秋晴れの気持ちいい日、またまた近くの干拓地にシギ観察に出かけました。現地で会った顔なじみのフォトグラファーが「オグロシギが2羽いる」と教えてくれたので、その場所に行きましたが姿がありません。
その後、別のエリアの休耕田でオグロシギ1羽を発見。なぜかいつものように餌を採るでもなく、ほとんど動かずさかんに鳴いています。
普通、鳥が鳴くのは繁殖期のプロポーズやなわばり宣言ですが、この干拓地は繁殖地ではないので鳴きません。警戒するときも鳴きますが、私との距離は離れていて、これまで何度も撮影しましたが警戒されたことはありません。
アオアシシギは時々「キョウ、キョウ、キョウ」と鳴きますが、オグロシギの鳴き声は初めて。
「珍しいこともあるなぁ」と不思議に思っていましたが、翌日その理由が分かりました。2羽いたオグロシギの一方がオオタカに襲われて捕食されたようで、あるブログにその瞬間を撮影した写真がアップされていました。
逃げ延びた1羽と私が遭遇したのは、その約1時間後。このオクロシギは連れあいか仲間を突然失い、そのショックで鳴いていたのです。
繁殖や警戒のときだけでなく、鳥は悲しいときにも鳴く(泣く)のではないか。そんなセンチメンタルな想いが湧いてくるのは、シギの声に独特の哀愁があるからかもしれません。
その後、別のエリアの休耕田でオグロシギ1羽を発見。なぜかいつものように餌を採るでもなく、ほとんど動かずさかんに鳴いています。
普通、鳥が鳴くのは繁殖期のプロポーズやなわばり宣言ですが、この干拓地は繁殖地ではないので鳴きません。警戒するときも鳴きますが、私との距離は離れていて、これまで何度も撮影しましたが警戒されたことはありません。
アオアシシギは時々「キョウ、キョウ、キョウ」と鳴きますが、オグロシギの鳴き声は初めて。
「珍しいこともあるなぁ」と不思議に思っていましたが、翌日その理由が分かりました。2羽いたオグロシギの一方がオオタカに襲われて捕食されたようで、あるブログにその瞬間を撮影した写真がアップされていました。
逃げ延びた1羽と私が遭遇したのは、その約1時間後。このオクロシギは連れあいか仲間を突然失い、そのショックで鳴いていたのです。
繁殖や警戒のときだけでなく、鳥は悲しいときにも鳴く(泣く)のではないか。そんなセンチメンタルな想いが湧いてくるのは、シギの声に独特の哀愁があるからかもしれません。