樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

病み上がりのシギチ観察

2015年09月10日 | 野鳥
長雨のせいでなかなか鳥見に行けません。しかも、4年ぶりに痛風の発作が出たため歩くことができず、1週間ほど家に閉じこもっていました。
先日、少し回復したのと晴れ間があったので、近くの干拓地に鳥見に出かけました。雨上がりと病み上がりのシギチ観察(笑)。
1カ月前にもご紹介しましたが、その続編です。前回、遠い距離に1羽だけ冬羽のムナグロがいましたが、今回は別の畑に9羽が群れていました。しかも、名前のとおり胸が黒い夏羽の個体。



同じく前回遠くてよく見えなかったツバメチドリも今回は至近距離で観察できました。この鳥には何度も遭遇していますが、こんなに近くでじっくり見られたのは初めて。



今回、新しく発見できたのはコアオアシシギ。この干拓地ではアオアシシギはよく見られますが、コアオアシシギは年に1羽程度。忙しそうに採餌しています。



そして、今年も“水辺の貴婦人”がいらっしゃいました。しかも、鮮やかな朱色の脚が印象的な成鳥。この干拓地では脚がピンク色の若鳥が多く、こんな美しい朱色のセイタカシギは珍しいです。



こういう出会いがあるので、病み上がりでも鳥見に行きたくなるのです。
コメント (6)
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