前回に続いて、秋の「栃の森」レポート。
10月は初旬と先日の2回訪れましたが、いずれも、いろんな木の実やキノコが観察できました。私はキノコの知識は全くないので、同行のメンバーに教えてもらいながら観察しています。
木の実には人間や動物が食べられるものと有毒のものがあります。キノコも多くは樹木が育む恵みで、食べられるものと有毒のものがあります。そんな共通点に気づいたので、木の実とキノコをまとめて記事にしました。

木の実の最初はサワフタギ。山の中の川(沢)をふさぐように繁茂するのでこの名があります。青い色がきれいでしょ? 別名ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)。毒があるわけじゃなくて、昔この木で牛の鼻輪を作ったのでそんな恐ろしい名前がついたようです。

次はマユミ。昔、木を弓に使ったのでこう呼ばれています。人間が食べても味はないとのことですが、鳥には美味しい樹とそうでない樹があるらしく、集まる樹は決まっているようです。人間の世界で言えば、行列のできるラーメン屋みたいなもの?

次はミズキ。この実は鳥が大好きで、以前ご紹介した『野鳥と木の実のハンドブック』によると、鳥が好きな木の実ベスト5にランクされるそうです。実は黒紫ですが、それを支える枝はサンゴのような赤です。

(新しい熊の爪痕を発見。樹種はミズキ)
ミズキは鳥だけじゃなく熊にも好まれていて、この森では爪痕がこの樹に集中しています。以前から「なぜミズキに?」と疑問でしたが、ミズキの内皮はキャベツのような匂いがするそうで、多分樹液が甘いのでしょう。
イタヤカエデにも爪痕がありますが、この樹は前回ご紹介したようにシロップが採取できるほど甘い樹液が出ます。ハチミツなど甘いものが大好きな熊が樹液を舐めるために引っ掻いている、というのが私の推論です。

次はキノコ。まずニガクリタケ。きれいな黄色ですが、猛毒で死亡例もあるとのこと。苦いのでこの名前がついたのですが、命名者は一旦は口に入れているわけですよね。お~怖っ!

次はクチベニタケ。真ん中に赤い色がついているのでこの名があります。世界的には珍しいキノコで、外人の研究者が見ると感激するそうです。有毒かどうか知りませんが、食べないようです。

次は、スッポンの首と頭みたいな形なのでスッポンタケ。臭いやネバネバがあるそうですが、それを洗い落とせば食べられるそうです。私はパスします。

(ブナハリタケの裏側。表は真っ白です)
最後はブナハリタケ。ブナやミズナラの倒木に生え、写真のように裏側が針状になっているのでこの名前。鍋物などに入れて食べるそうで、匂いをかいだら上品ないい香りでした。これなら私も食べられそうです。
ほかにもたくさんキノコがありましたが、長くなるのでこのへんで。
10月は初旬と先日の2回訪れましたが、いずれも、いろんな木の実やキノコが観察できました。私はキノコの知識は全くないので、同行のメンバーに教えてもらいながら観察しています。
木の実には人間や動物が食べられるものと有毒のものがあります。キノコも多くは樹木が育む恵みで、食べられるものと有毒のものがあります。そんな共通点に気づいたので、木の実とキノコをまとめて記事にしました。

木の実の最初はサワフタギ。山の中の川(沢)をふさぐように繁茂するのでこの名があります。青い色がきれいでしょ? 別名ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)。毒があるわけじゃなくて、昔この木で牛の鼻輪を作ったのでそんな恐ろしい名前がついたようです。

次はマユミ。昔、木を弓に使ったのでこう呼ばれています。人間が食べても味はないとのことですが、鳥には美味しい樹とそうでない樹があるらしく、集まる樹は決まっているようです。人間の世界で言えば、行列のできるラーメン屋みたいなもの?

次はミズキ。この実は鳥が大好きで、以前ご紹介した『野鳥と木の実のハンドブック』によると、鳥が好きな木の実ベスト5にランクされるそうです。実は黒紫ですが、それを支える枝はサンゴのような赤です。

(新しい熊の爪痕を発見。樹種はミズキ)
ミズキは鳥だけじゃなく熊にも好まれていて、この森では爪痕がこの樹に集中しています。以前から「なぜミズキに?」と疑問でしたが、ミズキの内皮はキャベツのような匂いがするそうで、多分樹液が甘いのでしょう。
イタヤカエデにも爪痕がありますが、この樹は前回ご紹介したようにシロップが採取できるほど甘い樹液が出ます。ハチミツなど甘いものが大好きな熊が樹液を舐めるために引っ掻いている、というのが私の推論です。

次はキノコ。まずニガクリタケ。きれいな黄色ですが、猛毒で死亡例もあるとのこと。苦いのでこの名前がついたのですが、命名者は一旦は口に入れているわけですよね。お~怖っ!

次はクチベニタケ。真ん中に赤い色がついているのでこの名があります。世界的には珍しいキノコで、外人の研究者が見ると感激するそうです。有毒かどうか知りませんが、食べないようです。

次は、スッポンの首と頭みたいな形なのでスッポンタケ。臭いやネバネバがあるそうですが、それを洗い落とせば食べられるそうです。私はパスします。

(ブナハリタケの裏側。表は真っ白です)
最後はブナハリタケ。ブナやミズナラの倒木に生え、写真のように裏側が針状になっているのでこの名前。鍋物などに入れて食べるそうで、匂いをかいだら上品ないい香りでした。これなら私も食べられそうです。
ほかにもたくさんキノコがありましたが、長くなるのでこのへんで。