大阪の百貨店で開催された仏像の展示販売会に行ってきました。と言っても、目的は仏像ではなく、客寄せに展示されている木彫りのガンダム。
今年の春、放送30周年を記念して東京のお台場に等身大(18m)のガンダムが建てられたそうで、40才前後の男性には懐かしいでしょう。木彫りのガンダムはその100分の1の20cmくらいですが、仏師がガンダムを彫ったというのが面白い。
(木彫りのガンダム)
版権をクリアするためにディテールも原作に忠実に仕上げたそうです。値段は意外に安く、50,400円。材はダンボク。初めて聞く名前なので調べたら、シベリアで産出されるポプラだとか。
会場には他にも懐かしいキャラクターが並んでいました。ゴジラやキングギドラは恐竜らしい皮膚や歯など細かい部分も丁寧に彫ってあります。
(精巧に彫られたゴジラ)
(彫るのが難しそうなキングギドラ)
ゴジラやキングギドラは記憶にありませんが、はっきりと映画を見た覚えがあるモスラも展示してありました。1961年に封切られたそうですから、約50年前。双子の歌手のザ・ピーナッツが小人に扮して「♪モスラ~や、ドンガッタ~」と意味不明の歌を歌っていましたっけ。
(モスラは蛹も彫ってあります)
この3怪獣はいずれもケヤキ材で、値段は315,000円。細工が細かい分、ガンダムよりも高いのでしょうね。
こういう懐かしいキャラクターを仏像と一緒に展示するのはなぜでしょう。多分、40代以上の人たちがそろそろ仏壇を作ってご先祖を祀る時期になったからではないでしょうか。仏師自身にとっても懐かしいモチーフだからかも知れません。
本来の展示目的の仏像も紹介しておきます。上の聖観音菩薩像はツゲ材で168,000円。怪獣より少し小さい程度ですが、値段は半分です。怪獣は手間がかかるのと版権代が含まれているからでしょうか。
今年の春、放送30周年を記念して東京のお台場に等身大(18m)のガンダムが建てられたそうで、40才前後の男性には懐かしいでしょう。木彫りのガンダムはその100分の1の20cmくらいですが、仏師がガンダムを彫ったというのが面白い。
(木彫りのガンダム)
版権をクリアするためにディテールも原作に忠実に仕上げたそうです。値段は意外に安く、50,400円。材はダンボク。初めて聞く名前なので調べたら、シベリアで産出されるポプラだとか。
会場には他にも懐かしいキャラクターが並んでいました。ゴジラやキングギドラは恐竜らしい皮膚や歯など細かい部分も丁寧に彫ってあります。
(精巧に彫られたゴジラ)
(彫るのが難しそうなキングギドラ)
ゴジラやキングギドラは記憶にありませんが、はっきりと映画を見た覚えがあるモスラも展示してありました。1961年に封切られたそうですから、約50年前。双子の歌手のザ・ピーナッツが小人に扮して「♪モスラ~や、ドンガッタ~」と意味不明の歌を歌っていましたっけ。
(モスラは蛹も彫ってあります)
この3怪獣はいずれもケヤキ材で、値段は315,000円。細工が細かい分、ガンダムよりも高いのでしょうね。
こういう懐かしいキャラクターを仏像と一緒に展示するのはなぜでしょう。多分、40代以上の人たちがそろそろ仏壇を作ってご先祖を祀る時期になったからではないでしょうか。仏師自身にとっても懐かしいモチーフだからかも知れません。
本来の展示目的の仏像も紹介しておきます。上の聖観音菩薩像はツゲ材で168,000円。怪獣より少し小さい程度ですが、値段は半分です。怪獣は手間がかかるのと版権代が含まれているからでしょうか。