樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

木のハガキ

2008年08月22日 | 木と文化
以前、「葉書」のルーツは木の葉で、字が書ける葉を持つタラヨウが郵便局の木に制定されているという話をご紹介しました。今回は木製のハガキ。
東急ハンズで売っていると聞いて、早速行ってきました。売り場には30種類くらいのハガキが並んでいて、聞いたことのない外国の樹種もあります。やはりブナが人気のようで品切れ。外国産の高級銘木は少し高価ですが、日本の樹種なら157円とか210円。私は木材標本として使うつもりで、ケヤキやトチ、イチイなど9種類買いました。

       

こうやって並べると、木の色もけっこうバラエティに富んでいますね。臭いもそれぞれ微妙に違って、私には嬉しいコレクションになりました。
で、「実際にハガキとして届くのだろうか?」とか「スタンプはどんなふうに押印されるのだろう?」と疑問になったので、自分宛に書中見舞いを書いて投函しました。

       
        (使ったのはサワグルミのハガキ。筆記具は水性マジック)

2~3日後、郵便受けに木のハガキが届きました。切手は50円ではなく、普通郵便になるので80円。どの樹種も規定の25gに仕上げてあります。郵便局にとっては迷惑かも知れませんが、こういう郵便物が出せるのは楽しいです。
ついでながら、最近発行された樹木の切手です。特に集めているわけではないですが、仕事用に時々記念切手を買うので樹木の図柄は残しています。

(左は「秀衡桜」、右は歌川広重の版画による松)
コメント (4)
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