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樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

アーモンドフェスティバル

2009年03月25日 | 木と飲食
知人から情報をいただいて、アーモンドフェスティバルを見に神戸まで行ってきました。東洋ナッツ食品という会社が、敷地内に植えたアーモンドが開花する時期に、一般市民を招いてひと足早い花見を楽しんでもらおうという催しです。
「小規模なイベントだろう」とナメていましたが、何の何の、最寄駅から7台のシャトルバスが運行するほどの人気で、現地に着くとものすごい人。シートを広げてお昼を食べる家族、物販コーナーに並ぶ人、写真を撮る人…、おそらく神戸では有名なお花見イベントなんでしょう。

       

アーモンドはバラ科サクラ属なので、花はサクラにそっくり。敷地内には地植えや鉢植えなどたくさんのアーモンドがあり、白やピンクの花を咲かせていました。

       

このイベントは自然発生的に生まれたようです。30年前にカリフォルニアの取引先からアーモンドの苗木をプレゼントされたのがきっかけ。試行錯誤しながら植樹して3年目に花が咲き、社員がお花見しながらお昼を食べていると、「ここの桜はなぜこんなに早く咲くの?」と通りがかりの市民が加わり、いっしょに花見を楽しんだそうです。
それが口コミで広がって徐々に人が増え、ついに1986年に第1回アーモンドフェスティバルを開催。その後、神戸大震災、翌年の社長の死、翌々年の大株主の倒産など試練を乗り越えて、1998年4年ぶりに再開し今年で21回目を迎えます。

       
      (お土産にもらった鉢植え用の種と即売で買ったミックスナッツ)

この会社のホームページには、次のように書いてあります。「ナッツの業界で仕事をしていても、その花がどんな花かを知らずに一生を終える人もいます。しかし、私たちは日々身近にアーモンドの成長を感じながら仕事を続けております」。何となく、この会社の社風がうかがえますね。
昼食にと期待していた「お花見ナッツ弁当」は売り切れ、アーモンドコロッケは長蛇の列で1時間待ち。並んでまで食べたい方ではないのですぐにあきらめて、アーモンドの天かす入りのきつねうどんをいただきました。

       
        (アーモンドペーストが練り込まれた香ばしい天かす入り)

ナッツ類は大好きで、特にアーモンドはビールのおつまみやチョコレートでお世話になっていましたが、その花を見るのは初めてでした。
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バージンオイル

2009年02月23日 | 木と飲食
みなさんの台所にもオリーブオイルがありますよね。ラベルにはEXTRA VIRGIN OILと書いてあるはずです。このEXTRA VIRGINを、私は勝手に「一番絞り」というような意味に解釈していましたが、どうも違うようです。

             
              (わが家のEXTRA VIRGIN OIL)

前回ご紹介した『木々の恵み』には、次のようなことが書いてありました。
古代ギリシアの都市国家アテネが建国される際、自分の名前を国名にしてもらうために、知恵の女神アテナはオリーブの樹を、海の神ポセイドンは馬をお祝いに贈りました。神々は迷った末に、オリーブは平和の象徴、馬は戦争の象徴なので、女神の提案を取り入れて国の名前をアテネとしました。
その後、アテネはオリーブ油などの産業によって経済的に繁栄。アテナは処女神と呼ばれていたため、この女神にちなんでオリーブ油をバージンオイルと呼ぶようになった、という話です。
バージン=一番絞りではなく、バージン=女神アテナ=オリーブという関係なんですね。

       
            (わが家の庭のオリーブ。実は成りません)

ボスコのホームページを見ると、オリーブオイルには「エキストラバージン」「バージン」「オーディナリーバージン」の3種類があり、これは官能検査と酸度による区別であって、一番絞り、二番絞り…という区別ではないようです。
『木々の恵み』にはもう一つ面白いことが書いてありました。古代ローマでは、オリーブオイルを運ぶために水路を使ったそうです。水路にオリーブオイルを流せば油は水に浮くので、目的地で水面の油を掬い取ればいいわけです。頭いい~!
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森は海の恋人

2009年02月13日 | 木と飲食
遠く離れた森と海、もっと具体的に言えば木と魚は密接に結びついています。
20年前、気仙沼の漁民が「海と山はつながっている」という直感から上流の山に植林しました。牡蠣養殖業者が中心になって、岩手県室根山に約40種、5万本の落葉広葉樹を植えたところ、気仙沼は豊かな海に蘇ったそうです。
その漁民の直感は徐々に科学的に裏付けられ、現在では「森里海連鎖学」という学問領域があるそうです。いろんな研究が行われていますが、その一つがブナとヒラメ。
富山湾の上流にブナ林があり、その腐葉土から溶け出した窒素やリン、鉄分が海に流れ込む→植物プランクトンが食べる→動物プランクトン(アミ類)が食べる→ヒラメの稚魚が食べるという食物連鎖が成立しているそうです。その研究者によるとブナとヒラメの関係は明らかだとか。

       
         (そう言えば、ブナの葉の形はヒラメに似ているなぁ)

もう一つは、北海道での落ち葉とカレイの研究。ある川が森の落ち葉を運ぶ→河口付近に落ち葉が堆積する→その落ち葉を小さなエビが食べる→そのエビをカレイが食べるという連鎖ができているそうです。
つまり、私たちが口にするヒラメやカレイは、木の葉が育てているわけです。魚だけでなく、牡蠣や帆立などの貝類、ワカメや昆布など海草も森つまり樹木によって育てられているそうです。

       
      (このカレイが「山カレイ」と呼ばれているのはそのせいかな?)

気仙沼の漁民が始めた植林運動のキャッチフレーズは「森は海の恋人」。コピーライターとして評価すればイマイチですが、遠い存在である木と魚が実はつながっているということは伝わりますね。
「森は海の恋人」運動のwebサイトはこちら
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アボカド

2009年01月09日 | 木と飲食
以前、久御山町のサザンカをご紹介しましたが、その取材時に職員の方が「こっちにアボカドの樹がありますよ」と教えてくれました。
「え~、アボカドって南国の樹じゃないの? 日本で育つの?」と疑問になりながら案内された樹を見ると、確かに実が成っています。私も時々食べますが、樹を見るのは初めて。しげしげと観察させていただきました。

       
              (アボカドの樹に実が成っていました)

帰って調べてみると、アボカドは中南米原産のクスノキ科の樹木で、私たちが食べているのはほとんどがメキシコからの輸入もの。特に熱帯植物というわけでもないようで、日本で観葉植物や路地植えとして育てている人もいるらしいです。

       
                    (アボカドの樹)

「森のバター」と言われるほど脂肪分が多いのですが、不飽和脂肪酸なのでコレステロールの心配はないそうです(ヨカッタ!)。わが家では刺身のようにわさび醤油につけて食べます。誰が考えたか知りませんが、不思議に合いますね。

       
              (これもメキシコ産。おいしかった!)

アボカドがクスノキの仲間と知って散歩コースのクスノキを注意して見てみると、こちらも冬が完熟期。ヒヨドリやツグミが群がって啄ばんでいます。地面にもいっぱい落ちています。
「どんな味だろう?」と気になって、数粒口に入れてみました。少し青臭いというか、ほのかに樟脳の臭いがします。まずくて食べられないというほどではありませんが、飲み込まずに吐き出しました。
アボカドと違って果肉が少なく、ほとんど皮と種でしたが、小鳥には貴重な冬の食糧なのでしょう。メキシコでも自生のアボカドを鳥が食べるのかな?

       
               (クスノキの実。この後、実食)

久御山町では落ちたアボカドの実を毎年2月のイベントで町民にプレゼントするそうです。私は町民じゃないですが、知らん顔してもらってこようかな。
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古老柿

2009年01月05日 | 木と飲食
あけましておめでとうございます。
新年を迎えてデザインを一新しました。名前も「樹々日記」が検索しにくいようなので「樹樹日記」と改めました。記事内容は変わりませんので、本年もよろしくおつきあいください。
さて、元旦はいつもどおり大福茶(梅干入りのお茶)を飲んでお雑煮(白味噌仕立て)をいただき、干し柿を食べました。今年は古老柿(ころがき)です。

       
           (左が古老柿。右の富有柿よりもかなり小さい)

宇治市の隣にある宇治田原町の名産で、普通の柿よりも小粒の「鶴の子」という品種の実を使います。しかも、他の干し柿のように吊るさず、柿屋という建屋で干して作ります。
この柿屋は宇治田原の冬の風物詩で、各地からカメラマン&ウーマンが撮影に訪れるようです。近くに住んでいながら実際に見たことがなかったので、私も12月中旬に行ってきました。

       
                (柿屋は晩秋~冬の風物誌)

柿屋は11月中旬になると宇治田原町のあちこちの田んぼに建てられます。柱や棚を組み立て、屋根はワラ葺き。農家の人の話では、ブルーシートのようなものでは風にあおられて柿屋が倒れるそうで、「やっぱりワラ葺きでないとダメだ」とか。
また、ただ干すだけでなく、毎日手で揉んだり、引っくり返したりしないとおいしい古老柿にはならないそうです。私が訪ねた柿屋では、年間の生産量が9万個。すごい数ですね。
宇治田原町はお茶の産地でもあり、お茶の栽培が終わると古老柿の生産が始まります。昔ながらの柿渋を作る農家も1~2軒残っています。

       
        (ムシロの上で干されている古老柿。おいしそうでしょう?)

柿屋で見た干し柿があまりにもおいしそうだったので、帰りに直売所で一袋購入。生の柿も干し柿も大好きなので、元旦まで待てずにいくつかつまみ喰いしてしまいました。
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モミジの天ぷら

2008年12月05日 | 木と飲食
地元に見所がたくさんあるので、京都の人がモミジ見物のために他府県に出かけることは少ないでしょう。大阪の箕面(みのお)はモミジとその天ぷらで有名ですが、私も行ったことがありません。
ただ、以前から「一度はモミジの天ぷらを食べたい」と思っていたので、先日、仕事の合間にちょこっと出かけてきました。

       
               (モミジの天ぷら。90g入り400円)

阪急の箕面駅を降りると、もう紅葉のピークは過ぎたというのに、平日にもかかわらず大勢の観光客が歩いていました。沿道には、土産物とモミジの天ぷらを扱うお店が何軒も並んでいます。
私も一袋買って、早速いただきました。味は、甘さを抑えたカリン糖、といった感じ。小麦粉と砂糖とゴマを混ぜた衣をモミジの葉につけて菜種油で揚げたもので、おかずではなくあくまでもお菓子。

       
                (黄色いモミジに衣をつける)

材料のモミジは私たちがよく見るイロハモミジではなく、食べやすいように葉柄(軸)を軟らかく改良した「一行寺」という食用の品種だそうです。店のおばちゃんに聞くと、「組合が山で栽培してるんや」。
しかも、1年前に黄色く色づいた葉を収集し、水洗いした後、塩漬けして寝かせるのだそうです。なので、紅葉シーズンだけでなく1年中販売しています。
コシアブラの若葉を天ぷらにして食べるのは全国的ですが、モミジを天ぷらにするところは少ないのではないでしょうか。

       
                  (菜種油で揚げる)

そう言えば先日、あるテレビ番組で脇役専門の俳優・岡本信人がシュロの葉を天ぷらにして食べていました。「けっこうおいしい」って言ってましたよ。岡本さんは趣味の植物ウォチングが高じて、食べられる野草を探す『道草を喰う』という本も出しています。

       
         (モミジの形を残して揚げるのが腕の見せ所らしい)

まぁ、天ぷらにすればたいていの葉っぱは食べられるでしょうし、モミジの天ぷらも葉の味はなくてほとんど衣を食べているようなもんでした。考えてみると、天ぷらって食材を選ばない最も汎用性の高い調理方法ですね。
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花のお茶

2008年11月26日 | 木と飲食
先日、NHKのローカル番組で滋賀県の茶どころ朝宮の製茶組合が、お茶の花を使った新しい商品を開発している話題を取り上げていました。茶葉とお茶の花を7:3の割合で煎れると、ハーブティーのような香りのあるお茶が飲めるというのです。
私も試してみようと、お茶の花を摘みに行ってきました。近くの宇治橋には観光用に茶の木が植えてあって、ちょうど今が開花時期。人目もはばからず、10個ほど花泥棒しました。

       
                     (お茶の花)

テレビで紹介されたとおりに煎れて飲んでみたところ、ほのかに花の香りがします。お茶はツバキの仲間ですから、香りも似ていると言えば似ている。味は、いつもより少~し甘みがあるかな?という感じ。
ご存知かも知れませんが、実は花を使ったお茶はコカ・コーラから発売されています。その名も「茶花(ちゃか)」。武将姿のキム兄がはちきれそうな腹で留め具を飛ばして大騒ぎ、というテレビCMで宣伝しているペットボトルのお茶です。

       
             (花を入れてもお茶の色には変化なし)

お茶の花に含まれているカテキンやサポニン、フラボノイドが脂肪吸収を抑制し、コレステロール値を整えるそうですが、コカ・コーラは公然とは言わず「毎日のウェイトサポートに」とか「健康緑茶」とだけ表現していす。
私も広告業界で同じ仕事をしているので分りますが、健康系の商品は表現が微妙です。「効果がある」とか「痩せる」と書けば薬事法違反。「茶花」の表現はぎりぎりのところでしょう。
いずれにしても、メタボの境界線をウロウロしているオジサン(私も含めて)には気になるお茶です。

       
            (宇治橋のお茶の花とコカ・コーラの「茶花」)

茶畑では、樹勢を葉に集中させるために花はすべて摘み取るとか。その花を捨てずに活用して、メタボが気になる中高年に売り込もうというのが朝宮製茶組合の魂胆のようです。該当する方はどうぞお試しください。私はまた宇治橋で花泥棒してきますから…。
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森の牧場

2008年11月21日 | 木と飲食
牛は草食性ですから、牧場は草原にあります。ところが、森の中で牛を飼って、草はもちろん木の葉も食べさせている牧場が故郷の丹後にあるというので、帰省の際に行ってきました。
実家から山を2つ越えた京丹後市弥栄町にある「森林ノ牧場」。ここでは、放置された雑木林を活用して、森林酪農という方法で乳製品を生産しています。

       
           (牛たちが、秋の陽差しを浴びながらのんびり…)

牛が草木の葉を食べて排泄する→草木の肥料になる、牛が歩き回る→下草刈りや地ごしらえと同じ効果が得られる、そして人間には乳製品が供給される。人間と森と牛の共生関係の中で酪農を営むというエコロジカルなコンセプトがあるようです。
飼っているのは約10頭のジャージー種。牧場の横には「森林ノ工房」があり、牛乳やアイスクリーム、ソフトクリームを製造・販売しています。私はソフトクリームと牛乳をいただきました。

       

牛乳を飲んでみると、いつものと比べるとサラッとした口当たりで、ほのかな甘みがありました。輸入飼料やポストハーベスト飼料を一切使わず、低温殺菌というこだわりの製法なので、500mlで630円とスーパーの牛乳よりかなり割高です。面白いのは、季節によって牛が食べる草木が変わるので、牛乳の味も少し変化するとか。

       
               (工場とお店がある「森林ノ工房」)

この工房にも特徴があって、稲わらを圧縮したブロックを積み上げて、その上に土を塗る「ストローベイル」という方法で建てられています。地元の農家や小学生がボランティアで稲の刈り取りや乾燥、圧縮を手伝ったそうです。ストローベイル・ハウスは、確かwoodyowakuさんも一時研究しておられましたね。

       
        (ガラス窓から壁の中のワラが見られようになっています)

話を聞くと、牛はスギやヒノキなどの針葉樹やツバキの葉は食べないそうですが、それ以外の木の葉は食べるそうです。針葉樹というくらいだから、やっぱり舌に刺さって痛いのでしょうか。また、ツバキのような分厚い葉っぱは、さすがの牛も消化しないのでしょうか。それにしても、牛が木の葉を食べることはまったく知りませんでした。
森林ノ牧場のサイトはこちら
なお、24日(月)は栃の森に出かけているので、ブログはお休みします。
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木の子

2008年10月29日 | 木と飲食
10月第2週に予定していた栃の森ツアーには急な仕事で参加できなかったのですが、先週末、約4ヵ月ぶりに大好きな森に入ってきました。
当日はあいにくの雨。鳥もあまり期待できないし、紅葉にも少し早かったものの、キノコがたくさん出ていました。私はキノコの知識はゼロですが、同行のキノコ博士に名前や食べられるか否かを教えてもらいながら歩きました。

       
         (紅葉はまだ2割程度。赤く染まったハウチワカエデ)

マツ茸、シイ茸、エノキ茸など木の名前が付いているし、「木の子」と言うくらいだから樹木に生えるものと思い込んでいましたが、土から生えてくるキノコもあるんですね。今までもこの森で土から顔を出しているキノコを何度も見ていましたが、恥ずかしながら木の根から生えていると思っていました。

       
              (土から生えるキノコ、その名もツチグリ)
       
       (卵の殻から首を出しているようなスッポンタケも土のキノコ)

珍しく、ナメコがたくさん出ていました。ナメコは当地の名物で、いろんな加工食品が販売されています。キシメジというキノコも顔を出していました。葉っぱの下に隠れていて発見しにくいキノコだそうですが、林道の斜面にあったので見つけちゃいました。

       
               (ミズナラに生えているナメコ)
       
              (キシメジ。これも食べられるそうです)

変な形のキノコもあります。カニの爪みたいな形のサンコタケ。三鈷(さんこ)という仏具に由来するそうです。その場では嗅ぎませんでしたが、強い臭いがあるとか。一方、いい匂いのキノコもありました。画像はないですが、ブナハリタケという白いキノコは化粧品のようないい匂いがしました。

       
               (カニの爪みたいなサンコタケ)

樹木もそうですが、キノコもよく似た種類があって同定が難しいようです。博士にも分らないキノコがいくつかありました。同定できたのは34種類。
一方、本来の目的である鳥は28種類。バード&ツリーウォッチングを忘れて、マッシュルームウォッチングを楽しんだ1日でした。
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まな板

2008年10月27日 | 木と飲食
先日寄ってきた大阪の「森林の市」でまな板を2枚買いました。1枚はホオノキ製の普通サイズ、もう1枚はヒノキ製の果物用。どちらも端材にカンナをかけただけのシンプルなもので、2枚で1000円でした。

       
                   (ホオノキのまな板)

みなさんの台所にあるまな板は、おそらくヒノキかサワラでしょう。最近はプラスチックも増えてきましたが、日本では昔からヒノキやサワラをまな板に使っていて、特に高級懐石料理店や寿司屋さんは尾州檜(びしゅうひのき)、つまり木曾ヒノキを使っているとか。
ところが、鰻屋さんはホオノキのまな板を使うそうです。上の写真もそうですが、緑色がかっているので、鰻をさばくときに血の赤がよく目立つというのがその理由。もう一つは、関西では「目打ち」と言って千枚通しのような金具で鰻をまな板に固定するため、金具を抜いた後に自然に穴が埋まるホオノキがいいとのこと。柔らかくて、弾力性があるということでしょう。

       
           (果物用のヒノキのまな板。いい匂いがします)

そのほか、和菓子屋さんは干菓子を打ちつけられるように硬いサクラのまな板、お餅屋さんはヤナギやトチノキのまな板を使うそうです。中華料理のまな板はイチョウ。日本のような板状ではなく、輪切りにしたものを使っています。
私の実家は小料理屋で、現在は兄が継いでいますが、何故かプラスチック製のまな板を使っています。私も幼い頃から店の調理場で見ていたせいか料理が得意です。和食が中心ですが、妻によくリクエストされるのはクリームシチュー。もちろんインスタントじゃなく、ホワイトソースから作ります。まな板が新しくなったので、新メニューに挑戦しようかな。
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