush、「東洋の紙の低木」。和紙にはこのミツマタのほか、コウゾやガンピも使われています。
名前の通り枝が三本に分かれています
洋紙の耐用性が100年程度であるのに対し、和紙は1000年以上持つとか。実際に、正倉院に最古の和紙である戸籍が残っていて、そこには大宝2年(702)と記されているそうです。
長持ちする理由は繊維の長さ。洋紙の原料であるパルプの繊維は、針葉樹で平均2.2ミリ、広葉樹で1.02ミリ。一方、ミツマタの繊維は3.2ミリ、ガンピは5.0ミリ、コウゾは7.3ミリ。繊維が長いと絡む部分が多いので、それだけ強い紙になるそうです。
ちなみに、世界最古の紙は中国の甘粛省で出土した地図で、紀元前150年頃のものらしいです。その素材も多分ミツマタでしょう。東洋の紙は2000年以上の耐用性があるということですね。
日本の紙幣には和紙が使われていますが、それを印刷している国立印刷局の周囲にはミツマタが植えてあるそうです。
この木は中国原産で、紙の材料として日本に移入されたようです。英名はOriental Paper Bush、「東洋の紙の低木」。和紙にはこのミツマタのほか、コウゾやガンピも使われています。
名前の通り枝が三本に分かれています
洋紙の耐用性が100年程度であるのに対し、和紙は1000年以上持つとか。実際に、正倉院に最古の和紙である戸籍が残っていて、そこには大宝2年(702)と記されているそうです。
長持ちする理由は繊維の長さ。洋紙の原料であるパルプの繊維は、針葉樹で平均2.2ミリ、広葉樹で1.02ミリ。一方、ミツマタの繊維は3.2ミリ、ガンピは5.0ミリ、コウゾは7.3ミリ。繊維が長いと絡む部分が多いので、それだけ強い紙になるそうです。
ちなみに、世界最古の紙は中国の甘粛省で出土した地図で、紀元前150年頃のものらしいです。その素材も多分ミツマタでしょう。東洋の紙は2000年以上の耐用性があるということですね。
日本の紙幣には和紙が使われていますが、それを印刷している国立印刷局の周囲にはミツマタが植えてあるそうです。
「コウゾ・ミツマタ」として高校時代(中学だったかな)に教科書で覚えましたが、いまだ実物は見たことがありません。
写真を見る限りなんとなく香りが強そうだと思いました。
ちなみに私は野山でノリウツギを見ると同じ和紙関係の連想で「コウゾ・ミツマタ」と頭の中に浮かんできます(笑)。
こちらでは、ミツマタは庭園木として時々見かけます。コウゾは少し山奥へ入ると見られます。
ミツマタの花には確かに香りがあります。強いというほどではないですが、何かの花の香りに似ています。その何かが思い出せない(笑)。
大分県の両子時でミツマタをみました、とてもいい香りでした、隣の梅とミックスされていたのかもしれませんが。。。
さわやかで品のある香りでした。
そう言われれば、ミツマタの香りを思い出しました。私には水仙の花の香りに煮ているように思えました。
そちらのブログも拝見しました。美しい花の写真をたくさんアップされていますね。
私も時々、花の写真を掲載しますので、またご覧ください。